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0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 小学校中級 小学校上級 中学〜 作者別

★は個人的なお勧め度です

小学校上級
ノンフィクション ⇒ 歴史 ⇒ 伝記・人物 ⇒ 史実・戦争 ⇒ 世界・日本 ⇒ その他・生き方など ⇒ エッセイ・詩・古典・落語他 ⇒ 民話・昔話・神話他 ⇒ 美術 ⇒ 科学・自然・宇宙 ⇒ 算数 ⇒ 他 の順です。
一般(物語)は こちらです ⇒ 一般
小学高学年では伝記などを進んで読ませるとよいとか。尊敬できる人、目指せる人のいる小学高学年であって欲しいからだそうです。
本の題名の前の■は5年生(以下)向き、□は6年生(以上)向きです。

○ノンフィクション
くもんのノンフィクション児童文学
アホウドリが復活する日―絶滅を宣言された鳥の保護につくした人びと
蛾ってゆかいな昆虫だ! 142p
白神山地―8000年の「生命」をたずねて
ブラジルの大地に生きて―「日系移民の母」渡辺トミ・マルガリーダの生涯

フレーベル館ジュニア・ノンフィクション
@やんちゃ子グマがやってきた!―森からのメッセージ
Aひめちゃんとふたりのおかあさん―人間に育てられた子ゾウ 132p・・・愛媛の動物園で日本で初めて人工飼育で育てられた子ゾウ、ひめちゃんの話。文字は大きめで読みやすいけれど、内容は小学上級向けかな、と。
Bペンギン、長崎の海を飛ぶ! あんずゆき文・・・長崎ペンギン水族館の話。2012年作品。
約束しよう、キリンのリンリン―いのちを守るハズバンダリー・トレーニング

ポプラ・ノンフィクション(小学中級〜)
□K星になったチロ―犬の天文台長 (ポプラポケット文庫) (小学上級) 藤井旭 221p・・・1969年生まれの犬、チロの話だから、かなり古いです。1984年作品。同じ年にオープンした白河天文観測所(2014年閉鎖)や、そこで天文台長となった愛犬チロの話。古いけれど、個人的には、犬と星と著者の暮らしが素敵で、面白く読めました。※続編「チロと星空」「チロの星まつり」
他 @ゾウさんの遺言 亀井一成 Aボスザルへの道 B小さないのちの歌 ダウン症とたたかった少年 Cたべものがほしい アフリカからのメッセージ Dぼくは戦争をみた まんが少年の日中戦争体験 Eカメラはなにを見たか 国をおわれた子どもたち Fチンパンジー神ちゃんの日記 亀井一成 Gおらの三味線いのちの音だ Hやったぞ!ぼくらの卒業論文 Iようやるよ!ゴリラ先生 Jほんとはネいじめっ子じゃないよ 25なくなキリンの六と甲 亀井一成 31すてイヌシェパードの涙 34ガンバレ!盲目のイヌ太郎 40夏服の少女たち 45きっと明日は 江崎雪子 53先生のわすれられないピアノ 55ごめんね、お母さん 57カバの茶目子のおねがい 亀井一成 59森田さんのおもしろ天気予報 森田正光 60成田先生のおもしろゴミ授業

ポプラ社ノンフィクション
@わたし、獣医になります!
■Aオランウータンのジプシー ★ 143p・・・3歳の頃、東南アジアの熱帯から日本の多摩動物園にやってきたオランウータン、今でも人気者のジプシーのことを、飼育員が語っている。愛すべきキャラで、とっても可愛いのが伝わって来る! そして「ぞうの森とポテトチップス」(小学中級欄)で知ったのと同じ熱帯雨林の現状が胸に痛い・・・。ただのオランウータンの話かと思いきや、愛すべき生き物のこと、飼育員という仕事のことなど興味深く読め、面白かった。
Eマルガレーテ・シュタイフ物語 磯みゆき 148p
K一生懸命: 相撲が教えてくれたこと 貴乃花
他 Bアンソニー、君がいるから Cクララ、いっしょに走ろう 障がいをもった、白いシェルティー 今西乃子文 Dワールドカップで見た南アフリカ体験記 Fぼくはアニマルトレーナー Gスティーブ・ジョブス H負けない! クルム伊達公子 Iオリンピック ヒーローたちの物語 Jホッキョクグマの赤ちゃんを育てる Lいのちのヴァイオリン Mホッキョクグマが教えてくれたこと Nぼくらの街にキリンがやってくる Oメッシ P戦争がなかったら Qワールドカップ 伝説を生んだヒーローたち  Rネルソン・マンデラ Sクリスティアーノ・ロナウド 21ネイマール 22高崎山のベンツ 23さくら猫と生きる 殺処分をなくすためにできること 今西乃子文 24バロテッリ

ポプラ社いきいきノンフィクション 全30冊
■@ありがとう!!犬のロクとナナ―アヒルのガーコの恩がえし 142p・・・1993年作品で少々古くはある。捨て犬だったロクとナナ、ネコに襲われて片方の翼をなくしたアヒルのガーコ、両親と小学生の女の子、という家族のお話で、素敵。犬はもちろんだけれど、アヒルも可愛いのだなあ、と思わされる。
□L夢をくれた盲導犬―ミントといっしょに生きる ・・・1995年発行。病気で失明し、盲導犬を得た人の本。失明するということ、盲導犬を実際使うということが書かれている。盲導犬を実際使う人の言葉は初めてだったので、とても貴重に思えた。塩屋賢一さん(日本で最初の盲導犬チャンピィを育てた人)も出てきて、塩屋さんについての本も読みたくなった。
M大震災!!イヌ、ネコを救え―車イスで救援活動 ・・・阪神大震災の時、大阪でできたばかりだった福祉団体「あいのカエル」の車椅子の代表が迷っている犬猫を目にし、専門外だけれどやらずにはいられずに犬猫救援を始める。その体験談。世の中に様々な考えの様々な人がいる、って大事なことなんだな、と思わされました。※この本には書かれていませんが、この方はペットの服屋やホストクラブを経営するも自己破産、その後立ち上げたあいのカエルも、お金を持ち逃げされて解散・・・という方のようです。
他 Aさくらがさいた! 2000本の桜をうえたバスの車掌さん 木暮正夫・山中冬児 B900回のありがとう 筋萎縮症とたたかう少年と先生の記録 綾野まさる文 Cタヌキはぼくのたからもの タヌキ博士ばかしあいの20年 D母さん、ぼくに光をください 津軽三味線にかけた盲目の少年の夢 Eありがとう!!ヒグマの母さん 亀井一成文 Fとべ!翼竜号 模型飛行機ひとすじに生命をかける男 Gサルが山からおりてきた 屋久島のサルと人間のチエくらべ Hおばちゃん泣いて笑ってシャッターをきる 戦争とダムにうばわれた70年の人生 Iまけるなしんちゃん 阪神大震災の子どもたち 東海林のり子文  Jぼくは母さんの涙をみた 十五歳の修行僧 K鬼太鼓座が走る ぼくの青春、アメリカ1万5千キロ N世界のお母さんマザー・テレサ O先生のピアノが歌った P犬はなぜ足をあげてオシッコをするのか Qハラスよ!!ありがとう Rアイガモ家族 S 21海は死なない 22ゴリラを描きたくて 23ぼく、目が見えなくても富士山を撮る 24父の過去を旅して 25めざせ!イヌの訓練士  26ペットはぼくの家族 27ぼく、とうふやの営業部長です 28悪魔の兵器・地雷 29動物園は心の学校 30ごめんね、傷ついた鳥たちよ

PHPノンフィクション
おもちの大研究―日本人とおもちのおいしい関係 (小学中級〜) 131p
広島お好み焼物語―ふしぎな食べものが生まれたのはなぜ?

PHPこころのノンフィクション
27折り鶴の子どもたち―原爆症とたたかった佐々木禎子と級友たち 那須正幹
@ばらの心は海をわたって Aさいはての荒野へ B天使はひそやかに C夏のダイヤモンド D愛をつたえた青い目の医者 Eはるかなる鉄路 F大陸にかけた友情の橋 G思い出はみず色の故郷に H美しき旋律のために I星空のバイオリン J友情の「二人五脚」 K孤島に日はのぼる Lわが子 昭和新山 M仙人の孤児とともに N海の牧場を夢みて Oことばの海へ雲にのって P北の大地に生きる Q近代建築のパイオニア R翼よ青空にまいあがれ Sねがいは水あめの詩に 21みどりの大地はわが心 22平和と自由の理想に燃えて 23少女たちの明治維新 24友情は戦火をこえて 25メインポールの旗のもとに 26燃えろ あかつきの星 28朝やけのランナー 29志摩の海にかけた夢 30愛の天使をゆめにみて 31未来をもとめてひたむきに 32すすめ、太陽をあびて 33大きな夢をタイヤにのせて
「ゾウをころさないで」他

イワサキ・ノンフィクション
米が育てたオオクワガタ 214p
Aばあちゃんの笑顔をわすれない 介護を仕事にえらんだ青年 今西乃子文 G命のバトンタッチ 障がいを負った犬・未来 今西乃子文 Oしあわせのバトンタッチ 今西乃子文

学研のノンフィクション(小学中級〜)
マザー・テレサへの旅―ボランティアってだれのため? 134p・・・1997年作品。何度かインドに行くうちに、ボランティアとしてマザー・テレサの施設で3週間働き、マザー・テレサにも会った体験を描いている。今はどうか分からないけれど、当時のインドの様子がよく分かる。
■*目の見えない犬ダン 大西伝一郎文・・・小学校の教科書にも載ったらしい、目の見えない捨て犬ダンの話。犬は飼えないことになっている団地で、子どもたちの熱意で買われることになり、次第にいろんな人々に知られることになって善意が広がっていく。その広がりの部分がちょっとだけ偽善の匂いがして好きではないのだけれど・・・。
盲導犬不合格物語 沢田俊子・・・盲導犬には合わないとして、訓練するも盲導犬にはなれなかった犬たちの話が色々。本にするほどでもないような・・・。新聞のコラム欄で読みたいような内容。
「カンボジアに心の井戸を」「目標にいどむ青春」「アフリカゾウ56頭移動大作戦」「サッカー日本代表物語」
⇒「戦争ノンフィクション」「ヒューマンノンフィクション」「動物感動ノンフィクション」(下記)

戦争ノンフィクション 学研のノンフィクション
犬やねこが消えた―戦争で命をうばわれた動物たちの物語 井上こみち文 119p・・・「犬の消えた日」を書いた作者が、その証拠を求める話。戦争時、防寒コートの毛皮をとるためなどに軍に徴用された犬や猫のこと。
□*氷の海を追ってきたクロ 井上こみち文 123p・・・シベリア抑留の話。ひどい状況下で、野球とか犬とかがどんなに人を元気にしてくれるかを感じさせられる。クロは抑留されていた日本人たちがラーゲリ(収容所)で飼っていた犬。
左手がなくてもぼくは負けない! ★ 115p・・・地雷のこと、カンボジアのこと(ポル・ポト、貧困など)が述べられている。CMC(カンボジア地雷撤去キャンペーン)のことなども。知っておいたほうがいいことの一つだと思う。しかし日本の子とカンボジアの子との対比(与えるものと与えられるものという図式が固定化されている感じ)が、これでいいのかと思うほど寒々感じられて、そこがいまいち。

ヒューマンノンフィクション 学研のノンフィクション
あきらめないこと、それが冒険だ―エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険! ★★ 野口健 119p・・・こういう大人を知ることこそ、小学上級には大事なことじゃないかと思う。落ちこぼれだった野口さん、素敵な父親、考えながら行動すること、ゴミを拾うこと。大人の私でも、この父親のようになりたいと思い、次からは山でゴミを見つけたら拾って帰ろうと思った。
折り紙でたくさんの笑顔を ・・・盲目の「折り紙大使」加瀬三郎物語。大正生まれで、小5の時に視力を無くし、けれどその後、著者であるカメラマンとともに世界各地に赴き、「折り紙大使」と呼ばれた方らしい。いろんな国のこどもたちを笑顔にしてきた記録。ちょっと地味。
ヤマネのすむ森―湊先生のヤマネと自然研究記
よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師 原田正純 ・・・
「犬と人をつなぐ」「聖者と旅した商人」「リヤカーマン 歩いて世界4万キロ冒険記」「七頭の盲導犬と歩んできた道 日本初の女性盲導犬ユーザー戸井美智子物語」(沢田俊子)「松井秀喜 あきらめない心 夢の頂点へ」

感動ノンフィクションシリーズ
第1期
黒い虹よ、七色に―今も阪神淡路大震災とたたかう遺児たち 今関信子・菊池恭子・・・阪神大震災の遺児たちと関わるあしなが育英会、レインボーハウスの紹介本のような感じ。
ぼくの夢は学校へ行くこと―バングラデシュ 紅茶畑の軒下教室から ★ 今西乃子文・・・2002年作品。バングラデシュの紅茶農園へ、教育支援のNGOから先生として行った記録。教育を受けず、貧しく暮らす人々の「夢を描く」ということさえ夢物語の暮らし。そこから抜け出すには教育しかないという考えが述べられています。2002年の作品で今はどうなのか分からないけれど、こういう現実、けれど前に進もうとする人々の希望、とかを教えられます。
ケイコを海へ帰したい―世界でいちばん長い旅をしたオルカ
「聴導犬ものがたり 捨て犬みかんとポチ」 「フントの車いす屋さん もう一度、走るよろこびを犬たちに」(今西乃子)
第2期
「いのちの森を守る ハンセン病の差別とたたかった平沢保治」(木暮正夫) 「チャチャはぼくのパートナー 自閉症児に光を運んでくれたセラピー犬」(今西乃子) 「今日もどこかでスペシャルオリンピック 知的発達障害児たちの世界的なスポーツ活動」(植村二郎・かみやしん) 「三河のエジソン 障害を克服する自助具の発明家加藤源重」(今関信子)
第3期
**あなたの声がききたい―聴覚障害の両親に育てられて ★ 岸川悦子・岡本順 128p・・・手話のできる看護士さんの生い立ちの本。聴覚障害者の両親に育てられた寂しさや、代わりに得たもののことなどが描かれている。感動。
車いすのカーくん、海にもぐる―障害者ダイビングの世界 丘修三文
とべ!人工尾びれのイルカ「フジ」―世界初のプロジェクトに挑戦した人びと
「不自由な手でだきしめて 母になった高崎山のサルサヤカ」 「ぼくの「生きる力」 院内学級から小学校へ 直紀新聞とどけます」(あんずゆき)
第4期
ぼくらが作った「いじめ」の映画―「いじめ」を演じて知った本当の友情 ★ 今関信子文・・・小6の子たちが中心になって、学校のクラブ活動で「いじめ」の映画を作る話です。映画を作って本当の友情を?と、最初は題名を見てもよく分からなかったのだけれど、読んでいると、分かってきました。いじめの世界に入り込んで、演技の中でとはいえ「いじめ」を体験していく子どもたち・・・。心動かされる話でした。
第5期
ホスピタルクラウン・Kちゃんが行く―笑って病気をぶっとばせ! あんずゆき文・・・小児病棟を巡回し、子どもたちに笑顔、子どもらしさをもたらすボランティア、ホスピタル・クラウンの話。ホスピタルクラウンKちゃんと、子どもたちとの話。
「どんどんいけいけゆうき号! 階段さえあれば、侑希さんは川にいけます」(あんずゆき) 「往診は馬にのって 淡路島をかけめぐる獣医師・山崎博道」(井上こみち) 「ぼく、歌舞伎やるんだ! こども歌舞伎に挑戦した、ふつうの小学生の一年」

「おさかなポスト」が教えてくれること―多摩川の生態系を守る山崎充哲
希望の筆 ダウン症の書家・金澤翔子物語 丘修三文・・・モモ子ちゃんという女の子からみた翔子さん。ダウン症のこと、ダウン症を持つ家庭のこと、ダウン症の人の心についてが主に描かれている。
ジョン・ギャスライト 木のぼりにかけた人生
ホタルがすきになった日―都会にホタルを取りもどした阿部宣男

ノンフィクション知られざる世界
アイスマン―5000年前からきた男 87p
犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない★ 今西乃子文・・・愛媛県動物愛護センターの話。酷くて、ページをめくるのも辛くなりそう。けれど不幸な命を増やしてはいけない、そのことをきちんと知るためにとてもいい本だと思う。灰にされる命、身勝手な人間、センターの取り組み、人々の意識が変わってきたことなどが描かれている。2009年刊行。
インフルエンザ感染爆発―見えざる敵=ウイルスに挑む
奇跡のプレイボール―元兵士たちの日米野球
心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師 〜思い出が動きだす日〜 今西乃子文
シマが基地になった日―沖縄伊江島二度めの戦争
ジュゴンはなぜ死ななければならなかったのか
大望遠鏡「すばる」誕生物語―星空にかけた夢
ドッグ・シェルター―犬と少年たちの再出航(たびだち) 今西乃子文・・・
虫の目で狙う奇跡の一枚―昆虫写真家の挑戦
他 「クジラ 大海をめぐる巨人を追って」「犬たちがくれた音 聴導犬誕生物語」「救助犬ベア 9.11ニューヨーク グラウンド・ゼロの記憶」「最後のトキ ニッポニア・ニッポン」「ベトナムの子どもの家 ストリートチルドレンと生きる日本人」「トパーズの日記」「

ノンフィクション未知へのとびらシリーズ
飛行機の大研究
「スズメの大研究」「カラスの大研究」「イルカの大研究」「お化粧大研究」「しあわせ配達犬ミルク」「植物は考える生き物!?」「使いきりカメラで遊ぼう」「タイムマシンは本当にできるの?」

シリーズ・未来へのつばさ
@ぼくたちの生きる理由―ホスピス病棟405号室 今西乃子文
Bちかい家族とおい家族 今西乃子文 230p

ノンフィクション・生きるチカラ(小学中級〜)
Dまぼろしの大陸へ 白瀬中尉南極探検物語
F私は海人写真家 古谷千佳子 (小学上級〜)
*H名犬チロリ〜日本初のセラピードッグになった捨て犬の物語 ★・・・子犬と一緒に捨てられていた雑種犬のチロリ。保健所から助け出され、日本で初めてのセラピードッグに。勝気なチロリが好きになって、最後、ガンで死んでしまうところでは泣かずにいられない・・・。
□Kやさしさをください 傷ついた心を癒すアニマル・セラピー農場 大塚敦子・・・虐待やネグレクトにあって傷ついた子どもたちが、同じように人から傷つけられた動物たちの世話をすることをとおして心の回復をはかる、そんな「わすれな草農場」にやってきた子どもたちのノンフィクション。人がどんなに人を傷つけられるか、けれどどんなに優しくもできるかが感じられる。
P光と音のない世界で 盲ろうの東大教授・福島智物語
I捨て犬・未来 命のメッセージ 東日本大震災・犬たちが避難した学校 今西乃子文 Q捨て犬・未来と捨てネコ・未来 今西乃子文 R捨て犬・未来、命の約束 今西乃子文
100グラムのいのち ペットを殺処分から救う奇跡の手

あかねノンフィクション
車いすからこんにちは ★ 127p・・・少し古いシリーズでしょうか。これは1997年出版。読書感想文全国コンクール課題図書。脳性麻痺のため車椅子に乗っている男性のノンフィクションです。かつての日本の障害者の扱い、障害があって暮らすということ、障害があってもそれがなんだ、ということなどについて教えられます。小5くらいで読むと、人生観まで変わりそう。少し古くてもお勧めです。字もやや大きめ。
「犬の南平、ぼくの助手」「おーい、コンペートー」「テンはロッジのお客さん」「飛びたてシマフクロウ」「南極からのファックス」「手にことばをのせて」「スズメが手にのった!」「森へ帰ったラッちゃん」「笑顔の明日にむかって」「ふるさとはヤギの島に」「カメレオンに会いたい」

わたしのノンフィクション 偕成社のノンフィクション・・・古いシリーズ。「鶴になったおじさん」だけは読んで欲しいかな。
お母さん、笑顔をありがとう!―白血病とたたかった少女真木の記録 ・・・とっても古い。1990年に13歳で白血病で亡くなった女の子と、骨髄バンク運動の話。骨髄バンク設立のきっかけになった少女の死かな・・・。
母さんのじん臓をあげる!
J*鶴になったおじさん ★★・・・釧路市丹頂鶴自然公園園長である著者が自らの事を語る。1988年作品だけれど、ぜひ読んで欲しいくらい面白い。著者のとぼけた味、面白み、仕事や生活を工夫していくと、こんなに楽しんだな、と思わされる感じ、とてもいい。そして丹頂鶴の人工孵化と人工飼育のことも興味深い。どんな限られた環境下でないと孵化しないかに驚き、人間のせいでこんなに環境が変わってしまって、卵の孵化の時点でもうダメな生き物もいっぱいいるだろうな、と・・・。丹頂鶴の可愛さにもびっくり。読書感想文課題図書だったらしく、素晴らしい選考! 
D走れ!車いすの犬「花子」 ・・・ ※P車いすの犬「花子」とその仲間たち
28ぼくたちは池田先生をわすれない―筋ジスとたたかいながら塾をつづけた池田浩己さんの記録 ・・・4歳で筋ジスにかかり、20歳くらいまでの命と言われた男性の記録。当たり前に生きられないことの無念さなどが伝わって来る。31歳で亡くなるまで。
「さようなら!子牛のモグタン」「ありがとう!山のガイド犬平治」

ドキュメンタル童話シリーズ ハート出版・・・かなり古いシリーズのよう。
「いのちのひまわり」「カカポ」
関朝之:
いのちのバトンリレー―肝臓移植を乗り越えた少女と白血病の少年の物語 159p・・・ジャンボ鶴田基金の話。文字は大きめなのだけれど、書き方が下手なのか(失礼)、読みにくく、話に引き込まれない。かなり古いし・・・。
綾野まさる
「いのちのあさがお」「マザー・テレサ」

ドキュメンタル童話シリーズ 犬編(小学中級〜) ハート出版 =ドキュメンタル童話・犬シリーズ・・・もう少々古すぎるかもしれないシリーズです。文字が大きくて、小学中級でも。
実験犬シロのねがい―捨てないで!傷つけないで!殺さないで! 井上夕香・葉祥明・・・1990年、保健所から実験動物用に払い下げられ、実験に使われてぼろぼろになった1歳のシロという犬が助け出され、大問題に。動物実験への払い下げが廃止になっていくきっかけになったそうです。これはその実験犬シロの物語。あまりにもむごいです。後半、シロが出会った人間の優しさに救われます(が、シロは2歳くらいで亡くなりました)。
「犯人を追え!フォルカー号 おちこぼれ警察犬物語」「おてんば盲導犬モア 君のことはぜったい忘れないよ!」「名優犬トリス」「5000キロを旅した犬ボビー」「女王犬アレックの夢」「赤ちゃん盲導犬コメット」
関朝之:
瞬間接着剤で目をふさがれた犬 純平―心に傷つけられたのに、いまは人の心を救う! ・・・平成8年に新聞報道などで有名になった「接着剤で目をふさがれた捨て犬」のその後。ちょっと古すぎ。日本がどんなにペット後進国かはよく分かる本。
桑原崇寿:
3本足のタロー―なぜ、ボク捨てられたの? ・・・犬にとっての辛い世間、けれどその中にいる真の愛犬家たち・・・のお話。1997年作品で、古い部分もあるかもしれないし、犬の現実が酷すぎる部分、本当?と思わされる部分などもあるけれど、好きな子は好きだろう。ノンフィクションというより童話。
身障犬ギブのおくりもの―生きる力をありがとう! ・・・前脚に障害を持って生まれたラブラドールレトリーバーのギブの話。う〜ん・・・。
聴導犬捨て犬コータ―あなたの「耳」になりたい! ・・・聴導犬になった雑種のコータの物語。1998年作品で、ちょっと古すぎるかも・・・。
「捨て犬ポンタの遠い道 ある野良犬の勇気と希望の実話」「実験犬ラッキー」「盲導犬チャンピィ 日本初の盲導犬を育てた塩屋賢一ものがたり」
綾野まさる
帰ってきたジロー
帰ってきたジローもうひとつの旅―みんなに愛された奇跡の柴犬 159p・・・帰ってきたジローのその他のエピソード。入れられる話を全部入れてみたような印象。長生きして、痴呆もでてきて死んでいったジローが痛々しい。
郵便犬ポチの一生―吹雪にきえた郵便屋さん ・・・大正時代の北海道の郵便局長の犬ポチの話。電報を配達する帰途、吹雪で遭難死した局長の死体のそばで吠え続け、新聞にも載ったらしい。当時の郵便局のことなども分かるかな。古い話で、昔の北海道や郵便に興味のある人はどうぞという感じ。
「ありがとう!介助犬ブルース 日本初の介助犬と暮らした千葉れい子物語」「奇跡の犬タマ公」「ほんとうのハチ公物語」
郡司ななえ:
「こんにちは!盲導犬ベルナ」「がんばれ!盲導犬ベルナ」「さようなら!盲導犬ベルナ」

動物感動ノンフィクション 学研のノンフィクション
クマを追え! ブレット 軽井沢クマ対策犬ものがたり 128p・・・人里にクマがやって来ないように軽井沢でクマ追いをしている犬のブレッドの話。他にも熊が人里にやって来ないための対策のこと。「感動ノンフィクション」というほどでもないかな・・・。語りもいまいち。2012年刊行。イラストは素敵。
野鳥も、ネコもすくいたい! ・・・東洋のガラパゴスと呼ばれる小笠原諸島。そこに暮らす野鳥たちが激減し始め、原因はノラネコに襲われたためと判明。野鳥を救うためノラネコたちをどうするかの取り組み。2011年作品。
他 「サクラ」「生きるんだ!ラッキー」「引退犬 命の物語 命あるかぎり輝きつづけた盲導犬たち」(沢田俊子)「命の重さはみな同じ みなしご犬たちの物語」(沢田俊子)

人間と動物・愛のシリーズ 絶版
大五郎は天使のはねをつけた ★(小学中級〜) 126p・・・淡路島モンキーセンターで仮死状態にあった四肢切断の障害を持つ奇形猿が保護され、もうすぐ死ぬだろうと言われていたのを家に連れ帰ったカメラマン。これは、その妻の日記形式の手記。寝たきりの小さな猿が「大五郎」と名付けられ、やがて自分から転がって移動し、立ち上がることさえするようになり、家族たちと心を通じ合わせる。1977年から1979年にかけての話で、公害、副作用のひどい解熱剤、妻に任せきり(に思える・・・)の夫など、かなり古さを感じる部分はある。けれど涙せずにはいられない・・・。小学生ならなおさらだろう・・・。※「ありがとう大五郎」などもあり
わたしは盲導犬訓練士
「ぼくとキキのアフリカ・サファリ」「麻薬探知犬シェリー」「世界でいちばんゴリラのブルブル」「白鳥の帰る湖」「あべくらさんの動物病院」「さよならピーコ」「ボス猿バンゾウと仲間たち」「ひげ先生と森の動物たち」
⇒「生きるんだポンちゃん」(8歳欄)

森の獣医さんの動物日記(小学中級〜) 竹田津実文
@家族になったすずめのチュン・・・ヒナの時に入院し、そのせいですずめとしての社会化が全くされなかったスズメのチュンについて、いちいち詳しく述べられている。これは読むほどでもないかも。
A子ぎつねヘレンがのこしたもの (偕成社文庫) ・・・聴覚も嗅覚も視覚もない子ぎつねのヘレンの記録。まどろっこしい部分もあるけれど、感動的。
写真記 野生動物診療所★★ 126p・・・とても優しい。そして人間がどんなに自然に悪影響を及ぼしているかが分かる。北海道で森の獣医さんをしてきた(患者は野生動物)著者による、いろんな患者たちの話を写真入りで。大人でも感じるものがかなりある。小学4〜6年生にも読んで欲しい。

ドキュメント・ユニバーサルデザイン
旅の夢かなえます―だれもがどこへでも行ける旅行をつくる 177p
「伴走者たち」「一人ひとりのまちづくり」「五感の力でバリアをこえる」「もっと伝えたい」

井上夕香の本
空飛ぶ車いす―心がつながるおくりもの (ノンフィクション童話)(小学中級〜) 157p・・・日本で破棄処分される車椅子を、ボランティアの力でアジアの国々に届けようという運動「空飛ぶ車いす」について。2008年作品。ボランティアの人々、国をまたぐ心・・・についてのお話。
星空のシロ 葉祥明絵・・・1歳になる前に動物実験に使われたシロという名の犬の絵本。詩の絵本のように仕上げられている。
ホームヘルパー犬ミルキー ・・・介護犬にはなれなかった犬たちを、代わりにホームヘルパー犬として世に送り出す運動を始めた女性と、日本で初めてのホームヘルパー犬ミルキーの話。ちょっと余計な話も盛り込みすぎているかな・・・。犬を飼う身としては、ミルキーが8歳でアレルギーで腸が腫れ上がって突然激しい下痢をし、死んでしまったもっと詳しい理由を知りたい・・・。
⇒「実験犬シロのねがい」(上記・ドキュメンタル童話)


命をつなげ!ドクターヘリ 日本医科大学千葉北総病院より (講談社青い鳥文庫)
帰ってきたナチ―紀州犬 愛の物語 (学研の新・創作シリーズ) 95p・・・戦後すぐの時代、戦争で亡くなった息子の代わりのように、猟犬として育てた紀州犬のナチ。けれどもらわれていき、老犬となって帰ってくるまで。
カネト―炎のアイヌ魂 (ひくまのノンフィクション) 197p
がんばっぺ!アクアマリンふくしま―東日本大震災から立ちなおった水族館
救出―日本・トルコ友情のドラマ (人と“こころ”のシリーズ) 小暮正夫
草刈り十字軍―足立原貫先生と,わかものたち (いきいき人間ノンフィクション)
クラウディアのいのり (絵本のおもちゃばこ) 村尾靖子・小林豊 35p・・・大人向けノンフィクションの本も出されていて、それの絵本版がこれ。演歌みたいな話に思える・・・。
氷の海とアザラシのランプ―カールーク号北極探検記 千葉茂樹訳・・・氷の中に閉じ込められたカールーク号の絵本。いまいちよく分からなかった・・・。
ごたっ子の田んぼ 西村豊・・・小5の生徒たちが学校教育の一環として、自分たちでもち米を作る様子をおった写真絵本。もち米を作る、それだけの体験でも大きく変わっていく子どもたちの様子が伝わって来る。米作りのたいへんさも少し分かる。
コンチキ号漂流記 (偕成社文庫) 280p
新版 死の川とたたかう (偕成社文庫)
少年王ツタンカーメン―わたしが歩いた古代エジプトへの道 (大日本ジュニア・ノンフィクション) たかしよいち
すべての犬に里親を! 阪神・淡路大震災 1556頭の物語 今西乃子文
草原の風になりたい―義足で草原を駈ける少年の物語 (イワサキ・ライブラリー)
種まく子供たち―小児ガンを体験した七人の物語
ツリークライミングはぼくの夢
どうぶつたちへのレクイエム 127p・・・殺処分された犬猫たちの写真集。小学生たちの感想文が痛い・・・。
トキよ未来へはばたけ―ニッポニア・ニッポンを守る人たち
なにがあっても、へこたれん―大震災にあった子どもたち・6年生
日本気象協会 気象予報の最前線
花火 沢田
ぼくは「つばめ」のデザイナー―九州新幹線800系誕生物語 155p
ぼくらの津波てんでんこ
山古志村のマリと三匹の子犬 119p・・・東日本大震災当日、山古志村で3匹の赤ちゃんを産んだばかりで被災した犬、マリの実話。
みんなで跳んだ (角川つばさ文庫) (小学中級〜) 176p 小学2年生
盲導犬フロックスとの旅 144p・・・盲導犬フロックスとのあれこれをいろいろ本に書かれていて、これはその1冊のよう。
約束の国への長い旅(小学上級〜) 183p 杉原千畝
雪はじゃまものか?―新・雪国ものがたり (ポプラ・ノンフィクションBOOKS)
よみがえれ、えりもの森 30p・・・砂漠化していたえりもにもう一度、森を、という運動の絵本。
ロックとマック 東日本大震災で迷子になった犬 (角川つばさ文庫)(小学中級〜) なりゆきわかこ・・・東日本大震災で飼い主とはぐれた犬たちのお話。宮城のロックと福島のミミの2話。福島警戒区域内動物救援獣医師チームと、犬猫保護のボランティアをするペットショップドックウッドを、犬側の語りで紹介している。


○歴史
歴史を旅する絵本(小学上級〜)
A河原にできた中世の町―へんれきする人びとの集まるところ
D絵本 夢の江戸歌舞伎
@戦国時代の村の生活 B江戸のあかり C近世のこども歳時記

よんでしらべて歴史がわかる ミレルヴァ日本歴史人物伝シリーズ(小学初級〜中学) 全12冊 西本鶏介文・・・絵本。比較的簡単な物語と、最低限押さえておきたい用語などの説明からなっている。歴史の初歩によさそう。
@聖徳太子
A聖武天皇 B紫式部 C源頼朝 D足利義満 E雪舟 F織田信長 G豊臣秀吉 H徳川家康 I杉田玄白 J坂本龍馬 12福沢諭吉

土木の歴史絵本 かこさとし
@暮らしをまもり工事を行ったお坊さんたち―道登・道昭・行基・良弁・重源・空海 空也・一遍・忍性・叡尊・禅海・鞭牛
B技術と情熱をつたえた外国の人たち
C土木技術の自立を築いた指導者たち
「川を治め水と戦った武将たち」「海外の建設工事に活躍した技術者たち」

江戸のなぞ絵 全3冊
@いろは・江戸名所ほか ・・・絵で文字を表す判じ絵。読み方の決まりごとなどが分かる。ちょっと推理する楽しみも。
A虫・動物 B野菜・

うえにん地蔵―享保の飢饉と子どもたち 181p
カラクリ江戸あんない (福音館の単行本) 48p
カラーでわかるガイドブック 知ってる? 正倉院: 今なおかがやく宝物たち 126p
決戦! どうぶつ関ヶ原 (講談社の創作絵本) コマヤスカン
決定版 心をそだてる はじめての日本の歴史 名場面101 (決定版101シリーズ)
古代エジプトのものがたり (大型絵本)
コロンブスの航海 (評論社の児童図書館・絵本の部屋―探検と航海シリーズ)
大仏建立物語 (てのり文庫 338C004) 神戸淳吉文 252p
朝鮮通信使がやってくる―信頼と友好のきずなをめざして (新・ものがたり日本 歴史の事件簿)
チンギス・ハンの墓はどこだ? 159p
■*土の中からでてきたよ
北加伊道 関屋敏隆・・・北海道の名付け親
昔の子どもたち 安野光雅 59p・・・
吉村作治の古代エジプト不思議物語 128p

〇伝記・人物
伝記 世界を変えた人々
ナイチンゲール―現在の看護のあり方を確立した、イギリスの不屈の運動家 ★★★・・・大人になってから読んで、感動した伝記。それまでは偉大でしょうみたいな伝記しか読んだことがなくて、このじっくりと読ませる、淡々とした伝記というものに衝撃を受けたくらい。そしてナイチンゲールがこんなに進んだ女性だったのかと、イメージもがらりと変わった。「常識を変える」女性の進んだ道。是非読んでみてほしい1冊。
ブライユ―目の見えない人が読み書きできる“点字”を発明したフランス人 178p
「キュリー夫人」「グーデンベルク」「ワレンバーグ」「シュヴァイツァー」「ピーター・スコット」「ヘレン・ケラー」「キング牧師」「ダーウィン」「チャップリン」「マザー・テレサ」「パストゥール」「ガンジー」

おもしろくて役に立つ子どもの伝記シリーズ 全20冊
@野口英世
Aマザー・テレサ
B豊臣秀吉 182p・・・小説仕立ての豊臣秀吉の伝記がメインで、用語解説などなども。これを読んで興味を持てる、というよりは、既に興味のある人が読むといいような内容かな。
Cライト兄弟 Dベートーベン E宮沢賢治 Fヘレン・ケラー G一休 Hキュリー夫人 Iエジソン Jナイチンゲール Kキリスト L坂本龍馬 Mアンネ・フランク N福沢諭吉
O手塚治虫
P徳川家康 Q二宮金次郎 Rファーブル S織田信長

シリーズ・素顔の勇者たち(小学上級〜中学生)
イチロー―努力の天才バッター 133p
中村俊輔―世界へはなつシュート
松江美季―はばたけ車いすアスリート
松坂大輔―160キロへの闘志

くもんの児童文学(ノンフィクション)
**月のえくぼ(クレーター)を見た男 麻田剛立
天と地を測った男 伊能忠敬
天游―蘭学の架け橋となった男 231p 中川なをみ文


アイザック・ニュートン―すべてを変えた科学者 (ビジュアル版伝記シリーズ) 64p
イレーナ・センドラー―ホロコーストの子ども達の母 119p
植村直己・地球冒険62万キロ (フォア文庫) 220p
牛をかぶったカメラマン―キーアトン兄弟の物語 ・・・1895年に出版され、「自然史に新しい時代をきずくもの」と評された写真集「イギリスの鳥の巣」。兄弟はより自然のままの姿を写真に撮るために、牛をかぶるなど、いろんな工夫をこらしている。そんな2人の物語の絵本。一生懸命になれることを見つけた幸せ者2人の話だと思う。
海時計職人ジョン・ハリソン―船旅を変えたひとりの男の物語 片岡しのぶ訳・・・ジョン・ハリスン(1693〜1776年)の絵本。振り子時計しかなく、人々は経度も知らずに航海していた時代、一生をかけて海でも正確な時計を作り上げたジョン・ハリスン。その意欲、「すごい」の一言。
海辺の宝もの 231p
運命の海に出会って レイチェル・カーソン (生き方の研究)
■***変わり者 ピッポ ・・・フィレンツェの時代(15世紀)、大聖堂のドームを設計した建築家フィリッポ・ブルネレスキの絵本。物語仕立てになっていて、敵役とかもでてきて面白い。人の目を気にせず、実直に好きなことをやることが大事と思えるし、有名建築物にも興味が湧いてきそう。
キング牧師の力づよいことば―マーティン・ルーサー・キングの生涯
グレゴール・メンデル―エンドウを育てた修道士
子どものためのコルチャック先生★ 32p・・・コルチャック先生についてがシンプルに語られている絵本。シンプルなだけに世界に優しかったコルチャック先生、そんなコルチャック先生にあまりに優しくなかった時代、世界が胸に迫る。
コルチャック先生 子どもの権利条約の父 (講談社の翻訳絵本)(小学中級〜) 柳田邦夫訳・・・とても分かりやすい、絵本で読めるコルチャック先生の伝記。
ゴンザ 276p
沢村栄治ものがたり―南の海に消えたエース (さ・え・ら図書館) (小学中級〜) 159p
シゲコ!?ヒロシマから海をわたって 172p
ジョットという名の少年―羊がかなえてくれた夢
**杉原千畝物語―命のビザをありがとう
生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯 (小学初級〜) ピーター・シス・・・「ダーウィンをテーマにした、夏休みの自由研究」のむちゃくちゃ上手な大人版、という印象の絵本。
その手に1本の苗木を―マータイさんのものがたり (児童図書館・絵本の部屋) 柳田邦夫訳 32p・・・絵本。「モッタイナイ」で有名なワンガリ・マータイさんの話。政治に文句を言うのではなく、自分たちのできることを、と、砂漠化したケニアで文字も読めない女性たちと植林運動をはじめていった。
たたかいの人ー田中正造 (偕成社文庫 4009) 大石真
とどまることなく―奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース
飛べ! 龍馬 -坂本龍馬物語- (講談社青い鳥文庫) (小学上級〜) 224p
どろんこサブウ−谷津干潟を守る闘い−
永井隆―平和を祈り愛に生きた医師 175p
にっぽんロビンソン―土佐の長平・無人島漂流記 (心にのこる文学) 199p
バーナムの骨
ひらめきの建築家ガウディ 32p・・・平易な文章の絵本なのだけれど、ガウディやその作品について知っていることを前提に描かれているよう。
ファーブルの夏ものがたり―『昆虫記』の誕生 (くもんの海外児童文学) (小学中級〜) 千葉茂樹訳 165p・・・ファーブルのエピソードを、ファーブルの末の息子の目線から描いた本。もっと面白いとよかったのだけれど・・・。昆虫の観察好きな子にはかなり面白いのかも。
**フィボナッチ―自然の中にかくれた数を見つけた人 ・・・フィボナッチの語りという形式の絵本。創作部分が多いかも。算数好きには面白いかも。
武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り  
ヘレン・ケラー (ポプラ社文庫―伝記文庫)
ぼくが一番望むこと (小学中級〜) 32p・・・教育家ブッカー・トラバ・ワシントン(1856〜1915)の9歳の頃のお話の絵本。黒人はあまり文字が読めなかった時代、9歳で働きながら、文字が読めるようになりたいと願っている少年。文字が読める、という喜びが描かれている。
マザー・テレサ あふれる愛
マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女
メンロパークの魔術師 -エジソン 世界の伝記 1
盲導犬が日本に生まれた日―国産盲導犬第1号チャンピイを育てた塩屋賢一 ・・・大正生まれ、昭和32年に国産盲導犬第1号チャンピイを誕生させた塩屋賢一氏の物語。最初に始めるということの困難、けれどそれでもやり遂げる「変わり者」が大事だということを感じさせられる。盲導犬の仕事についても書かれている。
■*やまとゆきはら―白瀬南極探検隊 (日本傑作絵本シリーズ) ★★ 関屋敏隆・・・100年ほど前に南極を目指し、到達点に大和雪原(やまとゆきはら)と名づけて旗を立てた白瀬隊の記録。わくわくさせられる。今みたいにネットもない時代、自分たちでやってみるしかなくて、たとえば犬をいっぱい死なせてから初めて知ることとかも多くて、そんな時代がなんだか切ない。そんな時代に成し遂げることの凄さも感じる。お勧め!
■*雪の写真家ベントレー 千葉茂樹訳・・・有名な雪の写真家になった農民出のベントレー。好きなことを好きなだけやった幸せな人だなあと思う。
ユージン・スミス―楽園へのあゆみ (小学中級〜) 158p
よめたよ、リトル先生 ADHD 32p 自伝的
理科室から生まれたノーベル賞―田中耕一ものがたり (イワサキ・ライブラリー)
ルワンダに教育の種を―内戦を生きぬいた女性・マリールイズの物語
レイチェル―海と自然を愛したレイチェル・カーソンの物語
レイチェル・カーソン―「沈黙の春」で地球の叫びを伝えた科学者
レーナ・マリア―フット・ノート 足で書かれた物語
******ローザ さくまゆみこ訳 公民権運動の母ローザ・パークス・・・黒人差別が当たり前でなくなるきっかけとして有名な、バスで白人に席を譲ることにNoと言ったローザ・パークスの絵本。歴史の一部や、裁判というのがどういうものかが分かる。
私、ジョージア (詩人が贈る絵本 II) 52p
■**ワンガリ・マータイさんとケニアの木々 ・・・絵本。ケニアを再び緑の国にし、人々も助けたワンガリ・マータイさん。自然がすべてをくれるのに、その自然を人間が壊していったのだ、ということも知れる。


〇史実・戦争他
あなたがもし奴隷だったら… ★・・・アメリカの奴隷の子孫による絵本。奴隷制について、ただの知識としてではなく語りかけ、胸に迫ります。奴隷としての人生に思いをはせさせられます。
絵本 アンネ・フランク ジョゼフィーン・プール文 片岡しのぶ訳・・・アンネ・フランクについて語られた絵本。概要がわかります。
**エリカ 奇跡のいのち(小学中級〜) 柳田邦男訳 25p・・・ユダヤ人大虐殺。その最中、収容所に送られる死の列車の窓から放り投げられ、両親の顔も誕生日も知らないままに、けれど勇気ある人に育てられた女性、エリカが語る絵本。翻訳がいまいち・・・。
お星さまのレール (フォア文庫 C 56) 小林千登勢・小林与志 172p
おもいだしてください あの子どもたちを ユダヤ人虐殺
ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸
子どもに伝えるイラク戦争 石井竜也
世界中の息子たちへ 41p・・・
戦火の爪あとに生きる―劣化ウラン弾とイラクの子どもたち
戦争なんて、もうやめて―戦禍の子どもたちと自画像で握手 (ぼくら地球市民)
辰巳用水をさぐる
テレジンの小さな画家たち―ナチスの収容所で子どもたちは4000枚の絵をのこした (小学上級〜)
トミーが三歳になった日―ユダヤ人収容所の壁にかくされたベジュリフ・フリッタのスケッチブックから
なぜ戦争はよくないか
□*ヒットラーのカナリヤ (Y.A.Books) 261p
******ヘンリー・ブラウンの誕生日★★・・・奴隷として生まれたヘンリー・ブラウンの自由になるまでの物語。一口に「奴隷」といっても想像もつかない、「家族と一緒に生きることさえできず、自由に売られる」ということがどんなことか伝わってくる。自由について考えずにいられないような1冊。
ぼくの図書館カード 31p・・・黒人の小説家リチャード・ライト(1908〜1960)の自伝「ブラック・ボーイ」の一場面を絵本にしたもの。黒人は図書館カードももてなかったという時代の差別的考え方に驚く。
ぼくの見た戦争―2003年イラク
ぼくはあの戦争を忘れない
リスの目―フィンランドからスウェーデンへ。北欧にもあった学童疎開
わすれないで―第五福竜丸ものがたり (絵本のおくりもの) ★・・・アメリカの水爆実験の時、漁に出ていて被爆した福竜丸の、造られてから今に至るまでの物語。1人の人の人生のよう。


日本の戦争・原爆他

記録のえほん全3巻(小学初級〜)
@ひろしまのピカ 丸木俊・・・「原爆の図」で有名な丸木俊による絵本。酷いので、小学上級からによいのではないかと。「地獄よりひどい」というのが伝わってくる。
□Aみなまた 海のこえ 丸木俊・丸木位里(夫妻)絵・・・水俣病のこと。きつねの語り歌みたいな絵本。ちょっと高度。
Bおきなわ 島のこえ―ヌチドゥタカラ(いのちこそたから) 丸木俊・丸木位里・・・沖縄戦の話。日本兵さえもむごくて、最悪。

おりづるの旅-さだこの祈りをのせて (PHPにこにこえほん) 狩野富貴子絵・・・原爆の子の像が建てられるきっかけになった、原爆症で12歳でなくなったさだこさんのこと、その像がきっかけでアメリカに「こども平和像」が建てられたことなどが描かれている。平和へのメッセージ絵本。
原爆の火 岩崎京子・毛利まさみち 31p・・・絵本。おじさんを焼いた原爆の火のおき火を消さずに「祈りの火」として守り続けた山本さんという人の話。
さがしています (単行本絵本)★(小学中級〜) アーサー・ビナード・・・広島平和記念資料館が所蔵しているものの写真と、その物の語り。普通の人の普通に生きられていたかもしれない日常が原爆でぶった切られたのが伝わる。
少年口伝隊一九四五 井上ひさし
戦艦武蔵のさいご (フォア文庫 C 17)
白旗の少女 (講談社青い鳥文庫) (小学上級〜) 224p
アニメ版 つるにのって―「とも子の冒険」 (小学中級〜)・・・小6の女の子が一人で原爆ドームに行き、不思議な体験をする。原爆の子のさだこ(小6)が動き出し、友達になったり。原爆ドームのちょっとした紹介の物語かな。読むほどのものではない。
少年長編叙事詩 ハテルマシキナ―よみがえりの島・波照間
ピカドン PICADON 152p
ヒロシマに原爆がおとされたとき 大道あや・・・作者の実体験(ヒロシマで被爆)を語った絵本。
ぼくは満員電車で原爆を浴びた: 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ★ ・・・疎開していたにも関わらず、8月6日、列車の切符が取れて、広島にいた11歳の少年。原爆投下の爆心地の半径1km以内にいて助かったのは10人以下ではないかと言われているらしいけれど、その1人である方の体験談。地獄絵が語られます。鉄でできた列車内にいたこと、しかも爆心地からちょうどデパートに遮られた場所を走っていたことなどが助かった理由の1つではないかと言われているけれど、一緒に乗っていた母親はしばらくして亡くなり、その母のおっぱいをもらっていた妹も亡くなっています。貴重な体験談だと思います。
麦畑になれなかった屋根たち (絵本・こどものひろば)・・・・・・戦時中、飛行機を造っていた中島飛行機の工場の話。飛行機、飛行機を作る工場、そこで働く人々から見た戦争。とても分かりやすい。
約束―「無言館」への坂をのぼって 40p・・・戦没画学生慰霊美術館「無言館」の館主が、建てるに至った経緯を話している絵本。無言館のパンフレットを絵本にした、みたいな。
四人の兵士のものがたり (お母さんのカレンダー) 代田昇文 46p・・・作者が実際に体験した物語。戦争が終わって、沖縄でおばあさんたちにかくまわれていたそうで、その時の話を沖縄のおばあさんの語りで。沖縄の方言でやや読みにくい。1981年作品。
わたしがちいさかったときに―原爆の子 他より (若い人の絵本) いわさきちひろ絵 94p・・・


〇世界・日本
地図の絵本
日本がわかる地図の絵本
世界がみえる地図の絵本 ・・・主だった国や地域の地図と、説明。世界の概要かな。

くらべてわかる世界地図 全8冊
@暴力の世界地図 A学校の世界地図 Bジェンダーの世界地図 C福祉の世界地図 D文化の世界地図 E環境の世界地図 F国家の世界地図 G国境をこえて

子どもの写真で見る世界のあいさつことば―平和を考える3600秒
子どもの写真で見る世界の応援メッセージ―国際社会で何ができるか考える3600秒

絵本 地球ライブラリー
ソフィー・スコットの南極日記 ・・・9歳の女の子が、オーストラリアから南極の基地まで往復する船の船長である父親について、南極に行くという日記形式の物語。南極が近づくにつれ、流氷、ペンギンなどが自然に見られる、というのが新鮮。
ラスコーの洞窟 ・・・
「星のこども」「石の巨人」

それ日本と逆!?文化のちがい習慣のちがい 全6冊
@モグモグ 食事のマナー 48p
Aパクパク料理と食べ物 Bウキウキ生活スタイル Cフムフム人生のイベント Dイロイロしぐさと発想 Eアレコレ資料編

世界のともだち
ルーマニア アナ・マリアの手づくり生活

世界の子どもたちは、今 全3冊
@子ども兵士

写真絵本 国境なき医師団
@国境なき医師団とは 37p・・・

山本敏晴の本 1965〜 国境なき医師団
お母さんへ、世界中の子どもたちからプレゼント: あなたのたいせつなものはなんですか?
あなたのたいせつなものはなんですか?―カンボジアより
シエラレオネ―5歳まで生きられない子どもたち 70p・・・2003年初版。ダイアモンドがとれるせいで、悪魔に狙われたかのような国シエラレオネの当時の現状、それに対する国境なき医師団たちのボランティア活動の写真絵本。

後藤健二の本・・・2015年、イスラム国のテロの標的となり殺害されました。
エイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャ ・・・エストニアの、住民の約9割がエイズ感染者だという「エイズの村」。16歳で出産するときに初めてエイズだと分かった少女の物語をメインに、麻薬やエイズのことが語られている。
ダイヤモンドより平和がほしい―子ども兵士・ムリアの告白 ・・・ダイヤモンドの産地でありながら長引いた内戦で「世界で最も平均寿命が短い国」といわれたシエラレオネ。そこで少年兵士だった15歳のムリアという青年の話がメインです。酷過ぎる現実で、ちょっとしたことで不満を言っている日本人は・・・と思わされます。
ルワンダの祈り―内戦を生きのびた家族の物語
「ようこそボクらの学校へ」

地雷ではなく花をください
■**サニーのおねがい 地雷ではなく花をください 40p・・・地雷をなくそうのメッセージの絵本。
「続・地雷ではなく花をください サニー カンボジアへ」「続々・地雷ではなく花をください サニー ボスニア・ヘルツェゴビナへ」「サニーのゆめ ありがとう地雷ではなく花をください」「サニー、アフガニスタンへ 心をこめて地雷ではなく愛をください」

21世紀の紛争


アフガニスタン 山の学校の子どもたち
えほん北緯36度線
おかえり、またあえたね ストリートチルドレン・トトのものがたり 石井光太文 159p・・・ストリートチルドレンの9歳の男の子の話で、世界の実情を伝えていく。2011年作品。世界の厳しいと実情と日本の飽食。お話自体はいまいち世界の実情を伝えるという感じじゃなく、「貧しくなった近未来の日本の図」みたいになっているような気が・・・。
極北のおもいで (リブロの絵本) 30p・・・イヌイットの人々のあれこれが描かれた絵本。興味があれば・・・。
クジラと少年の海―モリ一本でクジラを捕るラマレラ村より (理論社ライブラリー) 187p
草原の少女 プージェ (えほんひろば) 35p・・・モンゴルで遊牧民の少女と出会った作者による写真絵本。スケールが大きくて、日本とは違う・・・としみじみ思う。日常のスケール、優しさのスケール、悲しみのスケール。
地球最北に生きる日本人―イヌイット大島育雄との旅 119p
願いごとのえほん―幸せを呼ぶ世界のおまじない
ハナンのヒツジが生まれたよ 井上夕香・小林豊・・・ヨルダンの女の子、ハナンの絵本。イスラム教徒の人々のことがちょっと分かる。
ハビービー 私のパレスチナ
ブタとサツマイモ―自然のなかに生きるしくみ (自然とともに) 119p
ぼくの南極生活500日―ある新聞カメラマンの南極体験記 119p
ほんのすこしの勇気から―難民のオレアちゃんがおしえてくれたこと★ 95p・・・転校生のオレアちゃんに、言葉の壁などで話しかけられないでいた。けれどほんの少し勇気を出して、音楽の時間、「ラララで歌おう」と言ってから、始まったいろいろなこと。オレアちゃんは日本語も覚え、難民としての自分の過去も話してくれる。「ほんのすこしの勇気から」の、短い絵本。
⇒「この地球を生きる子どもたち」(一般)


〇その他 生き方など
あなたへ
@ともだち Aひとりぼっち Bうれしい Cあなたがすき Dしあわせ Fたんじょうび Gたいせつなあなた Hじぶん Iゆうき Jてがみをください Kあこがれ Lたいせつなとき Mおんなのこだから Nだいすきなあなたへ 

こども武士道
@こども武士道 大切な教えの巻 104p・・・新渡戸稲造「武士道」を子ども向けに分かりやすくしたものらしい。漫画、問答、箇条書きetc.で構成されている。ちょっと面倒くさい感じ・・・。興味のある子向けかな。
A今日から実践の巻

いのちつぐ「みとりびと」 全4冊
@恋ちゃんはじめての看取り―おおばあちゃんの死と向きあう ★・・・恋ちゃんという女の子が、亡くなったおおばあちゃんに向き合う、写真絵本。泣けてきます・・・。
A月になったナミばあちゃん B白衣をぬいだドクター花戸 Cいのちのバトンを受けとって

シリーズ 自然・いのち・ひと
@クジラがとれた日―ラマレラ・生命の物語 ・・・インドネシアの、鯨を手漕ぎの船と手投げのモリだけで捕るラマレラ村の人々の写真絵本。鯨をとり、村に帰るまで。 ※BDに続く
Aわたしのもみじ ・・・もみじの写真絵本。なんだか涙が出てくるような・・・。ただの、もみじの絵本なのに・・・。小学上級くらいに。
C*おばあちゃんは木になった ・・・ダムに沈むことが決まり、人々が消えた村に残った老人たちを撮った写真絵本。現代日本でこんな生き方もあるのか、と、信じられないよう。少し前までの人びとの生き方、幸福が分かるようだった。大正生まれの人びとの写真。
F被爆者―60年目のことば ・・・若い著者が、戦後60年に被爆者たち6人を写真で紹介する。被爆者たちの記録というよりも、たまたま被爆してしまった6人の老人たちの記録。それぞれの人生、それぞれの人柄だと思わされる1冊。
G*ハブの棲む島―伝説のハブ捕り名人と奄美の森の物語 ・・・奄美大島の、今は亡きハブ捕り名人のおじさんの写真絵本。奄美大島の写真に、なんて素敵なところだろうと思わされるのに、そこでさえ、人間によって自然はズタズタになっているんだな・・・と。ハブ捕り名人も、ハブもいなくなったら、奄美の値打ちは半分。自然が素敵だった時代を知っている人間がいなくなっていったら・・・一体どうなるんだろうと思わさせる。
Jヒグマの楽園 ★・・・ヒグマに会おうと知床半島の山へ。そして現れた2匹の、親離れした兄弟熊。その写真絵本。人間の立ち入れない熊の世界、動物としての人間、動物としての熊が描かれていて、よかった。
■K*サンカクノニホン―6852の日本島物語 ★・・・6852もある島でできた日本。その全形は三角に似ている。その島々の話。母国日本に今までよりも興味が持てそう。全体的に楽しい詩みたいで素敵だし。
L砂上の船 水上の家―アラル海とツバル・ふたつの水物語 ・・・干上がって砂漠化しているアラル海、温暖化のせいでか、沈む危機にある小さな島、ツバル。人間が地球にしてきた「おかしいこと」の結果の写真絵本。
M*ランドセルは海を越えて ・・・アフガニスタンに贈られる、日本の子たちが使っていたランドセル。学校で、かばんとして、机として使われる。美談というよりも、恵まれすぎている日本がかえって痛々しく思えるようだった。どこかおかしい・・・。
Bクジラがくれた力 D Eクジラにいどむ船 H Iプロイ HIV母子感染孤児プロイへの手紙 Nトイレをつくる未来をつくる O被爆者 続 70年目の出会い
他 「象と生きる」「海を歩く」

齋藤孝のガツンと一発文庫 全12冊
勉強なんてカンタンだ! 190p
「頭がよくなる必殺!読書術」「圧勝!受験なんてヘッチャラだ」「ちょっとお金持ちになってみたい人、全員集合」「カッコよく生きてみないか」「家族はチームだもっと会話をしろ」「キミは日本のことを、ちゃんと知っているか」「好きです。コクるかコクらないか、それが問題だ」「そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか」「心をきたえる痛快!言いわけ禁止塾」「絶対うまくいく魔法のじゅもん、心・技・体」「最終指令ミッションパッションハイテンション」


あかね色の空を見たよ―5年間の不登校から立ち上がって
あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
あのね 子どものつぶやき (朝日文庫)
いじめと戦おう!
犬と私の10の約束
永遠に捨てない服が着たい―太陽の写真家と子どもたちのエコ革命
えがお、ときどき涙 (シリーズ・人間っていいな) 126p
おっちゃん、なんで外で寝なあかんの?―こども夜回りと「ホームレス」の人たち
オラ、サヴァ、チェリオの地球冒険の旅パリ祭 エムナマエ絵・・・障がいがあっても旅立つことをあきらめないで、というメッセージのためにトラベルデザイナーが書いた絵本らしい。生涯を持つ動物たちが車椅子などに乗ってフランスに行く。日本語、英語、フランス語で書かれてある。う〜ん・・・。
考える練習をしよう (子どものためのライフ・スタイル) 125p
希望の力 フジコ・ヘミング 77p
さよならエルマおばあさん★★ 大塚敦子 59p・・・エルマおばあさんががんを宣告され、家族の中で亡くなっていく、写真絵本。作者はエルマおばあさんの13人目の孫と呼ばれて可愛がられていたらしく、最後の2ヶ月、看護者の一人として同じ部屋で寝起きしていたらしい。けれど作者は作中には出てこず、愛猫の目で綴った作品という形に仕上げられている。静かで、愛に満ちていて、感動する。
さわってごらん、ぼくの顔 藤井輝明 131p
しばわんこの和のこころ
前略、がんばっているみんなへ キタジマくんからのメッセージ 北島康介
そのままのキミがすき 木村裕一文・・・小さな絵本。どんな君だろうと君が好き、というメッセージ本。恋人に贈ったらいいような本? お勧めされるような本ではないと思う。
そんな軽い命なら私にください―余命ゼロ いのちのメッセージ 157p
父は空 母は大地―インディアンからの手紙 36p
どうしてそんなにかなしいの?―親がうつ病になったとき (心をケアする絵本)
涙―誰かに会いたくて 写真集
二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ) 司馬遼太郎
発明家は子ども!
ぶたにく ・・・鹿児島の知的障害のある人たちの福祉施設で畜産、屠殺、加工されている豚の写真絵本。生々しく、畜産される豚が映し出されています。
ブラザー イーグル、シスター スカイ―酋長シアトルからのメッセージ 26p
ボクたちの値段(小学中級〜中学生) 230p
ぼくたちは なぜ、学校へ行くのか。: マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える (単行本)
ヨースケくん―小学生はいかに生きるべきか (for Boys and Girls) 那須正幹
わたしはひろがる (教室の絵本シリーズ) 岸武雄・長谷川知子・・・いろんなことを知り、いろんなことを感じ、いろんなことを思いやって、私の中の世界が広がっていく、という絵本。


〇エッセイ
科学と科学者のはなし―寺田寅彦エッセイ集 (岩波少年文庫 510) 283p
ボクの学校は山と川 (講談社文庫) 421p
雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)


〇詩
谷川俊太郎
いしっころ―谷川俊太郎詩集 (美しい日本の詩歌)
いまぼくに 谷川俊太郎詩集(詩と歩こう)
こやたちのひとりごと
地球へのピクニック (ジュニア・ポエム双書 14)
どきん―谷川俊太郎少年詩集 (詩の散歩道)
みんなやわらかい―谷川俊太郎詩集 (詩を読もう!)

金子みすゞ詩の絵本 みすゞこれくしょん 全5冊
ふしぎ ・・・表題作ほか、数編収録。絵本にして、コメントとかがうるさく書き込まれている。悪趣味。こういうのでは味わいたくない感じ。
星とたんぽぽ
「わたしと小鳥とすずと」「明るいほうへ」「おさかな」

詩の散歩道
@てつがくのライオン―工藤直子少年詩集 141p
Aまめつぶうた―まど・みちお少年詩集 184p
⇒「どきん」(上記・谷川俊太郎欄)

いきもののうた (みんなで読む詩・ひとりで読む詩) (小学中級〜中学生)
いつもどこかで―新川和江詩集 (詩を読もう!)
海があるということは―川崎洋詩集 (詩と歩こう)
□*おーいぽぽんた (5,6歳〜)・・・「声で読む日本の詩歌166」とある。いろいろな人の詩、短歌、俳句など。手元に置いて、少しずつ、繰り返し読むための本かな、と。中学生、高校生にも。
にれの町 (絵本のおくりもの) 百田宗治詩・・・にれの木からみた、札幌ができるまでを詠んだ詩を絵本にしたもの。
げんげと蛙 (ジュニア・ポエム双書 20) 草野心平・長野ヒデ子 143p
鈴の鳴る道―花の詩画集
ねこの秘密―村松良美詩集 (こども詩の森)
猫町五十四番地―間中ケイ子詩集 (子ども詩のポケット)
はじまりの日 ボブ・ディラン作・・・「フォーエバー・ヤング」の歌を絵本にしたもの。名句で、プレゼントによさそうな絵本かな。
ピアノは夢をみる 工藤直子・あべ弘士
フランスの名詩 (はじめてであう世界の名詩)
**ぼくたちはなく 内田麟太郎
ポケット詩集 (2)(3)もあり
星の詩集 宮沢賢治


〇その他文学・古典など
21世紀版 少年少女古典文学館
B落窪物語 氷室冴子 298p
伊豆の踊子・泣虫小僧 (21世紀版少年少女日本文学館)
江戸の笑い
今昔物語集
竹取物語・伊勢物語 北杜夫・俵万智
平家物語 上 (21世紀版少年少女古典文学館) (下) 吉村昭
枕草子 (21世紀版少年少女古典文学館) 大庭みな子
古事記(橋本治) とりかえばや物語(田辺聖子) 雨月物語(佐藤さとる) 徒然草・方丈記(嵐山光三郎・三木卓) 源氏物語上下(瀬戸内寂聴) 太平記(平岩弓枝) 東海道中膝栗毛(村松友規) 里見八犬伝(栗本薫) 堤中納言物語・うつほ物語 四谷怪談(高橋克彦) おとぎ草子・山椒太夫他(清水義範・ねじめ正一) 近松名作集 西鶴名作集 能・狂言 万葉集ほか おくのほそ道ほか 古今著門集ほか

絵巻平家物語 全9巻 木下順二・瀬川康男
@忠盛 A祇王  B俊寛  C文覚 F義経 H知盛 忠度 義仲 清盛

歌舞伎絵巻シリーズ 橋本治・岡田嘉夫
@仮名手本忠臣蔵
A義経千本桜 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻(2))
B菅原伝授手習鑑 C国性爺合戦 D妹背山女庭訓

青葉の笛 (日本の物語絵本) あまんきみこ 平家物語
古事記物語 (岩波少年文庫 508)
春のわかれ 赤羽末吉絵 今昔物語 38p


○落語・俳句など
らくご長屋 全10冊
@わんぱく長屋の寿限無 143p・・・・・・
Aどたばた長屋のへんてこ花見 Bもの知り長屋はもの知らず? Cお化け長屋のおかしな怪談 Dあわてんぼ長屋は早とちり Eとんち長屋の知恵くらべ Fどろぼう長屋は不用心 Gいたずら長屋は引っかけ上手 Hぐうたら長屋のふまじめ親子 Iらくご長屋に全員集合

こども古典落語(小学中級〜中学生)
@あっぱれ! わんぱく編
A歴史とんち人物編 Bうらめしやオバケ編 Cトンチンカン長屋編 D江戸っ子かわりもの編

子ども寄席(小学中級〜) 六代目柳亭燕児・二俣英五郎
子ども寄席 春・夏 (シリーズ本のチカラ) 117p・・・「寿限無」など落語がいくつか。小学中級向けのボリュームだけれど、高学年の方が楽しめそう。
子ども寄席 秋・冬 (シリーズ本のチカラ)

おもしろ落語図書館 三遊亭円窓・長野ヒデ子
おもしろ落語図書館〈その1〉 140p・・・「寿限無」他、10篇。落語好きな子が落語の練習を自らするのに良さげな感じの本。
※10まであり

めくってびっくり俳句絵本 全5冊
@てのひらの味 食べ物の俳句
A*力いっぱいきりぎりす ・・・
Bボールコロゲテ スポーツの俳句
Cうしろすがた いろんな人の俳句
D三つかぞえて 日常の俳句

めくってびっくり短歌絵本(小学上級〜) 全5冊
@そこにいますか―日常の短歌 西村敏雄絵
Aサキサキ
B君になりたい
Cぺったんぺったん白鳥がくる―動物の短歌
D納豆の大ドンブリ

イラスト 子ども俳句〈春〉 (夏)(秋)(冬)
お江戸はやくちことば 杉山亮
百人一首 桑原博史
ふしぎなことば ことばのふしぎ (ちくまプリマーブックス)
まんが 短歌なんでも事典


〇昔話・民話・他
世界のなぞかけ昔話(10歳〜) ピーター・シス絵
@どうしてかわかる? 53p・・・昔話としてではなく、とんちクイズとして有名な短い謎かけと、その答えがいろいろ入っている。
Aあたまをひねろう!
Bやっとわかったぞ!

世界むかし話全17巻(八木田)

民話と伝説 呪いの巻物(小学中級〜)・・・1970〜1974年刊行「少年少女・類別/民話と伝説 全34巻」の中から怖い話を選び、改訂したものらしい。
@日本のおばけ話 神戸淳吉文・・・正統派な感じ。「のっぺらぼう」「耳なし芳一」など昔ながらの定番。語りもなかなかいい。
A世界のおばけ話 B日本のこわい話 C世界のこわい話 D日本のふしぎ話 E世界のふしぎ話 F日本のゆうれい話 G世界のゆうれい話 H日本の怪ぶつ話 I世界の怪ぶつ話 J日本の恐ろしい話 K世界の恐ろしい話

アメリカのむかし話 (偕成社文庫 3058) 渡辺茂男編 344p
イギリスとアイルランドの昔話 (福音館文庫) (小学中級〜) 石井桃子 352p
石の羊と黄河の神―中国の民話 (ちくまプリマーブックス)
ウサギどんキツネどん―リーマスじいやのした話 (岩波少年文庫 1003)
三本の金の髪の毛 松岡享子・降矢なな
なみだでくずれた万里の長城――中国の民話
錦の中の仙女 (岩波少年文庫 2051)
ネギをうえた人―朝鮮民話選 (岩波少年文庫)
ヒツジになったむすめ (母と子の仏教むかし話)
人にはどれだけの土地がいるか トルストイ原作・小林豊絵 32p・・・ロシアの昔話。かつて子どもの時、同じ話を読んだけれど、人の欲の怖さが身にしみるような、忘がたい作品だった。これはそこまでではなく、昔話の域をあまり出ていないように思う。
星と伝説 (偕成社文庫) (小学中級〜) 272p 続編もあり
魔法のオレンジの木―ハイチの民話
みどりの小鳥――イタリア民話選 (岩波少年文庫)
よりぬきマザーグース (岩波少年文庫) 谷川俊太郎訳
ロシアの昔話 (福音館文庫 昔話)

○日本の昔話
川崎大治民話選
日本のおばけ話 赤羽末吉絵・・・短い怖い昔話がいっぱい収録されている。昔話口調で語られている。短すぎて怖さには乏しいかも。「民話と伝説 呪いの巻物」(上記)のほうがお勧めかな。
日本のわらい話(二俣英五郎絵) 日本のとんち話(馬場のぼる絵) 日本のふしぎ話

女の子の昔話: 日本につたわる とっておきのおはなし ・・・女の子やおばあさんなど、女性が主役の昔話20話。聞いたことのあるような昔話も、女性が主役になっているバージョンで語られる(「わらしべ長者」も娘が主役だし)。いまいち面白くなくて、私は途中で読むのをやめました・・・。
かもとりごんべえ―ゆかいな昔話50選 (岩波少年文庫 013) 稲田和子文 254p
日本昔話百選 453p
龍になったむすめ―日本のむかし話 絶版 矢川澄子文・・・自分の若さと美貌を失わないために龍になった娘の物語。秋田・田沢湖のお話。
わらしべ長者―日本民話選 (岩波少年文庫) 木下順二・赤羽末吉 383p

○神話・他
神々のとどろき―北欧神話 (岩波の愛蔵版)
ギリシア神話
ジャータカ物語―インドの古いおはなし (岩波少年文庫)
世界のはじまり 75p
日本の神話 松谷みよ子 183p
⇒「斎藤洋のギリシア神話」(下記一般)


○美術
うふふの動物たち (びじゅつのゆうえんち) (5,6歳〜)(小学初級〜)・・・
ひらめき美術館〈第1館〉―小学館あーとぶっく (第2館)(第3館)


○科学・自然・他
福音館のかがくの本(小学上級〜)
絵で読む 広島の原爆 那須正幹

福音館のかがくのほん ※4歳欄・5歳欄・7歳欄にもあり
ある池のものがたり (小学中級〜)
海へさがしに 「あなたがうまれたひ」続編
絵で見る 日本の歴史 (小学中級〜)
カモノハシくんはどこ?―生きものの分類学入門
恐竜たちの大脱出―進化恐竜トロオのものがたり
雑草のくらし―あき地の五年間(科学の本) 甲斐信枝
生物の消えた島 (小学中級〜)
たしかめてみよう―たのしいかがくあそび (小学中級〜)
野尻湖のぞう (小学中級〜)
びょうきのほん〈1〉 2,3もあり(小学中級〜)
ぼくらの地図旅行 (小学中級〜) 那須正幹・西村繁男 55p
立体で見る星の本 (小学中級〜)
「フクロウ物語」(小学中級〜) 「野あそびずかん」(小学初級〜)

子ども科学図書館(小学中級〜)
クリの木の太陽 松岡洋子・松岡達英・・・一本のクリの木の30年にわたる歴史を公園管理人のおじさんが語るという形式。生き物同士がバランスよく、助け合って生きている様が分かる。少し古いけれど、良書なのだろうな・・・。
黒つちがもえた ★ ・・・1974年作品。これが小学中級向けだということに驚愕。当時の子供たちはそんなに賢かったのか・・・。次に作者の細かさに驚愕。土に興味をもって緻密に調べ、そのことからどんどん興味が広がっていって、土についての壮大な本になっている。環境にも興味が持てる。
「鳥のいるけしき」「ウドンゲのなぞをとく」「クモの糸」「きつね火」「アイスクリームのてんぷら」「小さい羽のいのち」「まわれ!足ながごま」「台所でみつけた宝石」他多数

オリジナル入門シリーズ
Dジャガイモの花と実★ 板倉聖宣・・・ジャガイモの品種改良ということについての話など。インディオのものだったジャガイモがどうやって世界で食べられるようになったかの逸話も面白い。興味深い内容のお話だった。初版は1968年らしい。
E****煮干しの解剖教室
板倉聖宣:@地球ってほんとにまあるいの? A砂鉄とじしゃくのなぞ
Bころりん Cハングルを読もう

文研 科学の読み物(小学4年〜)
生きている化石 カブトガニからのメッセージ ヒサクニヒコ絵・・・なかなか本格的・・・。興味のある生物好きに。
イシダイしまごろう
ドロバチのアオムシがり
「イヌビワとコバチのやくそく」「さんご礁のなぞをさぐって」「シマリスの冬ごし作戦」「大きなはさみのなぞ」「ちんじゅの森のなぞをさぐる」

くもんジュニアサイエンス(小学上級〜)
0.1ミリのタイムマシン―地球の過去と未来が化石から見えてくる 135p
自分の脳を自分で育てる―たくましい脳をつくり、じょうずに使う
ペンギンたちに会いたくて―わたしの南極研究記
ソーラーカーで未来を走る―太陽光がつくる自然エネルギーについて考えよう
地球の声に耳をすませて −地震の正体を知り、命を守る−
見つけるぞ、動物の体の秘密―動物かいぼう学者が挑む進化のなぞ
ようこそ宇宙の研究室へ―すばる望遠鏡が明かす宇宙のなぞ

やさしい科学
蚊も時計を持っている 63p
グリムの森の算数パズル
手づくりスライムの実験
ライト兄弟はなぜ飛べたのか―紙飛行機で知る成功のひみつ
⇒「科学でゲーム」(下記)

科学のアルバム
塩―海からきた宝石
テントウムシ 佐藤有恒
ミツバチ―花にあつまる昆虫 (科学のアルバム・かがやくいのち 4)
J*野生ウマの生活 ・・・1986年作品。宮崎県に住む日本在来馬であるミサキウマの写真絵本。かわいい。
雪の一生

わたしの研究(小学中級〜)
E葉の裏で冬を生きぬくチョウ―ウラギンシジミ10年の観察
Jどんぐりの穴のひみつ 142p
二本足で立つってどういうこと?

他 @イラガのマユのなぞ Aアリに知恵はあるか? B虫はなぜガラス窓を歩けるのか? C虫はどのように冬を越すのか? Dカラスウリのひみつ Fタガメはなぜ卵をこわすのか? Gモンシロチョウの観察 Hオーロラのひみつ I田んぼの学校 タガメビオトープの一年

子どもの科学サイエンスブックス
おどろきのクモの世界―網をはる花にひそむ空をとぶ
カエルの知られざる生態―変態・行動・脱皮のしくみ
だまされる目 ―錯視のマジック― じっと見てると起こるフシギ体験
葉っぱで調べる身近な樹木―よく見る木の名前・性格がわかる

たのしい科学あそび(小学中級〜)・・・実験好きな子やその仲間たちに、自分(達)でいろいろ試してみてほしいシリーズ。結構レトロだけれど・・・。
カガミの実験
牛乳パックの実験
ゴム風船の実験
ストローの実験
他 「砂糖と塩の実験」「新聞紙の実験」「コインの実験」「のりの実験」「ポリぶくろの実験」「炭と墨の実験」「アルミ缶の実験」「鉄の実験」「使い切りカメラの実験」「コップの実験」「ティッシュの実験」

科学であそぼう(小学4年〜)
@あれ!あれれ!目のさっかく A骨ははたらきもの Bかたいものやわらかいもの
C*切っても切ってもプラナリア★ ・・・自分でプラナリアを捕まえ、家で観察し、実験をする方法。ユニークな語りかけで、詳しく丁寧に、しかも専門的に科学実験に誘ってくれる。好きな子にはたまらないだろう。
D色はいろいろ E花も葉っぱも光がだいすき Fただいま深海1万メートル Gきみにもできる手づくり電池 H圧力ガンガン I海のなか、動物は何してる Jしかけおもちゃであそぼう Kだまし絵であそぼう Lコンピュータに教えよう M地面と月面いま何さい? Nうずまきがいっぱい

科学でゲーム
科学でゲーム・できっこないさ!
科学でゲーム・ためしてごらん
「屋外で実験」「ぜったいできる!」「やっぱりできる!」

自然とともに
世界一おいしい火山の本―チョコやココアで噴火実験
竹炭のふしぎな力―温暖化対策の可能性をさぐる

ふしぎコレクション
@浜辺のコレクション
A雑木林のコレクション B土のコレクション C星と月のコレクション D南極のコレクション E時間のコレクション F熱帯雨林のコレクション

水と地球の研究ノート(小学中級〜) 全5冊・・・理科大好きな小4〜そうでもない小学上級向けという感じ。
@町の中の泉 32p・・・町の中に湧いている泉に潜りに行き、泉がどうしてできたかなどを説明。写真や絵が多用されているけれど、内容はなかなか高度。
Aとける岩の洞くつ
B木がはえる沼
C消えない水たまり
Dごみ水路水族館

地球たんけんたい
A山は生きている 29p・・・山のでき方などなど。絵本で、とてもとっつきやすい。けれどなかなか本格的。「褶曲山地」とか、聞いたことのない言葉も出てくる。
C地震だ!
E*石はしっている
@とべ!宇宙船”地球号” B火山大ばくはつ D水のぼうけん

宇宙たんけんたい
@太陽

時間をとめた生きものたち 栗林慧ひみつの瞬間写真館
@昆虫1 A昆虫2 B魚・カエル・鳥 たくみな生きもの
C植物―はじけるたね・飛ぶ花粉

日本の野鳥シリーズ
アカショウビン―火の鳥に出会った
カワセミ―青い鳥見つけた
モズ―不思議なわすれもの

北国からの動物記 竹田津実
■@ハクチョウ 39p・・・北海道で獣医師をする作者による、越冬してきた白鳥たちとの冬を描いた写真絵本。子ども向けに平易な言葉を選んでいないので、ルビはふられているけれど、難し目。けれど興味深く読めました。公園に居る水鳥たちを、前より興味を持って観察できそう(9.0)
Bシマリス・・・シマリスの1年。
他 Aキツネ Cエゾシカ

生きているシリーズ(小学中級〜)
海は生きている 144p
森は生きている
「川は生きている」「お米は生きている」「道は生きている」

自然をみつける物語
@川との出会い 191p
A森の時間 B山のひみつ C島への旅

森は地球のたからもの 全3冊
@森が泣いている 40p
A森は生命の源 B森の未来

森の写真動物記(小学中級〜)
*E樹洞 F草食獣(そうしょくじゅう) G肉食獣(にくしょくじゅう)


ドキュメント地球のなかまたち
およげなかったカバ「モモ」 (小学中級〜) 31p
カカトアルキのなぞ―世紀の発見88年ぶりの新昆虫
幻のカエル がけに卵をうむタゴガエル・・・タゴガエルの研究をつづった写真絵本。興味のある子向けかな・・・。
「渡りをするチョウ」「葉っぱをまく虫」「ハナは日本一のお母さん」「お父さんゴリラは遊園地」

地球ふしぎはっけんシリーズ
@空とぶメダカ Aウミガメの旅 Bヤイロチョウ C虫たちはどこへいくのか
Dコウモリたちのひっこし大計画
Eふしぎなカプセル Fヤギの見る色どんな色? Gなぞの渡りを追う H石ころがうまれた
Iゆりかごは口の中―子育てをする魚たち ・・・興味のある子向けかな、と・・・。

森の新聞
カケスの森 50p
Iさかなの森 「アリのお花畑」「ホタルの里」

ノート いわさゆうこ
木のなまえノート―知ってそうなの?会えてなるほど
野の草なまえノート―知ってたのしいみてなるほど
「野の草ノート であってうれしい草はともだち」「20本の木のノート であってうれしい木はともだち」「どんぐりノート ひろってうれしい知ってたのしい」「まつぼっくりノート ひろってふしぎつくってたのしい」「木の実ノート みつけてうれしいあそんでゆかいな」

宮崎学の写真本
ツキノワグマ ★・・・ツキノワグマの生活圏に住む著者による、ツキノワグマのこと。ツキノワグマがどんなに身近な生き物であるか、それに対して日本人はいかに無頓着であるかが述べられている。「有害鳥獣」とレッテルを貼る人間側の言い分ではなく、ツキノワグマ側の言い分。自分の味方が正しいのだ、というような口調が多々あるのだけれど、それでも必読かも。
柿の木 (小学上級〜)・・・樹齢80年の下記の木の写真の本。変わりゆく日本への郷愁、かな。
「ふくろう」「フクロウ」「死」

今森光彦
おじいちゃんは水のにおいがした (小学中級〜大人)・・・琵琶湖のほとりで漁師をしているおじいちゃんの写真絵本。こうやって残さないと消えてしまいそうな日本の良き時代の生き方。
□*神様の階段
里山いきもの図鑑
やまおやじ―季節がめぐる 命がめぐる
「里山のおくりもの」(里山を紹介し、このまま残っていて欲しいと願う写真絵本。大人にはその気持ちがよく分かる)

恐竜
ウォーターハウス・ホーキンズの恐竜
恐竜研究所へようこそ
恐竜と歩こう!―足跡化石の発掘と研究
ティラノサウルス

他 生物
赤い卵のひみつ (自然と生きる)
赤とんぼ (田んぼの生きものたち)
アマガエル 栗林
いのちのなぞ〈上の巻〉 (下の巻)
海辺の生物観察事典 (自然の観察事典)
■*オールド・ブルー―世界に1羽の母鳥 (小学初級〜)・・・ニュージーランドのチャタム諸島に住んでいた小鳥、ロビンの物語の絵本。人々が島をどんどん開拓し、絶滅していった島の鳥たち。ロビンもまた絶滅の危機にさらされ、人々はやっと自然保護に目を開いて、ロビンを絶滅させないように努力を始める。
幸島のサル 352p
しおだまりの一日 (わたしのワンダー みぢかな生きもの)
ちいさなちいさな―めにみえないびせいぶつのせかい
チョウが消えた!?―昆虫の研究
テクテク観察 ツバメ日記 (ノンフィクション☆キラリ)
ドードーを知っていますか
8本あしのゆかいな仲間クモ
琵琶湖の水鳥
マリモを守る。―若菜勇さんの研究
みみずのカーロ―シェーファー先生の自然の学校
森のスケーターヤマネ (文研科学の読み物) (小学4年生〜)

他 科学など
魚市場 (グラフィック・ライブラリー 1) ・・・魚河岸が描かれた絵本。せり、魚の解体、等々、魚の流通に詳しくなれそうな、熱気も読み取れるような力作。
うみのほん―たべものリレー 31p
エジプトのミイラ アリキ・・・エジプトのミイラの作られ方などを紹介した絵本。作られ方にも驚きだし、古代の人の考え方、死後の世界のために現生を費やしているかのような生き方にも驚かされる。今ならば死体冒涜で罪に問われそう・・・。子どもにも分かりやすそう。
外国から来た魚―日本の生きものをおびやかす魚たち
カブトムシ 山に帰る
川原の石ころ図鑑
北の馬と南の馬
くも
ケナフの絵本 (そだててあそぼう)
ゴーヤ―ツルレイシの成長 (科学のアルバム・かがやくいのち)
サンゴしょうのひみつ ジョイ・カウリー
知って楽しい花火のえほん
センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン
惣一じいちゃんの知っているかい?農業のこと
食べもの記 (写真自然誌シリーズ)
タマゾン川 多摩川でいのちを考える
地球はえらい ★★ 松岡達英絵 (小学生〜)・・・地球の歴史をダイジェストで伝える絵本。そして、地球の歴史を1年にすると、最後の4時間にすぎない人類の歴史の中で、人は一体地球に何をしてきたか、の絵本。これを読んでから、他の環境の本など読むと、すごく切実に考えさせられる。
土はいのちのみなもと 生ゴミは よみがえる
鉄は魔法つかい
■**天動説の絵本―てんがうごいていたころのはなし(小学中級〜) 安野光雅
ナノってなんなの?―ベンジーとブルーノのぼうけん 59p
野遊びを楽しむ里山百年図鑑
箸の絵本 (つくってあそぼう) 36p
ヒトの親指はエライ! (ふしぎ・おもしろ・科学入門)  
人はなぜ立ったのか?―アイアイが教えてくれた人類の謎 (科学ノンフィクション)
ひとしずくの水(小学初級〜中学) ウォルター・ウイック 35p・・・水を科学した写真絵本。水がとても美しい。神秘に満ちている感じがある。表面張力、分子、蒸発、凝結などについて。
ピラミッド―その歴史と科学 (小学中級〜) 加古里子
ブナの森は宝の山
舟をつくる
マグロをそだてる
森はだれがつくったのだろう?
雪の結晶ノート★ 千葉茂樹訳 29p・・・雪の結晶のでき方についての絵本。平易だけれど、詳しくて、へ〜そうなんだ、と。雪の結晶を見つける実験もしたくなる。

○他 知識など
ヒサクニヒコの本
カッパの生活図鑑 (ヒサクニヒコの不思議図鑑)
なるほど忍者大図鑑 ・・・忍者のあれこれ。絵がいっぱいで見やすく、分かりやすい。その時代に忍者として生きることが少しだけ見えてきて、わくわくするような本。あまり興味がなくても楽しい。
⇒「恐竜研究室」(下記・恐竜)

おいしいハンバーガーのこわい話
親子で楽しむこどもことわざ塾 (寺子屋シリーズ)
着物のえほん ・・・着物のいろはが分かる絵本。動物がいろいろ紹介してくれていて、読みやすい。
「けんぽう」のおはなし 武田美穂絵 49p・・・井上ひさし氏が生前、実際に小学校に行って語ったことを絵本にしたもの。自由の下、みんながそれぞれにそれぞれの幸せで生きていこう、といったような内容。
ことばの力―しゃべる・聞く・伝える (岩波ジュニア新書) 川崎洋 228p
子どものための哲学対話 (講談社文庫)
これってホントに科学?―ウソ?ホント?「ふしぎ」を科学しよう
コンビニ弁当16万キロの旅―食べものが世界を変えている
情報を整理する新聞術 (学び力アップ道場) 55p

なにかがおこった日―もののはじまり物語 (旺文社ジュニア図書館) 156p
豆しばのねぇこの語源知ってる?

万里の長城 (福音館の単行本)
方言と地図 (ピクチャーコミュニケーション)
もしも日本人がみんな米つぶだったら (スローブック) 山口タオ文・・・日本人の数を、米粒を並べることで実感させる絵本、かな・・・?

〇環境
環境がわかる絵本
ふつうの子にできるすごいこと ぼくたちにも守れるいのちと環境

やさしい図解・地球があぶない 全8冊
@炭酸ガスはなぜ地球の温度をあげるのか
Aフロンはなぜオゾン層をこわすのか Bなぜ雨が酸性雨にかわるのか C森はどのように地球を守っているか D海はなずよごれてしまうのか Eゴミはどのように地球をよごすのか F放射能はなぜおそろしいのか G地球環境はなぜよごれてしまうのか

写真でつづる自然と人の物語
サツキマスのいた川★・・・写真絵本でありながら、少年が旅して帰ると、そこが20年前の長良川だったことを知る、という内容のお話になっている。かつてはいっぱいいたのに、いなくなったのだろう長良川のサツキマス。人間がダムやスキー場などを作ったせいで。「20世紀の我々はなんと大きな過ちを犯してしまったことか」。おじいちゃんの手紙が痛い。
「カエルが鳴く山の田んぼ」「カワウソは生きている」「アザラシの保育園」

〇数学
数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜(10歳〜) 254p
数の大常識 (これだけは知っておきたい)
コブタをかぞえてIからMM アーサー・ガイサート 久美沙織訳

目で見る数学
目で見る数学―美しい数・形の世界 96p
続・目で見る数学―数と単位で広がる世界


〇宇宙・地球・星
宇宙においでよ! 野口聡一
宇宙探険―写真で見る宇宙の旅 (探検シリーズ)
国際宇宙ステーションとはなにか―仕組みと宇宙飛行士の仕事 (ブルーバックス)
小惑星探査機「はやぶさ」宇宙の旅
カラー版 ハッブル望遠鏡が見た宇宙 (岩波新書)
新・ちきゅう大図鑑―なぜ?どうして?わかった!! (別冊家庭画報)
地球の秘密―SECRET OF THE EARTH
月のかがく えびなみつる
星のきほん―STAR GUIDE
UFOと宇宙人の科学 (子ども天文教室)


○音楽
アバドのたのしい音楽会 (児童図書館・絵本の部屋) 49p
■*音楽ばんざい! 石津ちひろ訳・・・音楽の全般を扱いながら、とてもシンプル・平易にまとめてある絵本。

見ればできる楽器演奏ガイド 全6冊
ハーモニカをふこう
「ギターをひこう」「和太鼓を打とう」「ドラムをたたこう」他

○美術
トリックアート図鑑 ふしぎ絵

○料理
キッチン・ルール―台所の法則 小林カツ代
ひとりで お弁当を作ろう

○江戸
江戸のくらしから学ぶもったいない 全3冊
@ゴミをへらす知恵 ・・・江戸のくらしから学ぶというより(かけ離れすぎていて現実的じゃないので・・・)、江戸のエコな暮らしぶりを知る本。漫画仕立てになっていたりで、読みやすい。
A快適にすごす工夫 Bムダを出さない社会

江戸のお店屋さん
**江戸のお店屋さん (ほるぷ創作絵本) ・・・江戸のお店屋さん、そこで扱っている商品などを紹介する絵本。これは大人でもわくわくさせられる。
江戸のお店屋さん その弐 (ほるぷ創作絵本)

○他
アラマタ大事典 374p
視覚ミステリーえほん
新聞をつくろう (さ・え・ら図書館) 142p
ただいまお仕事中―大きくなったらどんな仕事をしてみたい?
たのしい マジック
ティファニーのテーブルマナー
トコトコ登山電車 (交通の研究) 62p・・・箱根の登山電車の本。登山電車好きに・・・?
トップアスリートが教える こどものためのスポーツのすすめ (こどもライブラリー)
はじめての大相撲
まんが・アニメの大常識 (これだけは知っておきたい)
妖怪図鑑


⇒中学生〜