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0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 小学校中級 小学校上級  作者別
この頃に こどものとも年中向き ちいさなかがくのとも もぴったり
3歳までとは違って、4歳からのお勧め絵本は、小学低学年でも十分OKな読み応えに思います。

4歳、だいぶ複雑な内容でも理解できるようになってきたし、簡単なダジャレは分かるようになったけれど、「システムの妙」とか、そういう「妙」的な面白さにはまだ無縁みたい。「損得勘定」とか「見栄」とかも、まだ理解の外。うちの子はまだ文字が読めないので、読める子を「すご〜い!」と賞賛し、「○○は一人で本読めないから、7歳になってもこれ(読み聞かせ)、やめないでね」と言っています。物語の中に自分も入り込んで、登場人物たちにいろいろ話しかけています。本の上に覆いかぶさって、内緒で登場人物になにやら教えたり。4歳半になると急に色々理解するようになりました。新しい本を読みたいようで、同じ本を何度も何度も何度でも持ってくる、というより、まだ読んでいない本を持ってくるようになりました。

※4歳前からでもOKなものに■、4歳なりたてでは難しいかな(4歳4,5ヶ月くらい〜?)というものに□をつけています。

4歳  4,5歳が絵本の黄金期!だそうです
※ あいうえお ⇒言葉遊び ⇒昔話他(日本・世界) ⇒ 他・一般絵本  ⇒科学・工作他 の順に書き出しています

○あいうえお
あいうえおうさま⇒王さまシリーズ(5歳欄)
あいうえおうた (2歳〜)・・・谷川俊太郎文。妙に読みやすく、楽しい。子はそれほどでもないようだけれど、「だぢづでどうして さしすせそんなに」とか喋るブームが母に起きて、子が笑っている(3.2)
あいうえお えほん とだこうしろう・・・1見開きに1文字のシンプルな絵本。右に大きく文字と、書き順、左にその文字を使った単語の絵、一つ。単純で、可もなく不可もなく、かな(4.7) 「カタカナえほん」もあり
あいうえおの本 安野光雅・・・ひらがなを覚える。格調高くて、観賞用という感じ(2.5) ABCの本―へそまがりのアルファベット
■*あいうえおばけだぞ―45MONSTERS 五味太郎・・・あいうえお・・・で始まる創作おばけ達の名前と説明。あまりおばけっぽくなくて、いまいちみたい。4歳くらいのほうが好きかも(2.8)
■****あっちゃんあがつく―たべものあいうえお さいとうしのぶ・・・頭にあ〜がつく食べ物の絵と文。がぎぐげご、とかのページもあって分厚い。絵が可愛いのだけれど、その分あまり写実的じゃない。うちの子はいまいちみたい。4歳くらいのほうが好きかも?(2.6) しりとりしましょ!―たべものあいうえお 1ちゃんいちにち―へんてこかぞえうた もあり
かっきくけっこ(ことばのえほん2) 谷川俊太郎・堀内誠一・・・1見開きに、ア行、カ行、と続く。しかし、う〜ん、ちょっと分からん系(4.10)
かばのさかだち あいうえお わかやまけん絵・・・レトロなあいうえお本。
ことばのあいうえお 五味太郎・・・各Pにつき1文字。母としては、これより ことばのえほんあいうえお (⇒2歳欄)のほうが、五味太郎の味が出ていて好き(3.11)
どうぶつ はやくち あいうえお (3歳〜)・・・子はあまり興味ないけれど、母が読むのが楽しい(4.1)


○言葉遊び・・・4歳になる前後から、だんだん言葉遊びに興味が出てきたみたい。ピーマン村の絵本「よーいどん!」の中の”よーい・・・うどん!”(ダジャレですね)に大笑いして、そろそろ読み時かなあ(初歩編)と思いました。(あと、「いま、なんさい?」(下記・一般)にも大笑い)

あいうえおうた (2歳〜) 谷川俊太郎文(上記)
あるのかな (チューリップえほんシリーズ) (3,4歳)・・・「みみずにみみはあるのかな」等、言葉遊びの「あるのかな」の羅列。絵(飯野和好)が苦手なのか、好きじゃないらしい(2.11)
ことばあそびうた (日本傑作絵本シリーズ) (3歳〜) 谷川俊太郎文 ことばあそびうた また もあり・・・大人っぽい装丁の小さめの冊子に言葉遊びの詩。正統派という感じ。子は耳に残って嫌いでもないみたい(4.0)
ことばのえほんあいうえお 五味太郎 ⇒上記・あいうえお欄
しりとりあそびえほん 石津ちひろ・荒井良二 ・・・小さめの絵本。見開きに同じテーマのしりとりになっている絵。絵が可愛くて、眺めるのにいい感じ(3.8)
ぞうだぞう (たんぽぽえほんシリーズ) (2〜3歳)・・・ぞうがテーマのだじゃれ本。母は面白かったけれど子はまだだじゃれを分からない(2.9) ⇒自分で発見しただじゃれは面白いらしいけれど、本で読んでも面白くないみたい(4.0)

へんしんシリーズ★ あきやまただし・・・「オギャーオギャー」と泣く赤ちゃん、「オギャーオギャー」と繰り返し読んで次のページをめくると、「ギャーオ」と怪獣になっている、というような変身が続く。高度な変身(語彙が・・・)もあって、3歳前半には難しめかも。分かるようになってから読んだら絶対楽しい ⇒3歳8ヶ月では、ジョークというより、言葉の妙として興味深いみたい。笑わずに真面目に聞いている。⇒4歳1ヶ月、時々笑う。AとHがかなり好き。
@*へんしんトンネル (新しいえほん)(4.1) Aへんしんトイレ★★(4.1) Bへんしんマラソン (3.9) C*へんしんオバケ(4.1) Dへんしんコンサート(4.1) Eへんしんとびばこ(3.8) □Fへんしんプレゼント(クリスマス版 4.1) Gへんしんマジック(4.1) Hへんしんクイズ★(4.3) Iへんしんマンザイ(4.2) Jへんしんかいじゅう△(6.0) Kへんしんおんせん(5.11)


○昔話・他

てのひらむかしばなし 全20巻(3,4歳〜) 長谷川摂子文 ・・・小さな冊子の昔話シリーズ。語り口も比較的易しく、昔話やや初心者によさそう(特に@ENあたりは平易)。うちでは4歳4ヶ月くらいから、そろそろかな、と。くいつきがよかったのはIN。一部は5歳〜かな(CDHLMOPQRS)
■@ももたろう(3.8) Aかちかちやま(こ、怖い・・・ 4.5) Bしたきりすずめ(真島節子絵 4.6) □Cうろこだま  □Dへっこきあねさ(荒井良二絵 この荒唐無稽さに母が大笑い。子にも受けたけど、小学生くらいのほうが受けそう! 4.9) Eやまんばとがら(4.5) □Fつるのおんがえし(4.6) □Gさばうりどん(伊藤秀男絵)(4.6) □H十二支のはじまり(山口マオ絵 5.0)(5.5) □Iだんだんのみ(4.6) Jいっすんぼうし(荒井良二絵 4.4) K三まいのおふだ(怖かったようで、じいいと聞いていた 4.5) □Lはなたれこぞうさま(4.6) □Mはなさかじい(伊藤秀男絵 4.4) Nねずみじょうど(4.4) □Oしおふきうす □Pこぞうのはつゆめ(長谷川義史絵 5.5) □Qこだぬきのおんがえし(4.9) □Rうばのかわ(これは5歳半くらいから 5.4) □Sくわばらくわばら(飯野和好絵 5.4)

川崎大治おはなしえほん
かっこ からんこ からりんこん ・・・下駄を粗末に扱っては新しい下駄を買ってもらう女の子、ある夜を境に「3つ目に2枚歯」のおばけ?の唄が聞こえてくるように・・・。分かりやすい、馴染みやすい語り口(4.8)
絶版⇒「だいくとおにろく」(せなけいこ絵 4.10) 「ねずみちょうじゃ」(4.9) □「かもとりごんべ」(馬場のぼる絵 4.10) □「くまときつね」(4.9)

福音館の日本の昔話・民話(4歳〜) ※5歳欄にもあり
□***かえるをのんだ ととさん (こ3歳〜)・・・てのひらむかしばなし「だんだんのみ」と同じ。「だんだんのみ」の長谷川摂子の文章のほうに軍配上がったかな。けれどこの話自体は好き(4.6)
こぶじいさま (こ4歳〜) 松居直・赤羽末吉・・・昔話らしい昔話(4.9)
さんまいのおふだ (こ4歳〜) 梶山俊夫絵・・・これはちょっと迫力に欠けた「さんまいのおふだ」かな(4.6)
だごだご ころころ (日本傑作絵本シリーズ) (3歳〜)・・・だご(だんご)ころころ、鬼の棲み処へ(3.10)

ミキハウスの絵本
□*かちかちやま(3歳〜)  田島征三・・・「かちかちやま」は怖い・・・。凄絶で、えぐい。あまり子に触れさせたくないくらいかも。うちは食い入って、「たぬきは一番悪い! うさぎもちょっと悪い」(4.5)
「やんすけとやんすけとやんすけと」梶山俊夫絵
「ぶんぶくちゃがま」(4,5歳〜)井上洋介絵 「つるのおんがえし」 「さるかにむかし」大川悦生文
「ももたろう」(3歳〜)「うらしまたろう」(4,5歳〜)・・・現代風にアレンジされていていまいち
ブレーメンのおんがくたい(3歳〜) (グリム)スズキコージ・・・4匹の動物の老練な感じがよく出ている。5歳くらい〜(4.10)
■「おおきなかぶ」 田島征三絵・・・分かりやすい昔話(3.2)
「3びきのくま」 トルストイ・片山健絵・・・絵が可愛い(4.5)
□「3びきのこぶた」 岸田衿子訳・二俣英五郎絵・・・原作に忠実な、ちょっと怖い3びきのこぶた。5歳前後向きかも(4.5)
「あかずきん」△・・・現代風にアレンジされた感じでいまいち(4.4)
「長ぐつをはいたねこ」佐々木マキ絵 「ジャックと豆のつる」(4,5歳〜)飯野和好絵 「12の月たち」 「ヘンゼルとグレーテル」(4,5歳〜) 「ねむりひめ」(4,5歳〜) 「はだかの王さま」他
小学生以上かな ⇒「シンデレラ」(6歳〜)「ミキハウスの宮沢賢治絵本」シリーズ

福音館の世界の民話 ※5歳欄・6歳欄にもあり
■*おだんごぱん―ロシアの昔話 (日本傑作絵本シリーズ) (4歳〜) 瀬田貞二訳・・・絵も文も古きよき感じで、地味。けれど妙に言葉が耳につくみたいで、時々思い出したように持ってくる。母も子供時代、妙に好きだったような記憶が。5,6歳までいけそう(3.4)
ガラスめだまときんのつののヤギ―白ロシア民話 (日本傑作絵本シリーズ) (4歳〜) スズキコージ絵・・・下記「きつねとうさぎ」によく似ている。ここではヤギに畑をのっとられて泣いているおばあさん。成功したのはハチ。「きつねとうさぎ」(下)よりこっちのほうが断然、物語に説得力はある(4.6)
きつねとうさぎ―ロシアの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) (3歳〜)・・・ずるいきつねに家をとられて泣いているうさぎ。おおかみやくまが家を取り返そうとしてくれるけれど、結局成功したのはオンドリだった・・・。おおかみやくまの弱さがちょっと理解不能・・・。子はきつねやらがうさぎを食べないことに驚いていたし。よく分からん昔話でした(4.6)
****3びきのくま (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本) (3歳〜) トルストイ文・・・1962年作品。定番の1冊。まあまあみたい(4.6)
■*********三びきのやぎのがらがらどん―ノルウェーの昔話 (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) (4歳〜) マーシャ・ブラウン絵 瀬田貞二訳・・・1965年作品。3匹のヤギが、トロルをやっつける話。単純明快、大ヤギがトロルを木っ端微塵にする。とても推奨されているし期待していたら・・・推奨の理由は不明だった。まあまあかな。うちの子は読む時期の問題もあってか、同じ話の「やぎのブッキラボー3きょうだい」(⇒ポール・ガルドン欄)のほうが好き(4.2)

その他の世界の民話
三びきのくま (世界名作おはなし絵本) 森山京・柿本幸造・・・「大きい」「中くらいの」「小さい」、と繰り返されて、小さい子向けを意識した作りかな? まあまあ(4.5)
パンはころころ―ロシアのものがたり マーシャ・ブラウン・・・「おだんごぱん」(上記・福音館の)と同じお話(4.11)
ふとっちょねこ―デンマーク民話 ジャック・ケント・・・猫が次々いろんな物(や人も)を食べていく。ちょっと漫画チックに面白い。子にも受けたし、母にもこれは日常の平穏な幸せの陰に潜む、欲望の顛末を見せられたようにも感じて、面白かった(4.2)
⇒他、下記一般にも(ポール・ガルドン グリム他)


○他・一般
□***あおい目のこねこ (世界傑作童話シリーズ) (4歳〜) エゴン・マチーセン 瀬田貞二訳・・・青い目の子猫が、猫の国を求めて旅に出る。古典といっていいくらい読み継がれている人気本。1965年作品(原作は1949年)。うちの子はまあまあみたいだった(4.9)
あかいてぶくろみなかった? 絶版 岸田衿子訳・・・小さな絵本。女の子向き(3.4)
あかがいちばん ・・・お母さんは色々難癖をつけるけれど、分かってない。赤が好き! 子どもって本来こうなんだよなあと思う。母親の難癖が母にはありがちで可笑しい。子にはいまいちみたい(3.10)

あきやまただしの絵本 ※2歳欄・3歳欄にもあり
はやくねてよ (えほん・ハートランド) ★(5歳〜)・・・眠れない子が、いろんなものの数を数えていく。ごじゃごじゃと増えたそのもの達が、「はやくねてよー!」 好きみたい(4.5)
⇒「ころんちゃん」「さかさのこもりくん」「たまごにいちゃん」「はなかっぱ」(下記) ⇒「へんしんシリーズ」(上記・言葉遊び)
⇒「あしなが」「シマリスのしまおくん」(7歳欄)

あたし、ねむれないの (世界の絵本) ・・・絵がすごいレトロ、と思いきや1969年作品。女の子が人形がいないと眠れない、と人形をベッドに寝かせ、するとその人形がくまがいないと眠れない、と言うのでくまのぬいぐるみもベッドに入れ、するとそのくまが・・・というお話。6歳で読んだのでいまいちだったけれど、4歳くらいなら大好きだったような匂いがする(6.5)

あーちゃん(偕3,4歳〜) ねじめ正一・長野ヒデ子
かあさんになったあーちゃん ・・・ねじめ正一ワールド。母のほうが好きかなあ? 子はまあまあみたい(4.1)
あーちゃんのおにいちゃん ・・・お兄ちゃんの紹介で終わっていて、子は「もう終わり!?」(4.1)

あっちへいけよ 絶版・・・小さな冊子。犬嫌いな男の子と、その子についてくる犬の短い話。まあまあ(4.5)
あっちゃんのはたけ (4,5歳〜)・・・あっちゃんは野菜が嫌い。けれど畑で育てるうちに、大好きになる。食育絵本? いまいちみたい(4.0)
□**あな (こどものとも傑作集 63) (こ4歳〜) 谷川俊太郎・和田誠・・・男の子が穴を掘る。何を言われようと一人掘り、自分の中で納得すると、穴を元通り埋めてしまう。なんだかふか〜い。子は案外なかなか好きみたい。小学生にもよさそう(4.6)

アニタ・ジェラームの絵本
せかいでいちばんおりこうないぬ ・・・世界で一番おりこうな犬、の、なんていうことのない絵本・・・(6.6)
ぼくはぼくのほんがすき (児童図書館・絵本の部屋) ・・・本が好き、というだけのなんていうことのない絵本・・・(5.4)
⇒「あまのじゃくのてんこちゃん」(下記)

アーノルド・ローベルの童話 ※5歳欄にもあり
とうさん おはなしして (4〜8歳)・・・父さんネズミが7匹の子ども達に7つのベッドタイム・ストーリー。最初のほうはいまいちだったけれど、だんだん父さんの語りが冴えてくるかな。まあまあみたい(4.6)
***どろんここぶた ・・・どろんこが大好きな子豚の家出。セメントを知って読んだほうが面白い(なぜイラストの「セメント」の文字が英語のままなのかな? 子どもにも読めるようにしたほうが面白いのに)。まあまあみたい(4.5)
「どうぶつえんのピクニック」(4,5歳〜)(4.5)
(絵のみアーノルド・ローベル↓)
「ハバードおばさんといぬ」(マザーグースより)・・・シュールな内容だけれど、案外好きだった(4.5)

あまのじゃくのてんこちゃん アニタ・ジェラーム・・・ある日起きたらあまのじゃくになっていたてんこちゃん(ネズミ)と家族のお話。突然いやいや期に入った子どもをあらわしているのかも。内容はまあまあですが、いい子ちゃんばかりのでなく、こういう絵本もたまには読まなきゃな、と思います
あまのじゃくのてんこちゃん (児童図書館・絵本の部屋) ・・・てんこちゃんのあまのじゃくぶりは、うちの子もほぼ全部やってきたことばかりでした(4.9)
おたんじょうびおめでとう あまのじゃくのてんこちゃん (児童図書館・絵本の部屋) ・・・誕生日編。あまのじゃくぶりがちょっと楽しい(4.9)

あまんきみこの絵本 ※5歳欄・6歳欄・7歳欄・小学中級欄にもあり
このゆび、とーまれ (えほんひろば) 石井勉絵・・・雪遊びして、雪だるまを作る女の子とうさぎたち。そして夜、今度は雪だるまが・・・。可愛いお話。子はまあまあみたい。「みんなでよいしょ」もあり(5.2)
だんだんやまのそりすべり (日本傑作絵本シリーズ) 西村繁男絵・・・怖くてそりすべりできないいっちゃん、一人山の上に取り残されて、そこに動物の子ども達が現れる。動物達もそりすべりを始め、けれど一人怖くてできずに一人残るキツネの子、いっちゃん。二人で練習を始めて・・・。かわいいお話(4.11)
ちびっこちびおに  若山憲絵 1975年作品・・・鬼の男の子、人間の子どもと遊びたくなって山を降り、幼稚園へ。優しい、かわいいお話。古き良き絵本だなあ、と思う。子もけっこう好き(4.3)
⇒「かえりみち」「すてきなぼうし」(3歳欄)

あめがふるひに… ★ 韓国・・・こんな雨が降る日にライオンはなにをしているかな? ちょうちょうは? ティラノサウルスは? お父さんは? ちょっと意外で楽しい絵本。子もつっこみながら読むのが好き(5.3)
あらいぐま洗車センター ・・・あらいぐまの洗車センターに持ち込まれる車、汚れで覆われているけれど、誰の車だと思う? そして洗車後の車の絵に、持ち主が現れる。絵は可愛いけれど、それ以外は素人っぽい。子はまあまあかな(4.7)
ありがとう!ぴょんたとくまのロンじいさん (新しいえほん) 末崎茂樹絵・・・楽しいキャンプの途中、突然の嵐がきて、くまのロンじいさんと、うさぎの郵便屋さんのぴょんたが、子ども達を救い出すという話。けれどいくら突然のハプニングとはいえ、ロンじいさんもぴょんたも判断が遅すぎて、子どもを無駄に危険にさらしている! 子は好きみたいだけれど、母の評価はかなり悪い(4.3)

アンガス(4歳〜)・・・作者マージョリー・フラッグ(1897〜1958年)は、ワンダ・ガアグ(⇒5歳欄)と共にアメリカの絵本の基礎を築いたと言われている人だそうです。飼い犬子犬のアンガスが、だんだん外の世界に興味を持って世界を知って成長していく(〜B)。相当古いのに、子もABは好き。
□@***アンガスとあひる (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) (4.1)
Aアンガスとねこ・・・アンガスの今度の興味の対象は、猫(4.1)
Bまいごのアンガス・・・猫にも飽きて、アンガスは外の世界へ(4.1)
Cベスとアンガス・・・主役はベス。怖がりで愚かなベスが、アンガスと友達になる(4.1)
□Dトプシーとアンガス・・・主役はトプシー。ベス&アンガスと友達になる(4.1)

アンジェリーナはバレリーナシリーズ (2歳〜)・・・講談社の翻訳絵本”クラシック・セレクション”。その名にふさわしく、絵も可愛いし、内容もとてもしっかりしていて、上質な感じがある。@は少女の夢と情熱、Aは嫉妬と協調、というふうにテーマもしっかりしていて、母にも楽しめた。ただアンジェリーナが良い子ちゃんキャラで人気の的なのが少々気になる。子はアンジェリーナのコスチュームにいたく憧れている。
@アンジェリーナはバレリーナ・・・ねずみの少女、アンジェリーナがバレリーナになるまで(4.3)
Aアンジェリーナはじめてのステージ・・・はじめて子役として舞台にたったときのお話(4.3)
Bアンジェリーナのクリスマス ・・・クリスマス、人との関わり編(4.3)
Cアンジェリーナスターになる・・・祖父母と船をこぎだし、ダンスパーティーへ。今回は特にアンジェリーナ一人良い目をみるのがちょっと気がかりでいまいち(4.4)
Dアンジェリーナおねえさんになる・・・お姉さんになった寂しさと、誇らしさ。お姉さんじゃないうちの子も好き(4.3)
Eアンジェリーナのハロウィーン □Fアンジェリーナはスケーター(4.5) □Gアンジェリーナのバースデイ(4.4) Hアンジェリーナのはるまつり(4.4)
他の出版社からも「アンジェリーナとおうじょさま」「アンジェリーナとなかよしアリス」(4.4)

アンホールト(アンホルト)夫妻の絵本(ローレンス&キャサリン(キャスリーン))
あなたってほんとにしあわせね! (3歳〜)・・・赤ちゃんが生まれて、お姉さんに。いい絵本だと思うけれど、お姉さんになる子以外には読む気にならない。
あなたのこと (5歳〜)・・・ページいっぱいに色んな洋服の絵とか、家の絵とかetc. その中で好きなのはどれ?とか問いかけられる。子は「気に入った」らしい(4.6)
かぞえてみよう1,2,3 ・・・絵は文句なく可愛い。ただ数えるブームも去った後だったので、内容は全く興味なさげだった(4.10)
■わたしがあかちゃんだったとき・・・3歳の女の子が、赤ちゃんだったときの話をお母さんからきく。好き(4.6)
□わたしのだいじなかぞく(5歳〜)
アンナ:■「わたしようちえんにいくの」(4.6)「きょうはわたしのおたんじょうびよ」(4.6)
⇒「ビリーはもうすぐ1ねんせい」(6歳欄)
ローレンス・アンホルトの本:
わすれられたもり さくまゆみこ訳・・・かつては大きかった森に人々が住み着くことで街ができ、今では森はほんの一画。その素敵さを知るのは子どもだけで・・・。自然賛歌の絵本かな?(7.4)
⇒「アンホルトのアーティストシリーズ」(7歳・美術欄)

いいからいいからシリーズ ★ 長谷川義史・・・おじいちゃんは「いいからいいから」。なんでも受け入れてしまう。カミナリ、オバケ、貧乏神、忍者まで。それに同調してしまうぼくと、控えめながらいいキャラの母と、(3)で人生の転機を迎える父・・・((4)では母が・・・。どうなるこの一家!?)。(2)以降は大人向きかも。子も好きだけれど。
■いいからいいから(1)★・・・雷がへそをとる話で、2歳でも好き(2.9)
□*いいからいいから〈2〉・・・おばけの話でこれも面白い。また4歳で(2.10)(3.9)
□いいからいいから(3)・・・貧乏神の話でこれも面白い。子にはまだ意味不明(2.10)(3.9)
□いいからいいから(4)・・・忍者の話。ここまでくると、ほぼ大人向けのような気がする。母は面白かったけれど、子はほぼ興味なし(3.10)

石津ちひろの絵本・・・言葉遊びの第一人者? 訳本も多数あり(「リサとガスパール」他) ※小学中級欄にもあり
あしたうちにねこがくるの (講談社の創作絵本) ・・・明日うちにやってくる猫、こんなのだったら、どうしよう? 色々想像する女の子、ピンポーンとやってきたのは、可愛い子猫。それだけのシンプルで短いお話(4.0) 「もしもねこがサーカスにいったら」もあり
だって… (えほん横町シリーズ) ・・・お母さんが子を怒る。子は「だって・・・」。そして次のページに読者も納得の理由が分かる絵。その繰り返しで、短いけれど楽しい。うちの子は、おもらしばかりするのを怒られた子が「だって・・・」、次のページにはいりくんだ迷路の先にあるトイレ、というのが一番好きかな(4.3)
ミーノのおつかい (みんなで絵本) ・・・猫のミーノがおじいさん(人間)のために魚を買うおつかいに。子もいまいちだったようで、母も好きじゃない。絵は可愛いけれど、猫もおじいさんも好きじゃない(3.9)
⇒「しりとりあそびえほん」(上記・言葉遊び)

いちにち・・・(4,5歳〜) ふくべあきひろ文
***@いちにちおもちゃ (PHPにこにこえほん)★・・・男の子が、1日いろんなおもちゃになってみる。剣玉になってお尻串刺しとか。最後は「遊んだおもちゃは片付けしましょう」となって少し説教の意味合いがあるようだけれど、途中が面白い。子はあまり笑いはしないけれど、気になる本みたい(3.10)
□A*いちにちぶんぼうぐ (PHPにこにこえほん)・・・男の子が、今度はいろんな文房具になってみる。これは小学初級〜によさそう(4.7)
Bいちにちのりもの・・・@もAも覚えていないらしいけれど、これはこれで楽しんで聞いた(6.4)
Cいちにちおばけ・・・おばけって楽しいかも編(6.10)
□Dいちにちどうぶつ・・・動物になって、その動物の特質を知る編(7.6)

***いつまでもすきでいてくれる? (児童図書館・絵本の部屋) ・・・カンガルーの子どもがお母さんに「いつまでも好きでいてくれる?」 ぼくが花になったら? 自転車になったら?といろいろ聞く。それに答えるお母さん。時々あるパターンの絵本で、その中でも出来は悪いように思う。甘甘すぎてくどくて好きじゃない。子もいまいちみたい(5.3)

いもとようこ(絵)の絵本・・・ちょっと甘過ぎて母は苦手。
おばあさんのねこになったねこ (新しいえほん) 岡本一郎文・・・悪猫団は泥棒を重ねる野良猫集団。けれど猫好きおばあさんの猫になるまで。ちょっと話に無理があるし、こういうのは好きじゃないなあ・・・。子はけっこう好きみたい(4.6)
だいじないす
つきのよるに (えほんのマーチ) ★ いもとようこ文・・・かもしかの子がひとり立ちするまでの、お母さんとの物語。お母さんが語る部分などもあり、大人の方が好きかも。けれど子も妙に好きで、何度も持ってくる(4.9)
とんとんとんの こもりうた (講談社の創作絵本)
まいったなあ (国際版絵本) いもとようこ文・・・オウムの鳥かごにやってきたすずめ、オウムが優しく接していたら、どんどん増えていって、オウムもとうとう「出て行ってくれ〜!」 まあまあかな(4.4)
みんなおやすみ… ・・・くまさんの冬ごもり、動物達がやってきて・・・。子に優しさを安売りしているような感があって好きになれない。子はそれなりに好き(4.4)
もしもしおかあさん(4,5,6歳〜) ・・・もらわれていった子猫たちが、子が消えて不安なお母さん猫に電話。人間の身勝手をきれいに絵にしている感じがして母が嫌い。子はまあまあ好き(4.3)
やさいのおしゃべり
⇒「おばけのがっこうへきてください」「ともだちほしいなおおかみくん」(下記・さくらともこの本)
⇒「おひさまのたね」「しゅくだい」(3歳欄) 「大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本」(5歳欄) 「くまのこうちょうせんせい」(6歳欄)

インゲル&ラッセ・サンドベリ(サンドベルイ)の本
おばけのラーバン (世界のほんやくえほん 11) ★・・・ラーバンシリーズ(⇒下記)は妹のラボリーナが主役のようだけれど、まだ妹は生まれていないのか、これは可愛いおばけのラーバンが主人公。これもちょっと古いし、スウェーデンの馴染みのない部分が出てくるのだけれど(おばけは鎖で怖い音をたてるとか、トロールとか)、子はそれも気にならずに好きみたい。母も気に入った!(4.11)
⇒「ラーバンとアンナちゃんのえほん」「わんぱくちびくん」(下記)

うえにはなあに したにはなあに ★・・・もぐらがいる。そのもぐらの上にあるものはなあに?と、どんどん上がっていって、最後は月にたどり着く。今度はその月の下にあるものはなあに?と、海をどんどんもぐっていく。大人っぽく、神秘的な作り。子は「もぐらの本」と読んで気に入っている(3.11)

内田麟太郎(文)の絵本 ※5歳欄・7歳欄にもあり
じてんしゃきこきこ ・・・絵がかなり不思議な感じ。タコとヒトデがいい味出していて、可愛い! 母は好き。子はまあまあみたい(4.4)
ひたひたどんどん 伊藤秀男絵・・・空に浮かんだ海の話。ナンセンスもの。絵が迫力(4.4)
ねぇねぇ (ひまわりえほんシリーズ) (4,5歳) 長谷川義史絵・・・ねえねえ、ぼくとどっちが好き?と聞いて回る男の子のお話。まあまあみたい(4.3)
⇒「そろそろぞろぞろ」(3歳欄)

えさがしえほん 長谷川義史
どこどこどこ―いってきまーす ・・・ごちゃごちゃした絵の中から探す。この作者の絵は、探しものには向かないと思う・・・。分かりにくい。子は好きだけれど(3.11)
どこどこどこ いってみたーい

エドアルド・ペチシカの絵本
せかいでいちばんおかねもちのすずめ ・・・麦粒の山を積んだ貨車に一晩閉じ込められたすずめのお話。これでお腹を空かせることあないと喜んだものの、ひとりぼっちは辛くて・・・(7.0)
ぼくだってできるさ! ・・・小学校に上がるのにあと2年、という男の子の短編集。読むほどでもないかも・・・。子もまあまあみたい(4.10)
⇒「りんごのき」(3歳欄) 「もぐらと」(下記)

えほん・こどもの四季(4,5歳〜) 全7巻
□Aひとりぼっちのかみさま 伊勢英子絵・・・節分の日、ビルの合間でひとりぼっちの神さまが町に出て、両親が留守のとある兄妹を助ける(5.3)
B■のはらのひなまつり 神沢利子・岩村和朗・・・雛人形工作の後で読むと気に入っていた。ねずみなど動物もいっぱい出てくる(4.4)
□Eたけのはさやさや 絶版 長崎源之助・山中冬児・・・一昔前の子ども達の話という感じ。出てくる子達は小学生くらい?(4.9)
他(絶版) □@おしょうがつさんとんできた△(鶴見正夫 5.2) Cまゆみのおはなみ(4.5) □Dそらとぶこいのぼり(4.6) Fこんやはおつきみ

エマのしごとともだち 全2冊 グニラ・ヴォルデ・・・小さな、ちょっとお洒落な感じの冊子で、なかなかいい感じ。お勧めでもそうは目にしないけれど、そんな中にもこんな素敵な絵本があるんだな、と。
「エマのしごと」★・・・壊れてしまったエマのおもちゃがいくつか。そこで今日はエマは修理やさんに。子は新聞を敷くあたり、「この子、えらい!」と、自分より年上かどうかを気にして、憧れを抱いたみたい。布団カバーの破れを発見して「布団直し屋さんになる」とちくちく縫っていたのは、この本の影響みたい(4.8)
「エマとピーター」・・・エマとピーター、違っているからこそ楽しい、という内容(4.8)
「ちいさいひと」2冊セット(「にこにこエマ」「くまくんはどこ?」)(3.9)もあり

エリック・カールの絵本 2歳欄・3歳欄・6歳欄にもあり
おほしさま かいて! (5,6歳〜)(4歳〜)・・・描いてとせがまれて出来上がる絵。絵を描くのが大好きな人が作った絵本の感じが出ている(4.1)
巨人(ジャイアント)にきをつけろ! ★★(4,5歳〜)・・・これはお勧めでみたことがないのだけれど、子が大好き! 巨人の世界に紛れ込んでしまった姉妹の逃走劇。ページの穴の向こうに次のシーンが展開していって、不思議に素敵(3.11)
□*たんじょうびのふしぎなてがみ (4,5歳〜)・・・誕生日に届いた不思議な手紙の通りたどっていくと、プレゼントにたどり着く。本当に読者がたどっていく作りにできていたらもっと楽しかったと思うけれど、勝手にページが進んでいくので拍子抜け。子もいまいちだったみたい。「巨人にきをつけろ!」(上記)のほうがずっといい(4.11)
他 「月ようびはなにたべる?」(5,6歳〜)・・・アメリカの民謡を絵本にしたものらしく、絵は素敵だけれど、エリック・カールの絵本でなければ翻訳出版されていなかったろうな、という感じ(4.0)
「パッチン!とんでコメツキくん」(5,6歳〜)・・・コメツキムシのコメツキくん、何度も失敗しながら、ひっくり返った体勢から、パッチン!と元に戻る練習をします。音の出るしかけつき(3.7)

園の生活12か月 絶版
Bぼく ぼうしとらないぞ しみずみちを・・・保育園、帽子を取らない男の子、その理由は? 元気でみんな仲良く、いきいきした園生活の感じ。古いけれど(4.0)
他 長崎源之助作:@きょうからようちえん Cごめんねまみちゃん Eおじいちゃんのかぼちゃ Hあしたはクリスマス Iたこたこあがれ Jるりちゃんのすてきなそり
他 しみずみちを作:A108ぴきこいのぼり Dはらはらどきどきおとまりかい Fおにいちゃんは2とうしょう Gゆうたのでこぼこじてんしゃ Kもうすぐがっこう

おおかみのでんわ (こどものくに傑作絵本) せなけいこ・・・せなけいこらしく楽しい(3.8)
おおきくなりたいちびくまくん★ ・・・ちびくまくんと、お母さん。二人のほのぼのとした、あたたかな至福のラブラブ時間。微笑んで聞いていた。好き(4.0)
****おおきなおおきなおいも★(4歳〜) 赤羽末吉絵・・・母が子どもの頃、妙に好きで、どうして好きなのか自分でも不思議だった。子も結構好きで、時々出してくる、気になる絵本みたい。芋ほり遠足にひろがる園児達の空想(4.5)

おおきなクマさんとちいさなヤマネくんシリーズ (4歳〜) ふくざわゆみこ・・・森の友情物語。可愛くて、ストーリー性も○、キャラも○。母も子も(母のほうが)好き。
@もりいちばんのおともだち ・・・”いちばん”と銘打ってしまうところがいまいちなのだけれど、他は良い。秋(3.10)
Aふゆじたくのおみせ ・・・冬が近づいて、どんぐりで買う冬支度(3.10)
Bめざめのもりのいちだいじ ・・・春(3.10)
Cあめのもりのおくりもの ・・・梅雨(3.10)

大だこマストン 西川おさむ 絶版
@大だこマストン海底のたたかい・・・海に潜っているとき、危機を救ってくれたのは大だこのマストン(7.0)
A大だこマストンとかいぞくせんのたから (そうさくえほん館―空想の世界であそぼう) ・・・マストンから貝殻の招待状が(7.0)
※「ぼくと大だこマストン」もあり(これは登場人物が同じだけれど、また別のお話のよう 7.0)

おかあさんだいすき (岩波の子どもの本 5) (4,5歳〜)・・・2話収録されていて、「おかあさんのたんじょう日」(マージョリー・フラック)と、「おかあさんのあんでくれたぼうし」(スウェーデンの話)。どちらも古い感じの日本語(「お城」じゃなく「御殿」とか。1954年作品なので・・・)。「たんじょう日」のほうは3歳でもOKの、楽しい繰り返しのお話。「ぼうし」のほうは5歳前後向きかな? お母さん崇拝みたいな話で、母が読みきかせるものじゃないような。まあまあみたい(4.5)

おくはらゆめの絵本
チュンタのあしあと (あかね・新えほんシリーズ) (3歳〜)・・・すずめとおばあさんの絵本で、かわいい。絵も素人っぽく下手うまで、どちらかというと母親が好きな感じかも?(3.8)
バケミちゃん (講談社の創作絵本シリーズ) ・・・ゴミを拾うのが大好きなオバケ、バケミちゃんの話。4歳くらいなら好きだったかも?(6.5)
ワニばあちゃん ・・・ワニばあちゃんと、その鼻の穴にすむアリじいちゃん。シュールで、妙に楽しい。子はまあまあみたい(3.8)
「シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる」・・・夜中の1時にやってくるシルクハット族。その目的は・・・? これはとってもいい。特に母が好き!(6.7)

***おじいさんならできる (世界傑作絵本シリーズ―カナダの絵本) ★(4歳〜)・・・物を大事にする、ユダヤらしい絵本。赤ちゃんの時おじいさんに作ってもらったブランケット、ずっと大事にして、ぼろぼろになったらおじいさんのところに持っていき、チョッキに、ベストに、ハンカチに・・・と、作り変えてもらう。裁断した布切れが、床下のねずみ一家に再利用されていくストーリーも同時進行して、子も気に入った。節約の美徳が素敵に描かれていて、物を大事にしようね、と自然に親子で話せる(4.1) 「ヨセフのだいじなコート」(下記シムズ・タバック)もあり

おしゃれなかばのヒッポ・ヒッポ・ルー★ おのりえん・国松エリカ
おしゃれなかばのヒッポ・ヒッポ・ルー★・・・これはお勧めでは見かけないのですが、個人的にお勧め。お姉さんカバのヒッポヒッポルーと、にぎやかな7人の弟、その中の一人ヤンダヤンダのお話。可愛い物語の舞台はアフリカで、象やキリンが歩いていて素敵。子も好き(3.11)
「むしばがいたいヤンダヤンダ」★(3.11)
「みずぼうそうだよヤンダヤンダ」★(3.11)

おせちいっかのおしょうがつ (クローバーえほんシリーズ)

おつかい・るすばん さとうわきこ
■**おつかい (3歳〜)・・・楽しい。子はまだ分からない(2.7) ⇒文字数は少ないけれど、絵を見て時間の経過を分かって・・・説明無しで楽しめるようになっていました。雨の中おつかいを頼まれた女の子、でも○○したらどうする?と、心配して重装備していき、やっと外に出ると、もう晴れていた、というお話(4.0)
るすばん (日本傑作絵本シリーズ) ・・・留守番を頼まれた女の子、おばけが出たらどうする?とバリケード。これはいまいちかな? でも「おつかい」とセットで読むのが好きみたい(4.0)

おつかい―けっことこっこ (3,4歳〜)・・・絵が可愛いけれど分かりにくい。子どもにわとり、「けっこ」と「こっこ」の病院へのにぎやかなおつかい。絵の中に文字がいっぱいなので、自分で文字が読めるようになってからがよさそう(3.5)
おつきさんどうしたの (岩波の子どもの本) バーバラ・クーニー絵 岸田衿子訳・・・やんちゃなアヒルの子が、夜に家を抜け出して出合う騒動。1974年作品で、当時としてはどんなに面白かっただろうと思わせられる、なんだかノスタルジックでもある良書かな。子はまあまあみたい(4.11)

おとうさんはウルトラマンシリーズ 宮西達也・・・ほのぼの一口噺がいくつか収録。子には分からないだろう父(ウルトラマン)の気持ちだけれど、子は妙に好き。全部大人向きかも。読み聞かせにはあまり向かない形式で、全巻読んだあとには、母はもう嫌になった・・・。
おとうさんはウルトラマン★・・・ウルトラマンパパと息子(3.0)
おとうさんはウルトラマン―おとうさんの休日・・・休日編。大人向けかも(3.10)
帰ってきたおとうさんはウルトラマン・・・ウルトラマン編とバルタン星人編。大人向けかな(3.10)
いとしのウルトラマン・・・ウルトラマンの恋。これは大人向けの小さな冊子
パパはウルトラセブン・・・ウルトラセブンパパと娘(3.11)
パパはウルトラセブン・ママだってウルトラセブン・・・お母さんバージョン(3.11)
パパはウルトラセブン みんなのおうち―HOME SWEET HOME・・・赤ちゃんと4人暮らしに(3.11)

おとうとうさぎ・・・若い作者による、妙に魅力的な絵の絵本。本国スウェーデンで人気だそう。
@おばけのめをみて おとうとうさぎ! ・・・怖がりのおとうとうさぎ、迷い込んだのは怖いおばけの森・・・。3歳でもそれなりだけれど、4,5歳が好きそう(3.3) ⇒怖がったりと、楽しんで読めた(4.9)
Aまじょにはクッキー おとうとうさぎ! ・・・今回迷い込んだのは、怖い魔女の森・・・。@と似通いすぎていてパンチには欠けるけれど、ますますキャラ達に愛着が持てて、次回作が楽しみ(4.9)

おとこのこのおはなし(3歳〜)・・・幼い男の子の、う〜ん、勘違い物語かな。それなりに可愛いけれど、お勧めされるほどでもないかも(4.10)
@みつけたよ、ぼくだけのほし (にいるぶっくす)
Aまいごのペンギン (にいるぶっくす)

***おとなりさん★ 高畠純絵・・・にわとりの隣のうちに越してきたのは・・・。展開が楽しい。手紙のやりとりなどもあり、子も好き(4.4)
おともだちになってね (新しいえほん) 岡本一郎・土田義晴・・・誕生日もの。一人ぼっちで誕生日を迎えたくまさんは友達が欲しくなって・・・(3.6)
おなかのなかにおにがいる (ひさかたメルヘン 32) (4,5歳〜) 節分の日の話。本当はいい子なのに、お腹の中にいろんな悪さをする鬼がいて、悪い部分が出るけれど、みたいな。いまいち。読むほどではないような(4.10)
おにはうち ふくはそと (ひさかた傑作集 5) 西本鶏介文・・・昔話かな。貧乏で豆も買えないお爺さんおばあさんの節分。鬼とのふれあい話は楽しいけれど、世間体を気にするおばあさんの台詞とかが古くて嫌い。子はまあまあみたい(4.4)

おばけのどろんどろんの絵本(ポ2〜5歳) わかやまけん・・・古いのだけれど、空想ぶりが良くて、長く残って欲しいようなシリーズ。
おばけのどろんどろん (絵本・子どもの世界 12) ・・・おばけのどろんどろん、おたまじゃくしを黒いおばけと勘違い(3.10)
おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ (絵本・子どもの世界 17)・・・ほたるの巻(3.10)
「おばけのどろんどろんのおかあさん」(絶版 3.10)
「おばけのどろんどろんとぽこぽこぽこ」(絶版 3.10)

おばけやしきへようこそ!・・・お化けや魔女やトロルのひしめく屋敷に久方ぶりにやってきた人間は、迷子になった小さな女の子。けれど女の子は少しも怖がらずに礼儀正しく過ごし、翌日帰って行った、というお話(4.2)
おひさまパン エリサ・クレヴェン・・・寒く暗い冬、犬のパン屋がお日さまのパンを焼く。絵が可愛くて、子は「おひさまパン」作ろうと張り切った。ただ母は江国香織の訳がかなり嫌い(4.0)
おひさまみたいに

おひめさまようちえん★(3〜5歳) のぶみ
@おひめさまようちえん★★・・・女の子がお城のような建物に入っていくと、そこはお姫様幼稚園。ずらり並んだ中からドレスを選び、宝石を選び、入園のテスト開始。そんなに内容はないけれど、女の子が好きにならずにはいられないような・・・。うちも入園する勢いで好き。入園料やら、お高そうですが・・・(4.7)
Aおひめさまようちえんのにんぎょひめ ★・・・今日は暑いので人魚姫に。@のほうが面白かったとがっかりしていた。でもかなり好き(5.0)
Bおひめさまようちえんとはくばのおうじさま ★・・・今日は眠り姫になって・・・ところがおなじみあんちゃん、白馬の王子様なんて待ってられないわ、と自ら王子様に。あんちゃんキャラ炸裂だけれど、子は@のようなのを期待していたようで、大いに不満のよう。けれど好き(5.3)

********おふろだいすき (日本傑作絵本シリーズ) (4歳〜) 松岡享子・林明子・・・絵だけ見ながら勝手にダイジェスト版で読んだら、とても好き(2.2) ⇒ひき込まれて聞く。好きそうだけれど、一回でお腹いっぱいみたい。2回目はなかった(3.11)
おふろのうみ (ひまわりえほんシリーズ) ・・・素人が、「おふろだいすき」みたいな絵本を作ってみました、という印象。絵も構成も素人っぽくて、読むほどでも・・・(5.6)
**おまたせクッキー パット・ハッチンス・・・ストーリーは2,3歳でもOKだけれど、ちょっと数学が出てくるので4,5歳〜かな? 6歳くらいでも楽しめるのかも(3.1)(4.7)

おまたせしました 五味太郎・・・「おまたせしたした」だけでなる絵本。色んなパターンの「おまたせしました」。どちらかというと大人の笑い。
おまたせしました ・・・これはまだ子どもでも好き(4.5)
おまたせしました(2) ・・・これは思い切り大人向きなようで、子は興味なし(4.4)

□*オリバーくん(4歳〜)・・・普通の好奇心旺盛なふくろう、オリバー君に両親がかける未来への期待。文字数は少ないけれど、この両親の心など幼児には分かりにくくて、6歳くらい、または親向きかも(4.0)
おれさまはネコだぞ! (児童図書館・絵本の部屋) ・・・俺様は猫だぞ、俺様の好きな色を当ててみろ。いろいろ答えは違っていて、正解はオレンジ。ママの色だから。・・・それはいいのだけれど、訳がかなり分かりにくい(6.5)
おんなのことあめ ・・・チェコの絵本。絵や色彩が素敵。詩のような文と絵。子はいまいちみたい(5.0)
かあさんとじてんしゃにのって 長谷川知子・・・お母さんと、いつも自転車で保育園の女の子。母が少しノスタルジックに、じんとくるタイプかな?(3.9)
かあちゃんのせんたくキック 井上洋介絵・・・かあちゃんは、なんでもキックにチョップで直してしまう。子はおんぼろ家電に縁がないし、いまいち分からず。親のほうが好きかも(3.9)
かいわれざむらいとだいこんひめ (絵本・こどものひろば) (童3歳〜) 国松エリカ絵・・・かいわれ侍達と、大根姫。リズムカルな言葉を楽しむ絵本かな。姫、侍、城とかの入門にもいいかも(4.1)

かえるくんシリーズ(4,5歳〜) ★ さくらともこ・塩田守・・・絵がレトロだけれど、楽しいシリーズ
@おしゃれなおたまじゃくし (わたしのえほん 11)・・・ちょっと古い。うさぎのおじさんの洋服店に、7匹のおたまじゃくしたちが服を注文に行き、けれど出来上がったときには体の形態が変わっている・・・。好き(4.0)
他:「おへそはどこかなかえるくん」「うたってうたってかえるくん」「ねむっちゃだめだよかえるくん」「サンタさんだよかえるくん」・・・どれもうさぎのおじさんも登場。楽しくて好き(4.0) ⇒今も好き(5.4)

かがくいひろしの絵本 加岳井広(急死されました・・・)
おもちのきもち (講談社の創作絵本) ・・・頭をたたかれ、ちぎって食べられるおもちの気持ち。鏡餅は食べられるまいと逃げ出して、けれどお腹がすき・・・ナンセンスもの。子には受けず・・・(4.3)
がまんのケーキ ・・・おいしそうなケーキ、ケロコさんを待たずに、もう食べちゃおうか!? けれど・・・。絵がちょっと怖いけれど、ストーリーは可愛い(3.11)
まくらのせんにん そこのあなたの巻 (クローバーえほんシリーズ) ★・・・地中に頭が埋まった動物たち。どうすればいい!? 話が楽しく進むうち、「そこのあなた」と読者に救いを求められる。子は大好き(4.1)
⇒「だるまさんシリーズ」(2歳欄)

かこさとしの絵本 ※5歳欄にもあり
「マトリョーシカちゃん」・・・ロシア人形達の物語。まあまあみたい(4.7)
⇒「だるまちゃんシリーズ」(3歳欄)
⇒「かこさとし・からだのほん」「はははのはなし」(上記・科学) 「かこさとしおはなしの本」(下記)

かこさとしおはなしのほん 全10巻(偕3,4歳〜)(4〜7歳)
@あおいめくろいめちゃいろのめ ・・・3人の違う色の目の子どもが仲良く遊ぶお話。まあまあみたい(4.9)
Aとんぼのうんどうかい ・・・とんぼの運動会(3.11)
□Bわっしょいわっしょいぶんぶんぶん ・・・音楽好きの楽しい国、ねたんだ悪魔に楽器を盗られ・・・。まあまあかな(4.6)
□Cどろぼうがっこう ⇒6歳欄
□Dあかいありとくろいあり ⇒6歳欄
Eおたまじゃくしの101ちゃん ・・・101匹のおたまじゃくし兄弟。まあまあ好き(3.10)
Fからすのパンやさん ⇒下記
□Gにんじんばたけのパピプペポ ・・・困りんぼうの20匹の子豚の兄弟。ある日人参を食べてから、賢い働き者の子豚に。それがちょっとしたミステリー仕立てになっている。まあまあみたい(4.5)
□Hサザンちゃんのおともだち ⇒6歳欄
□Iからたちばやしのてんとうむし・・・傲慢でたちの悪い高位のテントウムシと、その従者のようなその他のテントウムシの話。大人社会の尺図のようで、大人にはブラックな笑い。子にはたちが悪くて、読み聞かすにはどうかと思うくらいなのだけれど、結構はまりこんで聞いていた(4.10)
Jからすのおかしやさん Kからすのやおやさん Lからすのてんぷらやさん Mからすのそばやさん ⇒下記

かさいまりの本
あのね
いつもいっしょ (はじめてであうえほんシリーズ)
さよならまたね―ぼくとクッキー (4,5歳〜)・・・ぼくとクッキー、二匹の小熊の物語。この頃元気がないクッキー、実は引越しすることになって・・・。少ない文字数の中、素敵な物語で、母が好き(3.10) 続編「あえたらいいな」(引っ越した小熊の物語 3.11)
つきのよるのものがたり 黒井健絵・・・絵の中のネズミたちが絵を抜け出して、くまと交流してまた戻っていく。月の夜の物語じゃなくて、丸一日の話。話が軽薄で、感動を狙っているのが見え見えになっていて、いまいち。「つきがみていたはなし」(6歳欄)とちょっと似ているけれど、まるで及んでいない。子はまあまあみたい(4.6)
ばあちゃんのおなか よしながこうたく絵・・・おばあちゃんを亡くす物語。遊んでばっかり、大好きなおばあちゃんと夏、海に行く。よしながこうたくの、一般的には絵本向きじゃなさげな迫力ある絵と相まって妙に可笑しい。強いインパクトの後、おばあちゃんが病気になり、秋が来て、冬になる。母の印象に強く残った。子も好きみたい(4.10)
⇒「ぴっけやまのおならくらべ」(3歳欄) ⇒「こぐまのクーク物語」(8歳欄)

かさもって おむかえ(こどものとも絵本)(こ3歳〜) 征矢清・長新太・・・お父さんを傘持ってお迎え。駅で退屈して待っていると、猫が現れて・・・。案外地味なお話。子はドロップのくだりだけ好きみたい(4.0)
かしこいちいさなさかな (世界傑作絵本シリーズ) (4歳〜) クロケット・ジョンソン絵 小風さち訳・・・男の子の魚釣りの話。いまいちみたい。1956年作品(4.6)

片山令子・健(夫妻)の本・・・4歳から小学生までいけそう。
くまのつきのわくん (おはなし123!) 片山令子・健・・・小熊の(でも親からは独立している)つきのわくんの話が3話。1話目が素敵(4.4)
*****たのしい ふゆごもり (日本傑作絵本シリーズ)(4歳〜) 片山令子・健・・・冬ごもりの準備をする母さんぐまとこぐま。かわいい小熊と優しい母さん、「母が子に読み聞かせたい本」の典型みたいな絵本。子も好きみたい(4.1) ⇒思った通り、もっと好きになったみたい。とても良くて、母も読めば読むほど好きになる感じ(5.0)
□***タンゲくん (日本傑作絵本シリーズ) (4歳〜) 片山健・・・うちに住み着いた猫、タンゲくんのお話。女の子の、タンゲくんへの思慕が淡々と語られる感じ。子はまあまあみたい(4.7)
もりのおばけ (こどものとも絵本) 片山健・・・1969年作品。今の片山健らしい絵とは違って、単色の黒のパステル画のような絵。森の中でお化けに出会う男の子の話。単純な中に子どもにはぞくり感があるような(4.10)
□*もりのてがみ (こどものとも傑作集) (こ3歳〜) 片山令子・健・・・寒い冬、女の子が森の動物達に当てて手紙を書いていく。そして春になると・・・。素敵な女の子と素敵な森のお話。子も好きみたい(4.8)
⇒「コッコさんシリーズ」「どんどんどんどん」片山健(2歳欄) ⇒「のうさぎのおはなしえほん」(6歳欄) ⇒「7日だけのローリー」片山健(6歳欄)

角野栄子(文)の本 ※5歳欄・6歳欄・小学中級欄にもあり
おうちをつくろう (学研おはなし絵本) ・・・積み木でおうちを作ろうと、兄妹がどんな家にするか壮大な想像をしていく。いまいちみたい(3.10)
サラダでげんき(こどものとも絵本) (こ3歳〜) 長新太絵・・・寝込んだお母さんのためにサラダを作るお話。動物達が手助けにきてくれる(5.10)
ぼくびょうきじゃないよ(こどものとも絵本) ★(3歳〜)・・・風邪をひいてしまった男の子、明日の釣りが楽しみだから、「ぼく病気じゃないよ」。そこに道を間違って往診に来た熊のお医者さんが、診察してくれる。好きらしい。4歳後半からにぴったり(4.7)
⇒「おみせやさん」 「おはいんなさいえりまきに」(3歳欄)

かぼちゃひこうせんぷっくらこ (えほんライブラリー傑作選 9) (小学初・中級) スベン・オットー絵・・・古い。種を植えると大きなおばけかぼちゃが育ち、それを家にし、船にし、飛行船にし・・・と、発想はとても楽しいので、少しいじったら今でも大いに受けそうなのだけれど、ちょっと古い詩情風に仕立てられているのでいまいちみたい(4.6)

カモノハシのプラティ・・・アニメにすると楽しそうな、少しばたばたした絵本
@カモノハシのプラティ うれしいいちにち (講談社の翻訳絵本) ・・・運が悪そうな、良さそうな、プラティの一日(5.6)
Aカモノハシのプラティたからさがしにいく・・・新しい宝物を探しにいく(5.6)

***かようびのよる★ デイヴィット・ウィーズナー・・・ほとんど文字はないのに、大人の味わいの不思議な絵本。火曜日の夜、はすの葉に乗って飛んでいく、無数のカエル・・・。4歳でも楽しんで、「これ、おもしろ〜い」。7,8歳とかでもいけそう(4.0)

ガラゴ 島田ゆか・・・バムとケロが友情出演?していたりと、キャラクターは楽しめるけれど、内容は「バムとケロ」(⇒3歳欄)ほど入り込めないかな? 子もまあまあ程度みたい。※ガラゴは名前かと思っていたら、動物名でした。絵本「ねむくないもん!」によると、アフリカに住む夜行性のサルの仲間だとか
@**かばんうりのガラゴ ・・・いろんなカバンを売り歩くガラゴの1日。客はいろんな生き物(3.9)
A**うちにかえったガラゴ ・・・寒くなるとガラゴの行商は終わり、家に帰り着く。そこに次々やってくる客(3.9)

からすのパンやさん 加古里子
*****からすのパンやさん (4,5歳〜)・・・1973年作品。からすのパン屋さんに四つ子が生まれて、赤ちゃんの世話に追われて、お店は放ったらかし。お客さんも来ない。けれど子ども達が少し大きくなって、宣伝とパンの構想に一役買って、パン屋は大繁盛。いろんな創作パンが並んだページが子どもに人気と有名。子もまあまあ好き(3.10)
そしてカラスのパンやさんの4兄弟が大きくなって⇒(2013年作品)・・・それぞれお店と家庭をもつようになる過程が描かれている(6.8)
「からすのおかしやさん」・・・長男チョコくんの巻
「からすのやおやさん」・・・長女リンゴさんの巻
「からすのてんぷらやさん」・・・次女レモンさんの巻
「からすのそばやさん」・・・次男オモチくんの巻


からだっていいな (絵本・ちいさななかまたち) (童3歳〜) 片山健絵・・・体についての一言がいっぱい。体に対する興味を子どもに持って欲しいと大人が子どもに与えて、たいていは失敗に終わる、という感じの絵本。悪くはないし、子も嫌いではないようだけれど(3.9)
かわいいかわいいわたしのぼうや (海外秀作絵本)
かわいくなんかないっ! (児童図書館・絵本の部屋) ・・・ふくろうの赤ちゃん、可愛いといってはだっこされる。けれどオレはかわいくなんかない! かっこいいんだ!というようなお話。まあまあ好きみたい(4.0) 「こわくなんかないっ!」(4.5)「ねむくなんかないっ!」も
きつねとねずみ(こどものとも傑作集 5) (こ3歳〜) ビアンキ文・内田莉莎子訳 1967年作品・・・きつねとねずみの知恵比べ? 短い文で、子は楽しんで入り込んだ頃に終わってしまって、不満のようだった(4.7)

きつねのきっこシリーズ(こ3歳〜) ★ こいでやすこ
***おなべおなべ にえたかな? ・・・きつねのきっこが鍋の番をして・・・まあまあみたい(2.11)(3.11)
やまこえ のこえ かわこえて ★★・・・山越え、野越え、川越えて、油揚げを買いに。好きみたい(3.11)
おおさむ こさむ ・・・雪坊主の前で「寒い」と言うと、凍らされてしまう。少しホラーっぽくて、面白い。5,6歳でもいけそう(3.11)
絵本化されていませんが「おべんともっておはなみに」(これはいまいち 3.10)

**木はいいなあ (4,5歳〜) ジャニス・メイ・ユードリイ・・・アメリカでの出版は1956年。木はいいなあ、の樹木賛歌。古いせいか、いまいち伝わってくるものがないのか、子もいまいちのよう(4.6)

木村裕一の絵本 ※5歳欄・6歳欄にもあり
おうちピクニック (ワンダーおはなし絵本) ★ とりごえまり絵・・・雨の日、ピクニックには行けないけれど、うちに友達が集まって・・・。ドアを開くしかけや、料理を手伝うかのようなちょっとしたしかけつき。4歳なりたてくらいならもっと好きだったかと思うけれど、今でもかなり好き(4.7)
にんげんごっこ (講談社の創作絵本) 長新太絵・・・動物達が人間ごっこ。人間をブラックユーモアで描いているかと母が期待していたら、動物の形態をユーモラスに描いている内容で、ちょっと違った・・・。子もいまいちみたい(3.10)
⇒「きむらゆういちのふしぎふしぎえほん」(下記)

きむらゆういちのふしぎふしぎえほん
@かがみあそび

キャベツくんシリーズ 全5冊 長新太
@****キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本) (5〜8歳)・・・この長新太作品はまだ分からないようでキョトンとしていた。いつか笑うかな!?(3.2) ⇒まあまあみたい。こんな作品を作る長新太の頭の中はどうなっていたのかと思う。母のほうが楽しんで読んだ(4.0)
Aブタヤマさんたらブタヤマさん (えほんのもり 9) ・・「キャベツくん」に出てきたブタヤマさんだけが登場する。これも母のほうが楽しんだかも(4.0)
※これ以降はキャベツくん・ブタヤマさんどちらも出てくる⇒
Bキャベツくんとブタヤマさん (えほんのもり 17)(4.0)
Cキャベツくんのにちようび (えほんのもり 21)(4.0)
Dつきよのキャベツくん (えほんのもり)(4.0)

行事のえほん 全10巻
@おしょうがつ 松野正子・ましませつこ・・・古き良きお正月、元旦の光景(5.2)
□Aおにのおめん(節分) 神沢利子文・・・地味で、いかにも絶版になりそうな、節分絵本(5.3)
Bももこのひなまつり 森山京文・・・なんていうことのない地味なお話(5.4)
Cちいさなこいのぼりのぼうけん 岩崎京子・長野ヒデ子・・・保育園児が作った色紙のこいのぼりが空を飛ぶ。まあまあ(4.6)
Dもりのはみがき★ 村山桂子文・・・歯が痛い森に住むカバが歯医者に行って、歯ブラシをもらってくる。歯みがきするカバを他の動物達はうらやましくて・・・。歯みがきが好きになりそうな絵本(4.7)
□Eほしにおねがい(七夕) 武鹿悦子文・・・小さな星の子が一人前になるために、七夕のお願いを一つ叶える。選んだのは、迷子の飼い猫が戻ってくるようにという女の子のお願い。いまいち(4.8)
Fこぐまのまぐのなつやすみ 土田義晴絵・・・遊びに行くところがなくても楽しめる夏休み(4.9)
G七・五・三きょうだい なかえよしを・上野紀子・・・7歳と3歳の女の子、5歳の男の子の兄弟。古くて温かい(4.11)
Hおつきさまのとおるみち(月見) 香山美子・末崎茂樹・・・お月さん目線の、地味だけれど優しい絵本(5.0)
Iサンタさんといっしょに あまんきみこ文・・・ありがちなクリスマスのサンタさん物語、かな(5.2)
他、季節・行事の絵本:「えほん・こどもの四季」(⇒上記) 「季節と行事のよみきかせ絵本」(⇒5歳欄) 「えほんのマーチ・行事絵本」「行事の由来絵本」(⇒6歳欄)
「行事こびとのえほん」「園児のすくすく絵本」など

きょうのごはん 加藤休ミ・・・猫が夕食をのぞきに家を回る。各家庭の食卓の絵。とてもおいしそう。秋刀魚はシャリっと皮がはがれそうだし、カレーは匂ってきそうだし、コロッケも、そうそうこんな感じ、という焦げ目(6.1)
***きょだいな きょだいな(こどものとも傑作集) (こ3歳〜) 長谷川摂子・降矢奈々・・・2歳児にはまだ分からなかったみたい(2.8) ⇒3歳児にはまあまあ。これを本当に楽しめるのは4歳〜かな?(3.5) ⇒楽しめるようになったような。ラストが好きみたい(4.4)

きりかぶシリーズ なかやみわ
@きりかぶ・・・古くなって切られ、切り株になってしまった木と、森の動物達との物語。切り株は、もう自分なんて役立たずだと思うけれど・・・。浅い空想だけで作ったような浅い内容に、感動させようという意識だけが見え見えで、母は全く好きになれない。子はまあまあみたい(4.7)
Aきりかぶのともだち ・・・切り株とたんぽぽの物語。これはまだいい(4.7)
Bきりかぶのたんじょうび (4.7)

くすのきだんちシリーズ ★★ 武鹿悦子・末崎茂樹・・・野原にたつ「くすのきだんち」、管理人はもぐらのもぐ。今はまだ7F8Fは空き家で、「空き部屋あります」の貼り紙をしている。暖かな物語で、楽しくもあり、子も母も好き(@A)。こんなところに住んでみたい!
@*くすのきだんちは10かいだて ★・・・7Fに越してきたのは・・・(4.0)
Aくすのきだんちへおひっこし ★★・・・8Fに越してこようかと、カエルさん。ちょっと階段が大変だし、いったんは断ろうとするのだけれど・・・(4.0)
Bくすのきだんちはゆきのなか・・・残念ながら、これはいまいち(4.1)
Cくすのきだんちのコンサート・・・まあまあ(5.5)

クヴィエタ・パツォウスカーの本・・・”色と紙を自在に操るチェコの人気アーチスト”らしい
あか、あお、きいろ、色いろいろ―色であそぶ本 ・・・作者が色と紙で自由に遊んで作ってみました、みたいな絵本。子はまあまあくいついて、時々開いてみている。ただすぐ飽きそう(4.11)
紙の町のおはなし (ちひろ美術館コレクション絵本) ・・・なんとも言い難い絵本。”色と紙を自在に操っている絵本”かな? こういうジャンルもあることを知るのはよさそうで、子もなかなか気に入ってはいた(4.11)
ふしぎないきもの

くまさんまちへおつかいに (ともだちだいすき) 絶版 長野ヒデ子絵

くまのがっこう あいはらひろゆき・あだちなみ・・・絵が可愛い! キャラクターグッズも可愛い。内容はいまいちかな・・・。くまの11匹兄弟と、末っ子の妹ジャッキーの物語。FHは可愛いかった。
@くまのがっこう (PICT.BOOK) (4.1) Aジャッキーのパンやさん (4.1) Bジャッキーのじてんしゃりょこう (4.1) Cジャッキーのおせんたく(4.2) Dジャッキーのおたんじょうび(4.4) Eジャッキーのうんどうかい(4.4) Fジャッキーのいもうと(4.1) Gジャッキーのトマトづくり(4.2) Hジャッキーのたからもの(4.3) Iジャッキーのはつこい(4.6)
「ジャッキーのちいさなおはなし」

くまの子ウーフの絵本(ポ2〜5歳) ★ 神沢利子・井上洋介・・・絵が多い童話という感じ。4歳後半くらいからがぴったりかなと思う。シリーズで割合好き。
@おかあさんおめでとう・・・お母さんの誕生日。ほのぼの素敵(3.10)(4.6)
Aさかなにはなぜしたがない ・・・妙に好き(3.0) ⇒今は普通(4.6)
Bぶつぶついうのだあれ(3.10)(4.6)
Cお月さんはきつねがすき ・・・これはいまいちみたい(3.1) ⇒今は普通に好き(4.6)
Dお日さまはだかんぼ (3.10)(4.6)
Eくまの子ウーフのかいすいよく・・・夏(4.7)
Fあかいそりにのったウーフ ・・・クリスマス(4.7)
Gまいごのまいごのフーとクー(4.7)
□Hウーフはあかちゃんみつけたよ ・・・川の赤ちゃんを探しに山へ(4.7)
□Iぴかぴかのウーフ・・・大きくなるということ。母が好き(4.7)

くまのコードリーまいごになる (わくわく世界の絵本) ・・・ドン・フリーマンの「くまのコードリー」「コーちゃんのポケット」のくまと、リサを主役にした、別の作者による物語。「くまのコードリー」を髣髴とさせる部分もあるのだけれど、差は歴然。全く及んでいなくて、「くまのコードリー」がどんなにスマートで、完成された作品だったかが分かる(4.10)
くまのサーシャはなくしやさん・・・後片付けをしないから、何でもすぐ失くすサーシャ。一念発起、父さんから箱、母さんからラベルをもらって、整理整頓。いまいちみたい(4.2)

くまのベアールとちいさなタタン 原京子・はたこうしろう・・・くまのベアールと、小さな虫タタンの共同生活。読みやすい童話という感じ。C以降は6歳くらいで自分で読んで欲しい感じ(長くて・・・)。
@おいしいおうち(4.8) Aきょうはピクニック(4.8) Bうみへいこうよ!(4.9) Cとまりにおいでよ(4.9) Dこわがりおばけ(4.8) Eなかなおりしようよ!(4.9) Fふしぎなともだち(4.9)

雲へ (黒井健の絵本) (偕3,4歳〜)・・・空を飛んだ時の記憶(?)を詩のような絵本に。主役は大人だし、内容もどちらかというと、癒されたい大人向きかも。うちの子には不評(4.4)
クリスマスのまえのばん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) (4歳〜)・・・19世紀に詠まれたクリスマス・イヴの詩。陽気な小人のセントニコラス(=サンタ)が出てきて、今のサンタのイメージとはかなり違う。”今の時代に求められているような作品ではないけれど、せっかくここまで残ってきたから、これからも残していこうとしている”作品という感じ。子も興味なさげだった(4.1)

グリム童話 ※5歳欄・6歳欄にもあり
赤ずきん (大型絵本 30) (4,5歳〜) バーナディット・ワッツ絵・・・絵の色彩が素敵。正統派な感じ(4.5)
あかずきんちゃん―グリム童話より ポール・ガルドン・・・まあまあかな。どちらかというと、森は素敵なところ、オオカミは遊び人の男、みたいに描かれている(4.5)
***おおかみと七ひきのこやぎ―グリム童話 (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本) (4歳〜) フェリクス・ホフマン絵 瀬田貞二訳・・・ちょっと粋な感じの絵。「あかずきんちゃん」に似た話。ちょっと残酷(4.6)

クレメンタインの冬じたく ★★★・・・冬を前に、おしゃれな冬支度をしなくっちゃ! ありったけのスパッツ、セーター、手袋、etc.の中からコーディネートしていく。ずらっと並べた中から選んでいくのが、おしゃれに目覚めている女の子の心をつかむ! うちの娘も案の定大好きで、連日持ってくる(4.1) ⇒今でも大好き!(5.1)

黒の絵本3部作(3歳〜) いまえよしとも・長新太・・・夜や黒をテーマにした詩のような文章に長新太の絵で、独特の世界。それぞれ独立した3冊(5.5)
@なんだったかな・・・あの動物、なんだったかなの話
Aひとつふたつみっつ・・・お父さんの仕事の話
Bよる わたしのおともだち ・・・夜ってどんなものかなの話

くんちゃんシリーズ(3歳〜) ドロシー・マリノ・・・山の中に住む小熊のくんちゃんの物語。自然がいっぱい、一人で自由に歩き回り、とても理想的な子供時代がある。Bが母が好き。
@くんちゃんはおおいそがし ・・・やることがなくて、外で遊んでなさいと言われたくんちゃん、そのうち遊びに夢中になる。まあまあみたい(4.9)
Aくんちゃんのはたけしごと ・・・お父さんを手伝って、へまばかりのくんちゃんだったけれど・・・。これはシリーズの中で子が一番好きな1冊。母も好き(4.10)
□Bくんちゃんのもりのキャンプ ・・・いとこと山にキャンプに行くの巻。くんちゃんの、こんな子どもであって欲しいと願うような可愛い子どもぶり! 自由で、冒険家で、自ら学び、楽しい。母が大好き(4.9)
Cくんちゃんとにじ ・・・虹の根元を探しに行くの巻。まあまあみたい(4.9)
□*くんちゃんのだいりょこう (4,5歳〜)・・・冬ごもり前の物語。これも母が好き(4.10)
くんちゃんのはじめてのがっこう ・・・小学生になるの巻。まあまあ(4.9)
くんちゃんとふゆのパーティー ・・・冬ごもり前の物語。クリスマスっぽい(4.10)

げんきなやさいたち ・・・野菜をねたにした詩集? ちょっとレトロな感じ。子はほぼ興味なし(4.0)
こうくんとちいさなゆきだるま (おひさまのほん) はせがわさとみ・・・小さな雪だるまを作ったこうくんと、その雪だるまの可愛いお話の絵本(8.3)

こうさぎけんたシリーズ (3歳〜) 松野正子文
こうさぎけんたのへんそう (絵本・こどものひろば) ・・・幼稚園をずる休みしてしまったこうさぎけんた、おばあちゃんのうちに行きたくなって、けんただとばれないように変装して行く。文字数は多いけれど、4歳前半でも分かる内容。まあまあ好きみたい(4.3)
「こうさぎけんたのたからさがし」・・・まあまあみたい(4.3)

香山美子・柿本幸造の絵本
(再)**どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集) ★(3,4歳〜)・・・好き。幼稚園の劇でもやりました!(4.3)
ごろりんごろんころろろろ (ひさかた絵本傑作集) ・・・「どうぞのいす」と同じキャラたちが出てきて、今度はうさぎはテーブルを製作。まあまあみたい(4.9)
※「どうぞのいす」、テーブルをうさぎが作るくだりは童話「うさぎさんのつぎのつぎのつぎのつぎのつぎのつぎのしごと」(6歳欄)に出てくる

こすずめのぼうけん(こどものとも傑作集) (こ4歳〜) ルース・エインズワース 堀内誠一絵・石井桃子訳・・・1976年作品で、絵と文章がレトロな感じ。迷子になった子すずめが、いろんな巣を通って、やっとお母さんに会うまで。まあまあみたい(4.7)
コッテンのおきゃくさま ・・・はりねずみのコッテンのうちに次々とやってくる客。一人ずつ増えて、10人集まる。ちょっとした数の勉強にもなるような作りで、子も「動物と数」に数学的な好奇心をちょっと刺激されるよう(5.6)

子どもとお母さんのおはなし(の3歳〜) 中川李枝子・山脇百合子 童話・・・3歳〜になっているし、3歳で読んでみましたが、今から思えばちょっとした嫌がらせだったかも。やっぱり4歳〜かな。
@三つ子のこぶた ・・・4話。いまいちみたい(3.9)
A*けんた・うさぎ ・・・6話。時々微笑んだりもして聞いて、それなりには好き。ちょっと”古きよき”風(3.5)
B*こぎつねコンチ ・・・春から冬までの季節感のある12話。少し古い時代の、可愛がられて育っている感じの1人息子(こぎつね)、コンチ。子はしおり紐つきがうれしいみたい(3.8)

こねこのきょうだいグルグルとゴロゴロ ・・・1冊に何話か入っている形態。面白くて、子どもの好きそうなこと満載で、好き。
@ビスケットこうじょう(4.1) Aたからさがし(4.2) Bスケートにきたタコ(4.2) Cふうせんおばけ(4.2) Dせんぷうきのぷうこちゃん(4.2) Eおしゃれじまんのツリーたち(4.3)

こねこのチョコレート (4歳〜)・・・4歳の女の子、弟の誕生日プレゼントに子猫の形のチョコレートボックスを買うけれど・・・。子はまあまあ好き(4.4)
□*こねこのぴっち (岩波の子どもの本) (4,5歳〜)・・・「たんじょうび」(下記)の続編(3.11)
こぶたがずんずん 渡辺一枝・長新太・・・こぶたがずんずん何があっても突き進む、というおはなし。なんだかしらんよく分からなくて、課題図書にもなっていたようなのだけれど、やっぱりよく分からない。子もいまいちみたい(4.0)

五味太郎の絵本 ※1歳欄・2歳欄・3歳欄・6歳欄にもあり
おっとおとしもの ★・・・男の子が落し物に気づいて来た道をバックしていくという、最初のPから最後のPまで一本の道になった作り。子は男の子に自己紹介し、「一緒に探してあげる」と参加して一緒に道を行ったり来たり。好きみたい(4.4)
きみはしっている ★★・・・読者参加型の推理絵本。絵本でありながら推理の質もなかなか高い!と思う。本の中から「きみ」と何度か語りかけられて、子もすごく気に入った。特に「犯人は君だ!」のところ。ちょっと言葉が乱暴ではある(3.9)
くじらだ! (ファミリーえほん 10) ・・・湖を空からみた鳥が「くじらだ!」と毎日叫ぶ。最初はどこにくじらが!?と探していた人々も、鯨なんて影もなく、やがて鳥をうそつき呼ばわり。女の子が鳥に空に連れて行って見せて、と頼んで、鳥と一緒に見たものは・・・。寓話っぽい話で親のほうが好きかな? 人間ってこんな感じかな、と思わされる(4.7)
みんながおしえてくれました ・・・私(人間の女の子)、歌うことは小鳥が教えてくれました、みたいにいろんなことを何の生き物に教えてもらったかを言っていく。母は好き。小学生以降とか大人になってからとか、また読んで欲しいような絵本(4.4)
⇒「おまたせしました」(上記) ⇒「五味太郎ゲーム・ブック」(上記・遊び) ⇒「あいうえおばけだぞ」「ことばのあいうえお」「ことばとかずのえほん」(上記)

ころんちゃん★(4,5歳〜) あきやまただし・・・龍の子ども(♂)ころん(子龍)ちゃんの話。セットで好き。
ころんちゃん (PHPわたしのえほんシリーズ) (3.10)
ころんちゃんのおともだち (PHPわたしのえほんシリーズ) (3.10)
ころんちゃんとかろんちゃん・・・妹、かろんちゃん(3.10)

こんたのおつかい(3歳〜)
**こんたのおつかい ・・・きつねのこんたはおつかいに、通ってはいけないと言われた道を・・・。いろんなおばけがでてくる。”おち”とかはまだまだ分からないみたい。4,5歳にいいかも(3.3) ⇒まあまあ分かっているようだけれど、そんなに好きでもないみたい(4.3)
こんた、バスでおつかい ・・・今度はこんた、バスでおつかい。乗ってはいけないと言われた青いバスに・・・。今回もいろんなおばけが出てくる(4.3)

■***こんとあき (日本傑作絵本シリーズ) (4歳〜) 林明子・・・おばあさん手作りの熊のこん。赤ちゃんだったときからずっとあきのそばにいて、いつも一緒。けれどボロボロになってきて、二人はおばあちゃんに直してもらうために旅に出る。大事にしたい感じの絵本。3歳でもけっこう好きだけれど、4,5歳によさそう(3.5)(4.5)
□*こんにちは おてがみです (3歳〜) こどものとも50周年記念に人気キャラ(ぐりとぐら、ばばばあちゃん達)からの手紙。こどものとも広場への誘いの手紙になっていて、ページに貼り付けられた封筒を開けると中から出てくる。最後の大開きのページに、こどものとも広場。そこには絵のタッチの違いなど無視して、こどものとも絵本のあらゆるキャラクター達がうじゃうじゃいる。子は作りにはまあまあ食いついていた。相当こどものとも絵本に馴染んできた人向きの1冊かな(5.4)
こんもりくん (3歳〜)・・・髪が伸び放題で、身長の何倍にもこんもり茂っている男の子、こんもりくんのお話。髪の中には知らないうちに、実はねずみたちの国さえできていて・・・。ありえない話で、ばかばかしくはあるのだけれど、子も母も受けた(5.2)

さえこちゃんシリーズ ★★(偕3,4歳〜)・・・さえこちゃんとおばあちゃんのお話。勝手に絵本の中に入り込み、「おばあちゃん」「この子」(=さえこちゃん)と読んで、自分も一緒にお散歩&お買い物している。
おさんぽさえこちゃん ★・・・しりとりと探せものが一緒になっている(4.2)
おつかい さえこちゃん ★★★・・・忘れんぼうのおばあちゃんとお買い物。カレーを作ろうと書いた買い物メモも忘れて、次々違うものを買ってしまう。でも大丈夫。違うお料理になって出てくる。好き(4.2)

さかさのこもりくん シリーズ ★ あきやまただし・・・なんでも反対のことを言ってしまうコウモリの子ども、こもりくんのお話。シリーズで好き。
@さかさのこもりくん・・・「遊びたくない」と反対を言ってしまうこもりくん、果たしてくまくんと遊べるか!? なりゆきに子ははらはら、最後は満面の笑み。まだ飛べないこもりくん、ほらあなにいます(4.5)
Aさかさのこもりくんとおおもり・・・お父さんのおおもりと。こもりくん初飛行(4.5)
Bさかさのこもりくんとこふくちゃん・・・小さなふくろう、こふくちゃん。とても可愛いのに、こもりくんは「かわいくない」と・・・(4.5)
Cさかさのこもりくんとてんこもり・・・こもりくんが通うてんこもり小学校(4.5)
Dさかさのこもりくんともりもり・・・校長先生はもりもり先生(4.5)

さくぴーとたろぼうのおはなし(3歳〜)・・・「こどものとも年中向き」の人気シリーズ。おばけのさくぴー(姉)とたろぽう(弟)。シリーズでまあまあ好き。
@おばけかぞくのいちにち ・・・おばけ家族と人間家族。ちょっと分かりにくい。子もまあまあ程度みたい(3.0) ⇒分かるようになったらしい。読み聞かせしにくいけれど(3.8)
Aおばけのおつかい ・・・Aからは読み聞かせしやすい作風になった(3.8)
まだ絵本になっていませんが⇒
Bおばけのたんけん・・・うちの子はこれとAが特に好きかな(3.8) 
Cおばけのコックさん・・・さくぴー一家は今回は脇役。これはいまいちかな(3.8)

さくらともこの絵本・・・かなり古い感じ。
おばけのがっこうへきてください (えほん・ワンダーランド 3) (岩3歳〜) いもとようこ絵・・・ひっこみじあんのつよし君、ある日、元気のよすぎるおばけ生徒の学校に先生として招かれて・・・。なんだか大人の側の作為的なものが感じられて母が好きじゃなく(個性否定の部分もある)、子にもまだ早くて読まなかった(3.1)
ともだちほしいな おおかみくん (えほん・ワンダーランド)  いもとようこ絵・・・本当は優しいのに、皆から怖がられているオオカミくん、みんなと友だちになろうと・・・。これも母的に好きじゃない(4.3)
とんでけとんでけ わがままむし (新しいえほん) ・・・立派な王様、ただ困るのは、時々わがまま虫がさわいで、勝手放題、無理難題を言うこと。そこで・・・。古いし、ストーリーもいまいち(4.5)
わらってよカバのはいしゃさん (えほん・ドリームランド) ・・・絵も文も古い。虫歯は早く直しましょう、の絵本かな(4.4)
⇒「かえるくんシリーズ」★(上記) 「ピーマンマン」(下記)

佐々木マキの絵本 ※5歳欄・8歳欄にもあり
そらとぶテーブル (日本傑作絵本シリーズ) ★・・・行きたい所に行ける「空飛ぶテーブル」の話。御馴染みきのことイワンが登場(「まじょの」シリーズの女の子と犬です 作者別ページ参照)。単純な話だけれど子は気に入って、しばし「そらとぶテーブル」ごっこ遊び(4.11)
⇒「ねむいねむいねずみ」「ぶたのたね」(下記)

サトシン(文)の絵本
うんこ! 西村敏男絵・・・うんこが主役のストーリーで、うんこがらみのダジャレが満載。ダジャレは3歳児には高度かな? 臭がられるところでは笑うけれど、まあまあみたい(3.11)
とこやにいったライオン ★ おくはらゆめ絵・・・床屋にいったライオン、ついつい眠っている間に、かえるの床屋がくしゃみをして、一部分が禿げに。ごまかそうとしたかえるがとった行動は? 子も笑って聞いていた(4.9)
ながいでしょ りっぱでしょ ・・・いろんな動物が「長くて立派でしょ」自慢(8.3)
ヤカンのおかんとフトンのおとん (クローバーえほんシリーズ) ・・・おかんはヤカンみたいに怒る、おとんはフトンになって寝ているばかり。反省してヤカンじゃなくなったおかん、フトンじゃなくなったおとんが好き。軽快な大阪弁の語り。読んでいて楽しい。5,6歳によさそう(4.10)

佐野洋子の絵本 ※3歳欄・5歳欄・8歳欄にもあり
*****おじさんのかさ ・・・おじさんが大事にしている傘、濡れないように、雨が降ったら大事に隠す。けれどある日・・・。大人の味わい。子は「傘は濡れていいのにねえ」と、不審顔。子には分からんだろうなあ、と、母が大事にしたい絵本。人生で大事なこと、それを大事につぼめたままにしててはつまらんぞ、というメッセージ(4.0)
すーちゃんとねこ (4歳〜)・・・女の子と猫と風船。絵も内容も興味ないみたい(4.0)

ざりがにのおうさままっかちん (福音館創作童話シリーズ) (4歳〜) 大友康夫・・・漫画「20世紀少年」でも触れられていたくらい、人気があったみたい。「おおきなおおきなおいも」と同じく、実際の保育園でのエピソードを元にした童話。意外なことに主役は女の子で、楽しいザリガニ釣りのお話だった。おうさまを釣るシーンでは子も笑っていた(4.9)

(再)さるのせんせいとへびのかんごふさん 穂高順也・荒井良二・・・楽しい2冊。思いのほか、3歳の時のほうが好きだったかな(4.3)
さるのせんせいとへびのかんごふさんへびのせんせいとさるのかんごふさん

サムはけっしてわすれません ・・・動物園の飼育係のサムが、どの動物のエサも忘れずに配っていく、単純な話。日本語訳が不自然でいまいち(4.5)
さようならぼくのこりす (World Picture Book) 神沢利子訳・・・きこりのおじさんが、森から息子にりすを連れ帰る。二人は仲良しになるけれど、森で楽しそうに過ごすりすを見て、さよならを言う。文字数も少ない単純な話ではあるけれど、何歳くらいにいいのかな? 4歳にはまあまあみたいだった(4.8)
30かいだての30ぴき (おはなしえほんシリーズ) ★★・・・おばあさんが飼っている30匹の猫が逃げてしまった。30階建てのビルの各階に一匹ずついるのを探す。探し出すのは簡単なのだけれど、各階に昇っていくのが面白いみたいで、世界に入り込んで寄り道しまくって楽しんでいる。「100かいだてのいえ」(下記)ほど長くないし、母としてはこっちのほうが好き(4.2)
3じのおちゃにきてください (こどものともセレクション) なかのひろたか絵・・・3時のお茶に来て下さい、と誰からかの手紙。向かう途中、声をかけられてはメンバーが増えていく。まあまあみたい(4.6)
しってるねん いちかわけいこ・長谷川義史・・・あのおばさん、しってるねん、誰だったかな? 関西弁の絵本。子もフレーズが耳に残って好きらしい(3.7)

シムズ・タバックのコラージュ絵本
ハエをのみこんだおばあさん ・・・アメリカの民謡を元にした仕掛け絵本。日本民話の「だんだんのみ」に似た感じの話だけれど、もっとブラック。手づくり感のある絵が魅力的(6.3)
ヨセフのだいじなコート (ほんやくえほん) ・・・民謡「オーバーコートを持っていた」を元に生まれたらしい。ユダヤのものを大事にする教えの歌で、「おじいちゃんならできる」(上記)も同じ。しかけや絵は楽しいけれど、「おじいちゃんならできる」のほうが質は断然高いし、子も好きだった(4.2)

10ぴきのおばけシリーズ ★ にしかわおさむ・・・優しいおじいさんと、可愛い10匹の子どもおばけたち。ほのぼのしていて、可愛いシリーズ(3.11)
@おじいさんと10ぴきのおばけ (ひかりのくに傑作絵本集) ・・・元気のなかった一人暮らしのおじいさん、10ぴきのおばけと一緒に暮らすように
A10ぴきのおばけとおとこのこ・・・おじいさんのうちに親戚の男の子が遊びに来て
Bこいぬと10ぴきのおばけ・・・おじいさんのうちで子犬も一緒に暮らすようになる
C10ぴきのおばけのかいすいよく・・・一家で海へ。鯨の子を助ける

10ぴきのペンギンくん
しのちゃんと4ひきのともだち (絵本のおくりもの) 織茂恭子・・・アパートから庭付き一軒家に引っ越すことになったしのちゃん、なんでも飼っていいとお父さんに言われて、犬、猫、狐、熊に声をかける。みんなに断られるのだけれど、友だちになったというお話。まあまあ好きみたい(4.3)

清水道尾(しみずみちを)の絵本 ※男性かと思っていたら、女性でした ※7歳欄にもあり
てるてるぼうずちゃん (こみねたんぽぽえほん) 長野ヒデ子絵・・・作ったてるてるぼうずと友達たちとの短くてなんていうことのない話(4.4)
**はじめてのおるすばん (母と子の絵本 1) (5歳〜) 山本まつ子絵・・・3歳の女の子の初めてのお留守番。1972年作で、母はなんとなく覚えていた。まあまあみたい(4.6)
⇒「園の生活12か月」(上記)
⇒「ちいちゃんえほん」(2歳欄) ⇒「りょうくん」(5歳欄) 

ジャリおじさん (日本傑作絵本シリーズ) (3歳〜)・・・う〜んよく分からない・・・。親には分からないけれど子には受けるナンセンス絵本ということですが、うちの子は嫌いでもないけれど特に受けもせず。元々「こどものとも年中向き」なので、4歳くらいで再度試してみたい(3.1) ⇒やっぱりまあまあ程度みたい(4.0)

シャーロット・ゾロトウ(文)の絵本 ※6歳欄にもあり
こうえんのいちにち ・・・公園を知らない田舎の男の子に、お母さんが話す公園の1日。絵は地味で、文学的。子はほぼ興味なし(4.0)
にいさんといもうと (岩波の子どもの本) (4,5歳〜)・・・妹をついついいじめてしまう兄さん。興味なし(4.5)
ねえさんといもうと (世界傑作絵本シリーズ) ★・・・大人っぽい姉さん。妹はちょっと離れていたくなって一人になってみる。姉さんは心配して、泣いてしまう。これは子も好きだし、母は姉妹関係、妹の自我etc. 絵本にこめられたものの多さに驚く。ただものでないシャーロット・ゾロトウ(4.5)

じゃんけん (えほんのマーチ) ・・・ひとつ残ったケーキをめぐるじゃんけんでの攻防。いまいちかな。子は興味なし(3.11)
******しょうぼうじどうしゃじぷた (こどものとも傑作集 22) (こ4歳〜) 渡辺茂男・・・これはやけに人気ですが、ちょっともう古いように思います。絵も内容も・・・(2.3)

ジョン・バーニンガムの絵本 ※6歳欄・7歳欄・小学中級欄にもあり
****アボカド・ベイビー ・・・ひ弱にならないようにとアボガドを与えて育てた赤ちゃん、こんなに強くなりました。スーパーヒーローの赤ちゃん版という感じで、小さい子向きにこんな物語をシンプルに楽しく書けているのが素敵。子も驚きつつ聞いていた(4.0)
****ねえ、どれが いい? (児童図書館・絵本の部屋) ・・・どっちがいい?の選択肢。素敵な選択から、げげっ!な選択まで。もう少し大きくなって、大勢で読むと楽しそう(4.3)
⇒「ジョン・バーニンガムのちいさいえほん」シリーズ(2歳欄) 「ガンピーさん」(3歳欄)

しりたがりやのこいぬ ズデネック・ミレル絵
しりたがりやのこいぬとおひさま(4,5歳〜)・・・雲の枕が欲しくなったおひさまが、子犬の皿の水を蒸発させて雲にする。目をさまして水がなくなっていることに気がついた子犬が犯人探しをし、水をお日様に返してもらうまで。水⇒雲⇒雨という図式が分かるようになっているのだけれど、ちょっと非現実的すぎる部分もあり、いまいちかな(4.7)
しりたがりやのこいぬとみつばち (ミレルの絵本)(偕3,4歳〜)・・・蜂の巣の蜜をおいしいパンだと思って食べた子犬、蜜蜂たちに襲われて、包帯ぐるぐるで眠る。夢の中、蜜蜂に案内されて、自分が食べたものが蜜蜂たちの努力の結晶だということを知る。可愛い話で、蜂蜜のことも分かる(4.8)
しりたがりやのこいぬとたまご ・・・子犬は池で卵を見つける。ニワトリが卵を温めるとニワトリの子がかえるのをみた子犬、自分が温めると赤ちゃん犬がかえると思い・・・。けれど卵からかえったのは、犬とは似ても似つかぬ小さな生き物、。そのうち4本足がはえてきて・・・。ニワトリの性格に問題ありだけれど、それもありの、楽しい内容(4.8)

しりとりのだいすきなおうさま (3〜4歳)・・・なんでもしりとりになっていないと気がすまない王様、食事もいつもしりとりで。きりきり舞いさせられる家来達は、しりとりで反撃に出た。しりとりに熟練してきた頃に読むと楽しいかな? うちはまだちょっと早かった(4.2)
しろいクマちゃいろいクマ (世界の絵本コレクション) ・・・プレゼントにもらったぬいぐるみの2匹がいつも喧嘩。ついに別々の場所に片付けられてしまい、2匹は怖くなって助け合い・・・。ストーリー自体は悪くないと思うのだけれど、ちょっとひどい文章で台無し。絵も少女漫画みたいだし、お勧めに値しない(4.1)
しろくまさんはどこ? ・・・色彩のなんたらという効果を絵本にしたものらしい。いまいちかな(4.4)

しんちゃんとのんちゃんシリーズ とりごえまり・・・心配性のしんちゃんと、楽天家ののんちゃんのお話。いまいちみたいで、興味を示さなかった(4.3)
@かいぶつのおとしもの 雨の日のふたり  空からのてがみ

スキャリーおじさん(スカーリー)の絵本・・・漫画みたいな作風。読みにくいし、それでもあえて読むほどの作品ではないと思うので、一部だけで・・・。
スカーリーおじさんのかずの本―かぞえてみよう (評論社の児童図書館・絵本の部屋) ・・・1〜100の数字を扱っている。絵が可愛い。絵を見ているうちに数字に強くなるといいな、という感じ(2.9)
スカーリーおじさんのはたらく人たち (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
スキャリーおじさんのうちゅういちすてきなはなし
スキャリーおじさんのせかいいちおかしいはなし ・・・見開きに1話くらいずつ、コマ割のない漫画のような、ちょっとおかしい話。まあ、たま〜には、こんな毛色の違うのもいいかな、という程度(4.5)
スキャリーおじさんのにぎやかなビジータウン
トントンとブーブー (スキャリーおじさんのマナーえほん)・・・マナーというか、躾けの絵本。双子のぶた兄弟、「はい」と返事する「いい」子と、「いや」と返事する「悪い」子。短い、漫画に近い何話かがあって、「悪い」子も改心していく・・・。心理を見ずに行動だけで「よい子悪い子」を決めつけていて、古きアメリカの躾かな。こういうのを子どもに読み聞かせるのは、どうかなあと思う(3.10)

せかいいちおいしいレストラン あんびるやすこ・・・穴あきなどちょっとした仕掛け絵本。まあお勧めされるほどではないけれど、子は好きみたい(5.0)

せとうちたいこさん(童3歳〜) ★ 長野ヒデ子・・・何でもしたいお母さん鯛のたいこさん、いろんなところへちょっとおでかけ。文章がリズムカルで、楽しい。台詞とかがいっぱいでちょっと読みにくいのだけれど。
@**せとうちたいこさん えんそくいきタイ ★★・・・「た〜いのたいのたいこさん」とかそらんじる。文章が楽しいみたい(3.10)
せとうちたいこさん デパートいきタイ(4.0) せとうちたいこさんわらべうたうたいタイ(4.0) せとうちたいこさんパーティーいきタイ(3.10)

せんをたどって
せんをたどって ・・・一筆書きのような絵がずっと続いて単純な絵本になっていて、その一筆書きの線をずっとたどって最後までいける作り。線をたどるのは好きなのだけれど、途中で「ちょっと疲れる」らしい。確かに長過ぎて親でも疲れる(4.3)
せんをたどって いえのなかへ (講談社の翻訳絵本)
せんをたどって せかいいっしゅう

ぞうのエルマーシリーズ ・・・他と違って、カラフルなパッチワーク柄の象、エルマーの物語。子は好きみたい。
@*ぞうのエルマー・・・これは分かりやすいし、好きみたい(3.11)(4.4)
□Aエルマー!エルマー! ・・・いたずら好きエルマーのいたずらが分かりにくく・・・(4.4)
□Bエルマーのたけうま ・・・ABは5歳前後からがいいかも(4.4)
Cエルマーとウイルバー・・・白黒の象、従兄弟のウイルバー登場(4.4)
Dエルマーがとんだ(4.4) Eエルマーとまいごのクマ(4.4) Fエルマーとカンガルー(4.4) Gエルマーのゆきあそび Hエルマーとエルドーおじいちゃん Iエルマーとちょうちょ 以下続
□Oエルマーとおおきなとり(4.5) 「エルマーとゆき」(4.5)

そっとそっとしずかにね (児童図書館・絵本の部屋) ・・・動物もいろいろ出てくるおやすみ絵本。眠くなりそうな素敵な絵。ただ翻訳されるといまいち不自然さの残る文章でした(5.6)
そらとぶパン (PHPにこにこえほん) ★(4,5歳〜) 深見春夫・・・子どもを乗せた大きなパンが電車になったり、空を飛んだり。好きみたい(3.10)

たかどのほうこの本 ※7歳欄・小学中級欄にもあり
□*みどりいろのたね (福音館創作童話シリーズ) (4歳〜) 太田大八絵・・・えんどう豆と一緒に、緑の飴玉を植えてしまったまあちゃん。土の中でのえんどう豆と飴玉の話。えんどう豆たちがふきだしでおしゃべりしたりして、漫画っぽいかな。まあまあみたい(4.8)
⇒「つんつくせんせい」「まあちゃん」(下記)

高畠純の絵本 ※2歳欄にもあり
だれのじてんしゃ ・・・不思議な形の自転車が次々出てくる。これは誰の自転車? 答えはいろんな動物。子はまだいまいちみたい(2.9)
プレゼントはなあに ・・・ちょっとクリスマスもの? ペンギンが、いろんな動物に贈るプレゼント。大人の味わいかなと思ったけれど、子も好きで、コメントは「プレゼントあげるところ見たかった」(4.1)
⇒「おとうさんのえほん」(5歳欄)
(越野民雄(文)とのコンビ↓)
オー・スッパ (講談社の創作絵本) ・・・レモンを食べて、オー・スッパ!な動物達の一言集。まあまあみたい(3.11)
オレ・ダレ (講談社の創作絵本) ・・・シルエットで出てくる動物、ヒントもちょっとあって、オレ誰? ちょっと乱暴口調で、ちょっとジョークも。絵はまあまあ好きみたい(3.0)
ダレ・ダレ・ダレダ (講談社の創作絵本) ・・・暗闇に浮かぶシルエット、オレ誰だ?(4.5)

たこしんごう (ひかりのくに傑作絵本集) 絶版・・・たこのおじいちゃんと孫の海中散歩。魚の群れが途切れなくて進めなくなり・・・。展開が楽しいらしくけっこう好き(4.9)

タダサトシの絵本
ありんこリンコちゃん (4歳〜)・・・ありが主役で、他にも昆虫がいっぱい出てくる。無理やりいっぱい出している感はあるけれど、子はまあまあ好き(4.7)
カブトくん (4歳〜)・・・巨大なカブトムシの幼虫を家で育てると、巨大カブトムシに! 話せるし、背中に人を乗せて飛べるカブトくん。楽しく過ごすけれど、ぼくの家はここじゃない、と言うカブトくんに・・・。まあまあ好きみたい(4.6)
カマキリくん ・・・カマキリを飼った一日。田舎育ちの人間には馴染みのある内容。子はまあまあみたい(4.7)

ダダダダだちょー! ・・・面白いのかな? ・・・微妙。うちは全く受けず(4.9)
ターニャのぼうけん★・・・ねこのターニャ、ボールを持って遊びに行くと、ボールはちょっと不気味な家の中へ・・・。そこにいた犬のおじさんとの、ちょっとナンセンス系?のかけ合い・・・。なんということのない短い話だけれど、なぜか子は好き(4.8)
たぬきがいっぱい (フレーベル館復刊絵本セレクション) さとうわきこ・・・たくさんのたぬきが化けてぼくになり、みんなで太鼓をたたきながら森を行進。すると森の赤ちゃん達が起き出してしまい・・・。いろんな楽器が出てくる(5.5)

たまごにいちゃん シリーズ ★★(4,5歳) あきやまただし・・・母も子もシリーズで好き。時間の経過などの順で言うと、B⇒I⇒@⇒E⇒G⇒A⇒D 姉妹編C⇒F 番外編HJKL
@***たまごにいちゃん ・・・たまごにいちゃん、弟はもうひよこだけれど、まだまだ卵でいたい。けれどある日、卵にひびが入り、その翌日・・・。子も好きだろうけれど、母のほうが気に入ってしまうかも。他も読みたくなる(3.9)
Aがんばる!たまごにいちゃん・・・@の続編(3.9) Bこんにちはたまごにいちゃん・・・@の序章。たまごにいちゃんの誕生編(3.9) Dたまごにいちゃんぐみ・・・たまごにいちゃんのようになりたい3人組、卵のままでいようと努力しますが・・・ユニーク。笑って聞く(3.9)
Cたまごねえちゃん・・・女の子編。「かわい〜!」とお気に入り(3.9) Fやっぱりたまごねえちゃん・・・Dの続編
E*からすのたまごにいちゃん ・・・脇役からすのたまご時代編(3.9)
Gへんしん!たまごにいちゃん ・・・@に至るまでの懐古編(3.9)
Hきんのたまごにいちゃん・・・番外編。金の卵で生まれて、親に殻を破らせてもらえない。親向きかな?(3.9)
Iたまごにいちゃんといっしょ・・・卵時代のたまごにいちゃんと、弟の物語(3.9)
Jぺんぎんのたまごにいちゃん・・・たまごにいちゃんが南極にもいた。こちらはぺんぎん。お母さんに甘えて過ごしている。けれどお母さんの危機に殻を破り・・・ちょっとお母さん目線の、お母さんに心地よいような出来なのが気にかかる(4.11)(7.0)
Kあひるのたまごねえちゃん Lきょうりゅうのたまごにいちゃん(6.9)(7.0)

たんじょうび (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本) (4歳〜)・・・「こねこのぴっち」に続く。おばあさんの誕生日の日、動物達は考えて、びっくりパーティーを・・・。子は好きみたい(4.0)
ちいさなきかんしゃレッドごう ・・・シリーズものの1冊らしい。古い時代のイギリスを走る赤い機関車の話。1945年作品らしい。機関車好きの子なら好きかな?(5.7)
ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん(3歳〜) アニタ・ローベル絵・・・お百姓さんとおかみさん、素敵な農家に住んでいるけれど、一緒に過ごす動物はいない。そこで小さな船の船長に牛や豚などを頼んでみる。船長は舟をこぎながら、出会う動物達に「一緒に来ないか?」 絵が可愛い。1930年作品。古き良きアメリカの農家で読まれたら似合いそうなお話(5.4)
ちいさなタグボート ポッポ
ちいさな ちいさな おんなのこ (世界傑作絵本シリーズ) (3歳〜) フィリス・クラシロフスキー文・・・小さな女の子が、ちょっとお姉さんになる様が描かれている。絵と装丁がおしゃれに可愛い(6.1)
ちさとじいたん (絵本の泉) 阪田寛夫・織茂恭子・・・女の子と近所のおじいさんとのふれあいがテーマの数編の詩。いまいちみたい(4.4)

ちびくろ・さんぼ(3歳〜)★・・・色々問題になり、人種差別の本として絶版にもなっていた。元々はスコットランド人女性がインド滞在中に自分の子供に書いたもの。海賊版が次々出され(著作権が無いと思われていたらしい)、さんぼがアフリカ系黒人少年のように描かれる作品も多々出版され、日本ではその作品の一つが普及したらしい(だから、黒人少年の住むジャングルにトラ、という、この違和感)。絶版問題で有名だけれど、読んでみると単純に面白い! @は母も子供時代に読んだのを克明に覚えている。子も3巻そろって気に入った(4.9)
ちびくろ・さんぼ ・・・とらのホットケーキはあまりに有名! その前後の物語も楽しい。子も楽しかったみたい。
ちびくろ・さんぼ2 ・・・双子の弟誕生。けれど意地悪なサルにさらわれて・・・。
ちびくろ・さんぼ3 ・・・またとらに狙われるさんぼ。今回はどんなふうに難を逃れるか。

チビねずくん・・・「ちいくまくん」(3歳欄)のちいくまくんとおおくまさんと同様、これはチビねずくんとオオねずくん二人の物語。「ちいくま」くんの二人とかなりかぶるけれど、もっとポップな絵で、細かいところまで楽しい。
チビねずくんのながーいよる (ポプラせかいの絵本)・・・眠れない夜編(4.9)
■「チビねずくんのあつーいいちにち」(4.9) □「チビねずくんのクリスマス」(5.0)

長新太の絵本 ※1歳欄・2歳欄・3歳欄・5歳欄・6歳欄にもあり
アブアアとアブブブ ・・・二匹のアブのお話。ナンセンスすぎて、この人の頭の中はどうなってるんだと母には面白かった。子はいまいちみたい(4.11)
おじさんあそびましょ ・・・あざらしと、釣り人のお話。子は興味なし。母は長新太のこの作品は、妙に気に入った。味がある(4.2)
へんてこ へんてこ (創作絵本シリーズ) ・・・ナンセンス系。いまいちみたい(4.9)
⇒「キャベツくん」(上記) 「へんてこライオン」(下記)

ちょろりん 降矢奈々・・・とかげのちょろりんのお話。地味目の色使いのせいか作品全体がどうも地味目で子はいまいちみたい。
ちょろりんのすてきなセーター(こどものとも絵本) (こ4歳〜)・・・すてきなセーターを手に入れるまで(5.0)
ちょろりんと とっけー(こどものとも絵本) ・・・弟とっけーとおじいちゃんのうちに行くまで(5.0)

***つきのぼうや (世界傑作絵本シリーズ・デンマークの絵本) (3歳〜) オルセン・・・お月様、池に映った月を見て、友達になりたいと月のぼうやを迎えに行かせる。縦に長い冊子の中、つきのぼうやが下へ下へと降りてくる。話自体はいまいちなのだけれど、その降りてくる感じが面白い。子はまあまあみたい(4.6)
つきよのくじら (ひまわりえほんシリーズ) (4〜5歳) 戸田和代文・・・くじらの子どもが、幼い時に姿を消した伝説の男のような父を探しに旅に出る。そんなロマンな物語が、短い絵本に仕上がっている。子もけっこう好きみたい(4.2)

筒井頼子&林明子の絵本
あさえとちいさいいもうと(こどものとも絵本) ★・・・あさえと、妹のあやちゃんの留守番。途中あやちゃんの姿が見えなくなり、心配しながら探すお姉ちゃん。一人っ子の娘だけれど、大好きみたい(4.10)
いもうとのにゅういん (こどものとも傑作集) ★(こ3歳〜)・・・少し大きくなったあさえと、妹のあやちゃん。あやちゃんが入院することになって・・・これも好きみたい(4.10)
**とん ことり (こどものとも傑作集) (こ4歳〜)・・・引越しした女の子、何度も「とんことり」とポストになにかの便りが届いて・・・。不安な気持ちと、嬉しい気持ち。女の子向きの可愛いお話(4.9)
⇒「おいていかないで」「おでかけのまえに」(2歳欄) 「はじめてのおつかい」(3歳欄)
※筒井頼子の本⇒「ながれぼしをひろいに」(下記) ⇒「こいぬをむかえに」(7歳欄) ⇒「雨はこびの来る沼」(小学中級欄)
※林明子の本⇒「はじめてのキャンプ」(5歳欄)

つなひきライオン まどみちお・北田卓史・・・多分元々はかなり古いはず。母も子供時代読んだ記憶があるから。お勧めされるほどでもないかな(4.9)

ツペラツペラの絵本 日本人男女二人のユニット
いろいろバス
しましまじま ・・・しましまじまはどこもかしこも縞々だらけ。動物も木も雲も。その島のなんていうことのない話。縞々を見て楽しむ感じの本。うちも「わ〜しましまだらけ!」とちょっとだけ歓喜し、それで終わった(4.3)
へびのみこんだ なにのみこんだ? ★・・・何かを飲み込んで形が変わる蛇。なにのみこんだ?とクイズ形式。子はすごく面白いと絶賛(5.3)
⇒「さんかくサンタ」

つんつくせんせいシリーズ★(4〜5歳)(4歳〜) たかどのほうこ・・・コマ割りはないけれど、ちょっと漫画っぽい作り。ちょっと偏屈(?)つんつく先生と、15人の園児たちとの物語。5歳くらいにいいのではないかと思ったのだけれど、4歳でも思いのほか好き。
@つんつくせんせいどうぶつえんにいく★・・・毎週つんつく先生がやってきては悪口を言われる動物園の動物達、つんつく先生をぎゃふんと言わせてやろうと皆で考え・・・。親が子に読む絵本らしからぬ悪ふざけがあって新鮮だったのか、好き(4.8)
Aつんつくせんせいととんがりぼうし(4.9)
Bつんつくせんせいとつんくまえんのくま (えほんあらかると) ・・・「3びきのくま」のちょっとパロディー。つんつく先生達とつんくま園の熊たち、それぞれ山の小屋に出かけ・・・(4.8)
Cつんつくせんせいとふしぎなりんご(4.9)
Dつんつくせんせいかめにのる・・・「うらしまたろう」のちょっとパロディー。面白いのだけれど、高度で5,6歳にいいかも(4.9)
Eつんつくせんせいとくまのゆめ・・・これはすごくにっこりしながら楽しそうに聞いていた。Bのつんくまえんの熊たち再登場(4.9)
Fつんつくせんせいといたずらぶんぶん(4.8)

ティーニイタイニイちいちゃいおばちゃん―イギリスのこわ〜い昔話 (5,6歳〜) トミー・デ・パオラ絵・・・イギリスの有名な怪談話。ポール・ガルドン版の「ちいさいちいさいおばあさん」のほうが好きかな(4.3)

ティモシーとサラのえほんシリーズ(ポ2〜5歳)・・・子は絵を可愛いと好きらしい。母は漫画チックに可愛すぎて苦手。
@おたんじょうびのおくりもの・・・可愛いだけ、という感じ。全く魅力を感じなかったので、他は機会があっても読まないだろう(3.6)
Aふゆのよるのおくりもの Bパパのくれたおくりもの Cティモシーとサラのピクニック Dティモシーとサラのパーティー Eティモシーとサラときのおうち Fティモシーとサラのとりかえっこ Gティモシーとサラとたからのちず Hティモシーとサラともりのようせい 「ティモシーとサラありがとうのおくりもの」「ティモシーとサラとデイジーさん」
ティモシーとサラの絵本 全11巻(ポ5歳〜)もあり・・・これもたまたま読んだGが家政婦とか庭師とかお嬢様とかイギリス風の身分制度満載の話で、読み聞かせるつもりは全くなくなりました。
@チューリップのにわ Aゆうびんやさんのオーケストラ Bおばあちゃんのかぼちゃパイ Cおじいちゃんのいす Dサラのやくそく Eティモシーのたからもの Fまほうつかいがやってきた Gはながさくころに Hなないろのキャンディー Iひなぎくひめのおはなし J

ティラノサウルスシリーズ 宮西達也・・・気にはなるので、ちゃっちゃと読んで済ませました。が、感動の安売りみたいで好きになれないシリーズでした。各巻独立した別々の話。かなり高く評価しているお母さん方も多いですが、私の評価は@以外は最・最低ランク。けれど子は好きで、小学生になると図書室で借りてきています・・・。
@*おまえうまそうだな (絵本の時間) ・・・映画化されました。お母さんの好きなところを突きつつ、子どもにも受けがいいのをうまく作ったなあという感じ。子も好き。母も嫌いではない(4.5)
□Aおれはティラノサウルスだ ・・・これは「感動を作為した」という感じが@よりして、好きになれない(4.5) ⇒娘が図書室で「懐かしい」と借りてきて、読むと感動して泣いておりました・・・(6.7)
Bきみはほんとうにステキだね ・・・これも肉食のティラノサウルスを悪者に仕立て上げることで感動を演出していて、母には疑問大。子にも読みたくない感じだけれど、子はまあまあ好きかな(4.6)
□Cあなたをずっとずっとあいしてる ・・・母性愛編。これも、子に読み聞かせるにはどうかと(4.6)
Dぼくにもそのあいをください ・・・ここまでやるのは、無節操というか、厚顔無恥というか。老いがテーマ?(4.6) ⇒久々に読みましたが、本当にひどい! 嫌悪感120%です。嘘っぱちの愛を売り物にした破廉恥の域。子には絶対読みたくない!(5.6)
□Eわたしはあなたをあいしています ・・・垣根を越えた愛がテーマ? これは長かったりで、ちょっと感動の安売りにも失敗している感があった(4.6)
□Fあいしてくれてありがとう(5歳〜)・・・う〜ん、もう結構・・・子に読む気も失せました(4.6)
□Gであえてほんとうによかった(5歳〜)・・・上に同じく。自己犠牲とそれに対する感謝をテーマに、安易に作った商売品という印象(4.7)
Hいちばんあいされてるのはぼく・・・シリーズの定番になってきた、ティラノサウルスと、彼を慕うアンキロサウルスの子ども達の話。これはまあまあかなあ(感動の安売りがこれまでほどは鼻につかない)。でも子に読み聞かせる気には全くならず(4.7)
□Iわたししんじてるの・・・話自体は悪くないのだけれど、やっぱりティラノサウルスが悪者扱いなのと、ラストのうやむやさが気に入らない(5.5)

ティリーとおともだちブックシリーズ ポリー・ダンバー 全6冊・・・人間の女の子ティリーと、いろんな動物の友だちたちのお話。ストーリーはあまりなくて、絵の可愛さや賑やかさとかを楽しむ絵本?
@あそぼ!ティリー (6.4)
Aしあわせヘクター Bかくれんぼタンプティ Cおしゃれなブルー Dかみつきドゥードゥル Eねないこティップ

テレビごっこ★ ・・・段ボール箱でテレビごっこ。でもやっぱり外で遊ぶのが楽しいね、という話。まあまあ好きみたい(4.10)
天使のクリスマス (5歳〜)(4,5歳〜) ピーター・コリントン 字のない絵本・・・クリスマス、小さな小さな天使達が、サンタを女の子の家にいざないます。幻想的な素敵な絵で、けれど途中どっきり感もある。説明しなくても、子もそれなりに分かったみたい(4.2)
トイちゃんとミーミーとナーナー どいかや文
どうぶつのこどもたち (岩波の子どもの本) (4,5歳〜) 石井桃子訳・・・初版が1954年。じっくり少しずつ読むにはいいのかもしれないけれど、5歳の子に読み聞かせるにはレトロ過ぎるというか・・・ちょっと辛くて途中でやめた・・・(5.0)
□**10までかぞえられるこやぎ (日本傑作絵本シリーズ) ★(4歳〜) アルフ・プリョイセン 林明子絵・・・10まで数えられる子ヤギが、他の動物の数を数えては、勝手に数えるなと追いかけられて・・・。1954年のプリョイセンの作品を元にしたもの。深読みできるし、個人的に面白かった。子も好き(4.7)
どこいったん 長谷川義史訳・・・くまが帽子を探して歩くシンプルな話。原文では食べてしまう部分を日本語訳ではぼかしていて、どうかと思う(6.3)
とこやさんにいったニッセ 絶版・・・ニッセが床屋で頼んだ髪型は・・・。しゃれた感じ?だけれど、いまいちみたい(3.10)
ドテラウルス (学研おはなし絵本) のざきまいこ・・・土手に住むというドテラウルスに会いに行く女の子のお話。色彩豊かな絵が魅力的。内容も魅力的。著者初めての絵本だそうで、次作も楽しみ(6.4)
ドーナツだいこうしん (4,5歳〜) さくまゆみこ訳・・・男の子が腰にぶら下げた男の子、そのおこぼれを狙うニワトリ、それを狙う猫・・・どんどん増えて大行進。どちらかというと、一部の小学中級くらいからに受け入れられそう(4.3)
トーマスのもくば (日本傑作絵本シリーズ) (4歳〜) 小風さち・長新太・・・園の木馬を独り占めにするトーマス、ついに顔が馬になる。お迎えの時間が来て・・・まあまあみたい(4.7)
ともだちくじら 工藤直子訳・・・ぼくの友達、シロナガスクジラの紹介。大人は空想の世界に和む。子にはいまいちだったみたい。少し生活に疲れてるくらいのほうが楽しめるのかも(4.1)

ドロシー・マリノの本
おかあさんは、なにしてる? ・・・1959年作品のよう。いろんな子ども達のお母さんは、子どもがこれをしているとき、何をしているか、というのが列記されている。小さい子が、世の中に目を向けるきっかけになりそうな感じの本かな??(5.10)
ふわふわくんとアルフレッド (岩波の子どもの本) 石井桃子訳・・・新しいぬいぐるみをもらったアルフレッド、それまでずっと一緒だったぬいぐるみ「ふわふわくん」を放っぽいておいて、ふわふわくんはある日、一緒に遊びたいのに、と一人高い木に登っていく。おもちゃを大事にするきっかけになりそうかな? 1961年作品(6.3)
⇒「くんちゃんシリーズ」(上記) ⇒「マイケルとスーザンは一年生」(7歳欄)
※絵:ドロシー・マリノ 文:マイラ・ベリー・ブラウンの本 ⇒「ベンジーの毛布」(5歳欄) ⇒「スティーヴィーのこいぬ」(6歳欄)

どんくまさんシリーズ 柿本幸造絵・・・ちょっとおばかで素朴なくまさん、どんくまさんの物語。古いし、内容もいまいちかな。読むほどでも・・・。
@どんくまさん (国際版絵本) ・・・山奥からどんくまさんが、うさぎの町におりてきて、まきおこす騒動。ノスタルジックで、懐かしむお母さん世代のために復刊したか?という印象(3.7)
Aどんくまさんうみへいく Bどんくまさんそらをとぶ Cどんくまさんのらっぱ Dどんくまさんのおてつだい Eどんくまさんはえきちょう Fじゃむじゃむどんくまさん(3.10) Gどんくまさんのクリスマス Hえをかくどんくまさん Iどんくまさんのこもりうた Jしあわせなどんくまさん Kどんくまさんはゆうびんやさん Lちいさくなったどんくまさん Mどんくまさんのぱん Nどんくまさんにふゆがくる Oどんくまさんのかわのたび Pどんくまさんぶるぶる(絶版) Qどんくまさんとおたんじょうび Rどんくまさんみなみのしまへ 20どんくまさんどーんどん 21おもいっきりどんくまさん 22どんくまさんほめられる 23どんくまさんはほっかりこ 24どんくまさんのたからさがし 25「どんくまさんやったね 26うーうーかんかんどんくまさん

どんぐりえんシリーズ なかやみわ
@どんぐりむらのぼうしやさん★(4.2) Aどんぐりむらのぱんやさん(5.5) Bどんぐりむらのおまわりさん★(6.0) Cどんぐりむらのどんぐりえん(6.11)

どんぐりどらや ・・・どんぐり達のドラ焼き屋さんのお話。いまいちかな(4.10)
とんでいったりんご (学研おはなし絵本) ふくだとしお・・・ピクニックに行ったねずみがかじりかけを捨てたりんご。いろんな動物を経て、またねずみのところに戻ってきて、「誰が捨てたんだ!」と怒る。自分だと気づいて反省。その動物達が出てくる順にしりとりになっているのが最後に分かって、子は拍手していた。でもアイデア先行で、物語としては不自然で、ちょっといただけない(5.6)
とんでもないおいかけっこ クレメント・ハード 江国香織訳・・・犬と猫のおいかけっこで起きるドタバタ騒動が各ページで巻き起こる。1941年作品。面白かったみたい(4.10)
なぁんくくるん なぁんくくるん (そうえん社・日本のえほん) いまきみち絵・・・沖縄の親戚のうちに遊びに行った女の子の話。海にでているおじいに会いに行く途中に牛がいて・・・。なんていうことのない話なのに、引きこまれる。子も気に入ったみたい(4.10)
ながーいおはなのブタくん

中川ひろたかの絵本 ※5歳欄にもあり
バナナをかぶって あべ弘士絵・・・中川ひろたか作詩の童謡を絵本にしたもの。絵と相まって独特の楽しい世界が出来上がってはいるのだけれど、お勧めされるほどじゃないような・・・(4.9)
⇒「ことばあそびブック」(上記・言葉遊び) 「ピーマン村絵本」(下記)
⇒「ピンポーン」(2歳欄) 「かいくんのおさんぽ」(3歳欄)

中川季枝子の本 ※3歳欄・5歳欄にもあり
絵:山脇百合子(妹)
****いやいやえん (童話)・・・ちゅーりっぷえんという保育園の話。今のスピーディーで楽しい作品にもしかしたら毒されているのかもしれないけれど、このまどろっこしい、なんていうことのない園の日常を長々と読むのを母には楽しいとは思えない・・・(後半はそれなりに面白かったけれど)。子は嫌ではないみたい。1962年作品(発表は1959年)。それまでの日本の児童文学の殻を突き破り、ありのままの子どもの姿を捉えて描いた1冊という位置づけの本らしい。このチューリップ保育園は他のお話にも(「おひさまはらっぱ」)出てくる(4.10)
おひさまはらっぱ (福音館創作童話シリーズ) (4歳〜)・・・ぐりとぐら、ゆうじとうさぎのギック、チューリップ園も登場。分厚い本だけれど短編からなっていて、1話1話はまあ4歳からでもOKなのかな。「さちこちゃん」=チューリップ保育園(※上記「いやいやえん」) 「月ようびのひみつ」=チューリップ保育園+うさぎのギック(+タマはもしかしてとらねこ?) 「おひさまこうえん」「ゆきだるま」=ゆうじとうさぎのギック(※下記「ゆうじシリーズ」) 「とってもいいなわ」=ゆうじ 「ぐりとぐらの大そうじ」=ぐりとぐら+うさぎのギック(※絵本「ぐりとぐらのおおそうじ」はこれをアレンジして絵本化したもの) 「もんたのなつやすみ」=おさる村のなかよし幼稚園 「くまのたんじょうび」 「三つ子のこぶた」=まきお・はなこ・ぶんた(上記「子どもとお母さんのおはなし」)
⇒「子どもとお母さんのおはなし」(上記)

ながれぼしをひろいに (こどものとも絵本)(3歳〜) 筒井頼子・片山健・・・クリスマスもの。サンタさんへのプレゼントにしようと、山に流れ星を拾いに行った女の子の話。子は聞き入った。母はいまいち好きじゃない(4.10)
なっちゃんの ほくろスイッチ (講談社の創作絵本) ★(3歳〜) 平田昌弘文・・・ほくろのスイッチを見つけて押すと、いろんなことが起こるよ! コミカルでリズムカルで楽しい。子も気に入った(4.9)
なつのいけ 村上康成絵・・・夏の呟きみたいな。母も子も全く良さが分からなかった(4.9)
ナミチカのきのこがり (絵本・こどものひろば) 降矢なな・・・きのこがりの山の中、迷子になって・・・。子はまあまあ好きみたい(4.9)
なんだってしてあげるよ さくまゆみこ訳・・・お互いになんだってしてあげるよ、と思っているちびくまと大人の熊の物語。「なんだってしてあげるよ」と、実は邪魔してばかりのちびくまに、「じゃあベッドに行って、朝まで眠っておくれ」と寝かせる、寝かしつけ絵本かな。ありきたりな話だと思うけれど、訳者のせいか、素敵な世界に思える(6.5)
なんでもひとつ (4歳〜)・・・気に入ったもの、なんでもひとつ持っている犬、無いのは友だちだけ。友だちをつくってなんでも二つ以上、あるいは半分以下にしたら、もっと幸福だった。いいたいことは分かるけれど、いまいちストーリーに生かされてないというか。子も母もいまいち(4.3)
なんのぎょうれつ? (絵本・いつでもいっしょ) ・・・動物の行列。面白いかな?(5.10)

にじいろのさかなシリーズ ・・・語り口調は少々難しいけれど、説明しながらなら4歳なりたてでも大丈夫でした。説明無しなら、5歳前後〜? 擬人化された魚達の物語で、私的には人間の「俗」の部分が目に付いて、すごく嫌だった。銀の鱗を持つ「虹色の魚」は傲慢で、幸せじゃなく、みんなにその鱗を分け与えることで、仲間意識や正義、幸福を手に入れる。美談に聞こえるけれど、読んでいると鱗を与えられて虹色の魚を受け入れる仲間や、鱗を与えようとした動機が、あまりに美しくない。DEは虹色の魚の冒険に重点が置かれていて、これはまだ好き。子はストーリーよりも、小さな明かりをつけた暗い部屋で本を広げると、銀色の鱗の部分などがキラキラ光るので、それがお気に入り(4.0)
@*にじいろのさかな 世界の絵本
Aにじいろのさかなしましまをたすける! Bにじいろのさかなとおおくじら Cこわくないよにじいろのさかな Dにじいろのさかなまいごになる Eにじいろのさかなうみのそこのぼうけん

西内ミナミの絵本
おもいついたらそのときに ★(4歳〜) 西巻茅子絵・・・ちょっとありえな過ぎて、母がいまいち。次々開店を思いついて、大工さんに増築を依頼していくおばあさん。ちょっとはた迷惑すぎるし、アドバイザーが猫っていうのもトホホだし、どんだけ大金持ち!? 子はけっこう好き(4.6)
****ぐるんぱのようちえん (こどものとも傑作集) (こ4歳〜) 堀内誠一絵・・・孤独な象のぐるんぱが働きに出ることに。行った先行った先で失敗をして、けれど子どもの相手をしたとき、幼稚園ができあがった。1965年作のロングセラーで、西内ミナミ初の絵本らしい。子はいまいちみたい。母もどうにもいまいちかな(4.0)
ゆうちゃんとめんどくさいサイ (こどものとも絵本) ★ なかのひろたか絵・・・めんどくさがり屋のゆうちゃん、キバができ、角が生え、鬼やトロルの子どもになって、最後には「めんどくさいサイ」の子に? だんだん変わるのが面白いらしい。他にも子どもの心を掴む部分が多くて、これは4歳後半からに最適かな(4.7)
⇒「できるよできる」(2歳欄) ⇒「おはなしまくらのねんねおじさん」(6歳欄) ⇒「ペンギンペペコさんだいかつやく」(7歳欄) ⇒「こぶたのぶーぷ」(8歳欄)

にしかわおさむの絵本
しろくまのペーター ・・・北の国の白熊ペーター、南の国に憧れて・・・。成長して帰ってきたペーターくんに子は拍手。まあまあ面白かったみたい(4.1)
ノックがとんとん (PHPわたしのえほんシリーズ) (4,5歳〜)・・・ちょっと「10ぴきのおばけとおじいさん」っぽい。こちらのほうが荒削りな感じかな。子はいまいちみたい(3.10)
ミイラくんあそぼうよ (わたしのえほん) ★★・・・博物館のミイラくんと友達になって・・・。ラストは切ない。これはお勧めでは目にしたことはないのだけれど、うちの子はすごい好き(4.9) 同じシリーズで「ぼくがパジャマにきがえていると」(4.10) ※他にもツトムくんの物語はいろいろあるみたいで、「ツトムくんとまほうのバス」「大だこマストンシリーズ」(⇒上記)「ツトムちゃんとウヘヘのぼうや」(⇒7歳欄)など
⇒「10ぴきのおばけ」シリーズ(上記) ⇒ツトムちゃんとウヘヘのぼうや(7歳欄)

西巻茅子の絵本 ※3歳欄にもあり
ちいさな星の子と山ねこ ★(4歳〜)・・・月の母さんの子どもの小さな星の男の子、マントをつけて地球にやってくる。そこで出会った山ねこたちとの交流。可愛くて素敵な物語。子も好き。母は大好き(4.4)
ふんふんなんだかいいにおい (4歳〜)・・・母が大好き。お母さんの誕生日、慌てて朝食を食べた女の子、口の周りにジャムなどつけて、慌てて出かける。「ふんふんなんだかいいにおい」と動物達が寄ってくる。ラストもいい。子はまあまあみたい(4.0)(4.8)
⇒「おおきなねこのクロとちいさなねこのシロ」(6歳欄)

西村繁男の絵本 ※3歳欄にもあり
チータカ・スーイ (日本傑作絵本シリーズ) (4歳〜)・・・子には大変不評だった。けれど母にとっては素敵だった。子供時代の素敵さ、大人になってそれを失っていくこと、それが珍妙な中にしっかり描かれていて、泣きたくなる感じ。ただ、チータカ・スーイと子ども楽団が行進していくだけなのだけれど(4.3)
もうすぐおしょうがつ (こどものとも絵本) ・・・古き良きお正月かな。大晦日までの日々(餅つきなど)が、顔が動物の人間達(?)で描かれている(5.1)
■*やこうれっしゃ(こどものとも傑作集 65) (こ4歳〜)・・・文字の無い絵本シリーズ。かなり古い夜行列車が駅を出て、朝になって駅につくまで。夜行列車には乗ったこともないし、いまいちみたい(3.10)

にょろへびやのへびんくん (えほんのぼうけん 4) (3歳) すとうあさえ・にしむらあつこ・・・何でも屋へびのへびん君が、立派な何でも屋へびの両親のようになろうと・・・というお話。けれどその仕事というのが虐待めいていて、それを所望する他の動物達も、渾身するへび一家も、どうかと思う。好きじゃない。子もいまいちみたい(4.2)
ねえ、ほんよんで! ・・・のんびり亀とうさぎの友情物語。亀がおばあちゃん、ウサギが子ども、という感じかな。ちょっと読み聞かせしにくく、いまいち(5.3)

ねじめ正一の絵本 ※6歳欄にもあり
うがいライオン (チューリップえほんシリーズ)(3〜4歳) 長谷川義史絵・・・ねじめ正一ワールド。動物園のライオン、ライオンらしくしていたい気持ちと、その反対の気持ちとの狭間で揺れて・・・子どもには分かりにくいかな(4.0)
わがままいもうと 村上康成絵・・・熱で寝ている妹が「アイスが欲しい」と言い・・・。わがままに振り回される、妹思いのお兄ちゃん。まあまあみたい(3.10)
⇒「あーちゃん」(上記) 

ねずみのおいしゃさま(こどものとも傑作集 50) (こ3歳〜) 山脇百合子絵・・・1974年作品。ねずみのお医者様の、雪の日の往診。まあまあ好き(4.5)

ねぼすけスーザシリーズ★(こ3歳〜)・・・スペインかと思われる田舎町に暮らすねぼすけスーザと、おばさんのお話。ほのぼのした中に異国情緒もあるシリーズ。スーザは親が子にこんな風になって欲しいと思うような子に描かれているけれど、子も割合好き。
@ねぼすけスーザのおかいもの(こどものとも絵本)・・・ロバに乗って市場へ(4.7)
Aねぼすけスーザとやぎのダリア・・・お腹の大きいやぎのダリアがいなくなり(4.7)
Bねぼすけスーザとあかいトマト(4.7) Cねぼすけスーザのセーター(4.7) Dねぼすけスーザのオリーブつみ(4.7) Eねぼすけスーザのはるまつり(4.8)

ねむいねむいねずみ シリーズ★(4,5歳〜) 佐々木マキ・・・眠いねずみの物語。@Aはちょっとわからん系?と思ったけれど、Bからはストーリー性が出てきて面白くなった。子も好き。
@ねむいねむいねずみ(3.11) Aねむいねむいねずみはおなかがすいた(3.11)
Bねむいねむいねずみとなきむしぼうや★(4.2) Cねむいねむいねずみのクリスマス★★(4.1)
Dねむいねむいねずみのあまやどり(4.2) Eねむいねむいねずみとおばけたち(4.2) □Fねむいねむいねずみとどろぼうたち(4.2)(6.11)
■幼児版(3,4歳〜):@ねむいねむいねずみともりのおばけ(4.2) Aねむいねむいねずみとおつきさま(4.2) Bねむいねむいねずみのうみのぼうけん

ねむたくなった (あかねせかいの本) ・・・眠たくなったとき、こんな場所に寝ていたらどんな感じ? という、導眠絵本。巣の中に小鳥と一緒に眠っていたりと、絵も素敵で、どんなに心地よいかいろいろ想像させられる。素敵だった(6.1)
のぼっちゃう (2〜5歳) 大田大八絵・・・古い本。家の高い木に宇宙まで広がっていく空想。母は好きだけれど、子はまだいまいち(全く?)分からないみたい。1971年で、ちょっと古い(2.7) ⇒本当に古くて、かえって可愛く見えてきました。が、子はまあまあみたい(4.10)
のろまなローラー(こどものとも傑作集 34) (こ4歳〜)・・・のろまなローラーをばかにしながら追い越していく車たち。けれどでこぼこ道で立ち往生し、ローラーの出番に、感謝。母も子もあまり好きじゃない・・・(4.1)

バイロン・バートンの絵本
□***ぶんぶんぶるるん (3歳〜)・・・文字は少ないユーモア絵本。まだ分からないようなので、3歳以降また是非読みたい(2.7) ⇒まだいまいち分からないみたい(やつあたりの連鎖というあたり)。もしかしたら5歳以降向き?(3.7)(4.7)
ぼくがほんとにほしいもの (世界のほんやくえほん 2) ・・・うさぎの男の子、犬を拾って帰るけど、お母さんは「だめ」。そこで服を着せて「友だち」だよと連れて帰る。けれどそのマナーの悪い「友だち」に、お父さんはペットを買ったほうがいいのじゃないかと。これは親の「子どもがほんとにほしいもの」を分かっていない身勝手さを描いたもの? ちょっと古い。まあまあ好きみたい(4.5)
「ちいさなあかいめんどり」(4.3) □「ヘスターとまじょ」(ハロウィーンの話 4.6)
⇒「きょうりゅうきょうりゅう」(2歳欄)

パーシーとどうぶつたちの絵本・・・大きな国立?公園管理人と思われるパーシーと、公園に住む動物達のほのぼのストーリー。
@ゆきのふるよる (世界の絵本ライブラリー) ・・・ある寒い日、パーシーのうちに、次々とベッドに入れてと動物達がやってきて・・・。明るくて優しい話。子も好きみたい(3.10)
Aあらしのあとで・・・嵐で壊れた動物達の家の代わりに、巨木を動物マンションに。最後の折りこみになった木のおうちが好きらしい(3.11)
Bちからをあわせて(3.11)
□Cひみつのめいろ(4.0)
パーシーとゆかいななかまたち(@きつねのしゃっくり Aおこりんぼのうさぎ Bふうせんのすきなハリネズミ Cおふろぎらいなあなぐま)(4.0)もあり。これはミニ版で話も短め。

ばすくんシリーズ なかやみわ絵・・・廃車になり、森に不法投棄された路線バスのばすくんと、動物達のお話。言葉遣いは小学初級向きくらいだけれど、4歳でも大丈夫。ただ大人の感傷、大人の感覚で書かれていて、母は子に読みたくない、好きになれないシリーズ。子はまあまあ好きみたいだけれど。
ばすくん ・・・森に不法投棄されたばすくん、そのうち森の動物達の住居になる(4.4)
ばすくんのおむかえ ・・・不法投棄がニュースになり、人間が「お迎え」に来る(4.3)
ばすくんのくりすます ・・・クリスマスツリーを作ろうと・・・。いまいち(4.10)

長谷川義史の絵本 ※5歳欄・小学中級欄にもあり
いっきょく いきまぁす (PHPわたしのえほん) ・・・一家でひたすらカラオケ。見るには楽しいけど、エンターテナーじゃないと子に読むにはクルシイ・・・。
□*うえへまいりまぁす (PHPわたしのえほん) (4,5歳〜)・・・一家でデパートで、上へ上へとエレベーター。5,6歳〜によさそう(3.10)
まんぷくでぇす ・・・一家でいろんな国の料理を次々食す(3.10)
じゃがいもポテトくん ・・・家族のじゃが芋、八百屋で売られて一家離散。「悲しい話です」。ぼくも買われて行き、そして・・・。楽しい絵本だった。子はまあまあみたい。もうちょっと大きくなったほうが好きかも(4.6)
なわとびしましょ (学研おはなし絵本) ・・・おはいんなさい、と長縄跳びにいろいろグローバルに入ってくる。単純すぎるのか、子はまあまあみたい。長縄跳びする幼稚園で皆に読み聞かせるのにいい感じかも(3.10)
⇒「いいからいいから」「えさがしえほん」(上記) 「パンやのろくちゃん」(下記)

ぱっくんおおかみシリーズ 木村泰子・・・1976年頃の作品。不気味系の絵だけれど、子はすんなり受け入れて、内容もまあまあ気に入ったみたい。特に@が好き(4.2)
@ぱっくんおおかみとくいしんぼん (絵本のひろば 20)  Aぱっくんおおかみとおばけたち
Bぱっくんおおかみときょうりゅうたち (絵本・子どもの世界 24)  Cぱっくんおおかみとうさんににてる

パトカーのピーすけ (日本傑作絵本シリーズ) (こ4歳〜) 柳生弦一郎絵・・・忘れ物のおもちゃのパトカー、ピーすけと、うさぎのぬいぐるみの冒険。まあまあみたい(4.6)
ハトにうんてんさせないで。 (にいるぶっくす) ★★ 中川ひろたか訳・・・これ、お勧めです! こういう一冊に会うために、大量に他も読んでいるのかも、というくらい。バスの運転手さんが「ハトに運転させないで」と言い残して、バスから出て行きます。そこに現れるハト。「運転させて!」と、いろんな手で頼みこみます。読んでいると、子は会話を始めます。「だめだよ」。「ちょっとこっちについてきて」とハトに言ってページをめくり、運転手さんが「ハトに運転させないで」と言っているページまで連れて行ったり、ハトが「君のお母さんならいいって言う」と言えば、母に「ハトがどうしても、どうしても、運転したいんだって」と相談し・・・。本気で本と一体になっていて、他の本を読み聞かせているときでも、こんなに入り込んでいるのかと、大人とは確かに違う読み方にびっくり。 おかいものおかいもの ★(さいとうしのぶ 2,3歳〜)「きみはしっている」★★(上記・五味太郎)に続く、4歳にぴったりな、読者参加型絵本です(他・読者参加型:「まくらのせんにん そこのあなたのまき」★(かがくいひろし)「30かいだての30ぴき」★(上記)など)(4.1)
はなうたウサギさん ・・・トラベルメーカーのウサギさん、けれど鼻歌交じりで能天気。それを友人の視点でかいた絵本。母も子もいまいち(4.4)

はなかっぱ(4,5歳〜) あきやまただし・・・頭の皿の代わりに花が咲いているはなかっぱ。水や空気が汚れるとダメで、エコロジーな内容かな。@Aは古いし、他も荒削りで、かなりいまいち。
@はなかっぱ(4.6)
Aはなかっぱとグチャットン(4.6) Bはなかっぱとエゴロウ □Cはなかっぱのだいぼうけん(4.7)

Papa!パパーッ! (ポプラせかいの絵本)(小学初級)・・・ひとつのベッドで怪物が二人寝ている。一人は人間の子どもという怪物、もう一人は、人間にとっては怪物である子ども。それぞれが相手を見つけて、「パパーッ!」 それぞれ大人に怪物なんていませんよ、とベッドに戻される。視点が楽しい。子も好き(4.2)

ばばばあちゃんのおりょうりシリーズ(4歳〜)・・・「ばばばあちゃんのおはなしシリーズ」(⇒3歳欄)でお馴染み、ばばばあちゃんが子ども達と作る色々なお料理。これは子と一緒にやりたくなる度を★にしました。
よもぎだんご ・・・春の野草を使った料理(よもぎ団子も)。近場に食べられる野草がないと・・・(4.5)
ばばばあちゃんのアイス・パーティー ★・・・色んな物を凍らせる(4.8)
「ばばばあちゃんのおもちつき」★・・・炊飯器で炊き、すりこ木でつぶすお餅の作り方(4.1)
「ばばばあちゃんのやきいもたいかい」★・・・焚き火でいろんなものを焼いてみる(6.0)
「ばばばあちゃんのなぞなぞりょうりえほんむしぱんのまき」★(4.11)
「ばばばあちゃんのなんでもおこのみやき」・・・広島焼き、お好み焼き、クレープなどの作り方(3.5)
「ばばばあちゃんのクリスマスかざり」★・・・料理ではなくて、工作(6.2)

はぶじゃぶじゃん (ケロちゃんえほん) ますだゆうこ・高畠純・・・魔法使い修行中の「はぶじゃぶじゃん」が、「はぶじゃぶじゃん!」と魔法の練習。失敗するけれど最期には・・・。人気のようだけれど、6歳になるといまいちだった(6.1)

浜田桂子の絵本
あやちゃんのうまれたひ(こどものとも傑作集) (こ3歳〜)・・・6歳の誕生日を迎えた女の子が生まれたときの話を母親から聞く。ちょっと古いお産風景かな。子は一度聞いてそれきりだった。4,5歳くらいのほうが好きかも? 男の子版は下記「ぼくがあかちゃんだったとき」(2.11)
**さっちゃんとなっちゃん (教育画劇みんなのえほん) お隣同士のさっちゃんとなっちゃん、違うところもいっぱいあるけれど、とても仲良し。絵も楽しくて、4歳半くらいの女の子からにぴったりかな。うちもまあまあ好き(4.5)
■*てとてとてとて ★(4歳〜)・・・手拍子とったり、拍手したり、握手したり、字を読んだり、人と手をつないだり。手ができる様々なこと。楽しいつくりで、一緒に手を使いながら読むと更に楽しい(4.0) ⇒もっといろいろ理解(点字なども)して、楽しめるようになっていました(6.7)
**ぼくがあかちゃんだったとき ・・・6歳の男の子がお父さんから赤ちゃん時代の話を聞く。「あやちゃんのうまれた日」の男の子編のような。男の子にはこっちかな? ちょっと古いけれど(3.4)
⇒「あそぼうあそぼうおとうさん」「あそぼうあそぼうおかあさん」(上記・科学他)

はらぺこおおかみ (こどものくに傑作絵本) 絶版・・・はらぺこで人のいいおおかみと、引越ししてきた羊おばあさん。なかなか楽しいけれど、分かっているようないないような。また読んでみたい(3.6) ⇒分かるように(4.5)
はるかぜのたいこ―くまのがっきやさん 安房直子・葉祥明・・・童話「くまの楽器店」の中の一話で、他に「あめのひのトランペット」もある。優しい感じ。まあまあみたい(4.5)
**はるにれ (日本傑作絵本シリーズ) (こ4歳〜) 姉崎一馬・・・文字の一文字もない、ただ一本のはるにれの木の写真集。子の受けは当然のように悪かった(4.11)
はるばるえんのあたらしいともだち (ひまわりえほんシリーズ) (4〜5歳) 戸田和代・村田エミコ・・・カバのはるばる園に新しい友達がやってくるけれど、元気がなくて皆がっかり。けれど・・・ありきたりでいまいちなストーリーに、版画の絵が味を出している(3.11)

バレリー・ゴルバチョフの絵本
アップルパイはどこいった?(5歳〜) 中川千尋訳・・・「すてきなあまやどり」(下記)続編。泥棒にとられたアップルパイ、どこ行った? 絵で行方をたどれる。子は好きみたい(4.11)
クリストファーのしあわせないちにち ・・・学校で数を覚えたうさぎの子が、なんでも数えていく絵本。和訳するといちいち「個」とか「枚」とか単位が付いて、難しくていまいちな出来になっているように思う(6.1)
すてきなあまやどり (3歳〜) 中川千尋訳・・・びしょぬれで帰ってきたぶたくん、雨宿りしていたのに、どうして? 数の勉強(1〜10)にもなりそうな、絵の可愛い絵本。内容はまずまず。まあまあ好き(3.9)
「おかあさんがいちばん」(3.11)
「ふたごのひよちゃんぴよちゃん はじめてのようちえん」「ふたごのひよちゃんぴよちゃん はじめてのすべりだい」
(↓絵のみバレリー・ゴルバチョフ)
おうちがいちばん (世界の絵本) ・・・「おかあさんがいちばん」続編。1人暮らしを始めたうさぎ、寝つかれなくて、いろんな動物の家にお泊りに行くのだけれど、どこも寝心地が悪くて・・・(くまさんのいびきとか、はりねずみの抜け針とか)。好き(3.11)
ゆうびんやさんおねがいね (3歳〜)・・・おばあちゃんへの「ぎゅっ」(ハグ)の配達を郵便屋さんにお願いした子豚。「ぎゅっ」は郵便やや運転手に受け渡しされて、その人たちをもちょっと幸せにしながら最後におばあちゃんのところへ。手紙がどんなにいろんな人の手を渡って運ばれてくるかが分かる(5.1)

パンツがだいすき(3歳〜) 中川ひろたか訳・・・パンツが大好きな恐竜や宇宙人のナンセンスな絵本。恐竜や宇宙人が出てくるわりには内容は薄くて、いまいち期待外れ(5.7)
@きょうりゅうはパンツがだいすき(恐竜編) Aうちゅうじんは パンツが だいすき (講談社の翻訳絵本) (宇宙人編)
Bサンタクロースもパンツがだいすき(これも主役は宇宙人)

ハンバーグハンバーグ 武田美穂

パンやのろくちゃんシリーズ 長谷川義史・・・ちょっと泣き虫、5歳くらいのパン屋の1人息子、ろくちゃんの物語。思いのほか、うちの子にはいまいちだったみたい。
@パンやのろくちゃん・・・短編4篇(3.8)
Aパンやのろくちゃんうんとね・・・短編4篇(3.8)
Bパンやのろくちゃんでんしゃにのって・・・これは1篇だけ。おじいちゃんと電車で田舎に行くの巻(3.8)

**ぴかくん めをまわす (こ4歳〜)・・・信号機のぴかくんが目を回して、点滅が無茶苦茶、道路も無茶苦茶に。かなり古い。子は全く面白くなかったみたい(4.0)

ひがしちからの絵本
いま、なんさい? ★ ・・・5歳になった女の子、誕生日に、何歳でしょうと先生達に聞いて回る。けれど答えは、「はくさい」とか「くさい」とか。ユーモアのある、誕生日絵本。子は最初、げらげら笑った。2回目からは笑わないけれど、好き(3.10) ⇒タイムリーに再び5歳の誕生日前後に読んだら、うろ覚えだったようで、またげらげら笑った。
■*えんふねにのって ・・・園バスならぬ園舟に乗って、幼稚園へ。途中で丸太が通せんぼ。そこでクレーン車に吊り上げられて・・・。ノスタルジックで、地味だけれどドラマチック。親が好きなタイプかな?(3.9)
ひみつのばしょ (PHPわたしのえほん)(4,5歳〜)・・・公園の中に見つけた小さな茂みの中。そこで広がる空想。絵とあいまって不思議な空間を作り出していて、母が好き。子はいまいちらしい(4.6)
⇒「ぼくのかえりみち」(6歳欄)

ピーターラビットの絵本(4歳〜) 全24巻 内2冊は童歌
@***ピーターラビットのおはなし
Aベンジャミンバニーのおはなし Bフロプシーのこどもたち Cこねこのトムのおはなし Dモペットちゃんのおはなし(3歳〜) Eこわいわるいうさぎのおはなし(3歳〜) F2ひきのわるいねずみのおはなし Gのねずみチュウチュウおくさんのおはなし Hまちねずみジョニーのおはなし Iりすのナトキンのおはなし Jあひるのジマイマのおはなし K「ジンジャーとピスルズや」のおはなし Oティギーおばさんのおはなし Pジェレミー・フィッシャーどんのおはなし Qカルアシ・チミーのおはなし Sずるいねこのおはなし 22アブリイ・ダブリイのわらべうた(3歳〜) 23セシリ・パセリのわらべうた(3歳〜)
※こちらは5,6歳〜⇒
Lキツネどんのおはなし Mひげのサムエルのおはなし Nグロースターの仕たて屋 Rパイがふたつあったおはなし 21こぶたのピグリン・ブランドのおはなし 24こぶたのロビンソンのおはなし

****ピッツァぼうや ウィリアム・スタイグ・・・機嫌の悪い男の子、お父さんがテーブルに載せて、ピッツァにしてしまう。両親が子どもを使ってするごっこ遊びで、子は嬉しそうに幸せそうに聞き入っていた(4.3)
■*ぴっつんつん 武鹿悦子文・・・雨の中の女の子達。文章はすごく単純な短い繰り返しで、1歳向きくらい。けれど絵の色彩などに妙に魅かれる絵本(絵の中にリズム&ビートがあります)で、子も気になるようで、前のページに戻って確認したりしつつ読み進めていった。あえて4歳欄に入れてみました(4.7)
ひとりぼっちのタツノオトシゴ (世界の絵本コレクション) (3歳〜)・・・1人でいるタツノオトシゴ、そこに次々2匹、3匹、4匹と現れる海の動物。驚くことに、その海の動物達、海草、石、そういったものが全部野菜やキノコ類で出来ている! 話自体はなんていうことないのだけれど、子も楽しんだ(5.2)

ピーマン村の絵本たち★(童3歳〜) 中川ひろたか・村上康成・・・幼稚園の園児達と校長先生たちの世界。絵や文の合間を自分で読み取ってこそ面白いシリーズなので、4,5歳〜がよさそう。
@****さつまのおいも (絵本・ちいさななかまたち) ・・・文字数は少ないので、2歳でも大丈夫かと思ったら甘かった。ちゃんと理解して欲しい面白さで、4歳以降また読みたい(2.8) ⇒まあまあ分かるようになった(3.11)
Aたなばたプールびらき・・・七夕に、天の川でプールびらき。・・・いまいちかな(3.10)
Bクリスマス・オールスター・・・クリスマス、雛人形や浮き輪etc.etc.も一緒に祝う。いまいち(4.1)
□Cみんなともだち ・・・卒園編。ノスタルジックで、親のほうが感涙かも!?
D*えんそくバス ・・・遠足編。まあまあみたい(3.11)
E*よーいどん! ・・・運動会編。ことばあそびや、探しもののページもあって、楽しんだ(4.0)
□F ****おおきくなるっていうことは ・・・まだいまいち分からないみたい! また再度(3.0)
Gおばけなんてこわくない★・・・お泊りキャンプ?で肝試し。内容が分かるのは5歳前くらい? でも、好き(3.9)
Hあけましておめでとう ・・・正月編。まあまあみたい(4.2)
I*かえってきたカエル ・・・幼稚園で飼うことになったカエル。まあまあみたい(4.1)
Jおにはうち! ・・・節分の日に遊びに来た子鬼と園児達。同じような物語の「ちびっこちびおに」の後で読んだせいか全然くいつかなかった。いまいち(4.3)
Kおつきみうさぎ ・・・月見の日に迷子の月のうさぎ。好き(3.11)
■Lようこそうみへ ★・・・これは3歳でも大丈夫。皆で海へ。好き(3.9)
おばあちゃんすごい! (ピーマン村のおともだち) ・・・おばあちゃんと遊ぶ。興味なし(3.11)

100かいだてのいえ いわいとしお
100かいだてのいえ ★★・・・100階建ての家のてっぺん、100階からの招待状。いろんな生き物の住む家の中をどんどん上がっていく。「30かいだての30ぴき」同様に好き。ただ、かなり読み聞かせしにくいので、何度ともなると読むほうはちょっと辛い・・・(4.3)
ちか100かいだてのいえ ・・・今度は地下一階に女の子への招待状。「100かいの」で味わい尽くしたのか、もうそれほどでもなかった(4.5)

□**100まんびきのねこ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) (3歳〜) ワンダ・ガアグ 石井桃子訳・・・1961年!(アメリカでは1928年) アメリカの古典的絵本。猫を飼おうとするおじいさんおばあさんと、100万匹の猫の話。ぱっと見、地味で全然惹かれなかったようなのだけれど、読んだらかなり引き込まれていた(4.0)
ひよことあひるのこ (えほんライブラリー) ミラ・ギンズバーグ アルエーゴ・・二つ並んだ卵から、まずあひるの子が、それからすぐにひよこが生まれる。なんでもあひるの子のまねをするひよこ。性能も無視して何でも真似るけれど、初めて「ぼくはやめとく」と言うまで。単純な面白い簡単な話でいて、深い(4.8)

ぶたのたね 佐々木マキ・・・足が遅くて草しか食べたことのないオオカミ、豚がなるという「ぶたのたね」を手に入れて・・・。@〜Bは続編ではなく、経緯は同じで、違ったパターンの似た話。笑える!ということだけれど、1冊ずつだとまあまあかな。3冊全部読んでみたら笑えた。子もオオカミにすごく肩入れして3冊分きいた。ただ同じ内容なのをつっこんでいた(4.5)
@***ぶたのたね Aまた ぶたのたね Bまたまたぶたのたね

ぶたぶたくんのおかいもの (こどものとも傑作集 81) (こ3歳〜)・・・ぶたぶたくんのお買い物風景。1970年作品で、古い文章、古い絵なのだけれど、それが新しいようでもある。簡単な地図もついていて、文章は多いけれど、子も好き(3.8)
■*ふってきました (講談社の創作絵本) もとしたいづみ文・・・お母さんの誕生日もの。曇り空、いろんなものが降ってくる(象とか・・・)。最後にはお母さんが降ってきて、子も受けていた。まあまあ好きみたい(4.0)

フランシスシリーズ(4歳〜) ラッセル・ホーバン文 リリアン・ホーバン絵(一部) 松岡享子訳・・・アナグマの女の子、フランシスの物語。古き良きアメリカの絵本かな。日本でお勧めされていることにはちょっと違和感。
****おやすみなさいフランシス (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) ガース・ウィリアムズ絵・・・絵が可愛い。大人はTVを観ていても、子どもは別室に眠りにいくという、アメリカらしい物語。いい絵本だけれど、日本でここまでお勧めされるのが不思議。うちは添い寝なので、いまいちかな(4.3)
フランシスのいえで ・・・おうちのテーブルの下に”家出”したフランシスと、穏やかな両親。これはお金の単位など日本とは違う部分もあるけれど、とてもいい。母のお気に入り(4.4)
ジャムつきパンとフランシス ・・・好き嫌いして、ジャムつきパンばかり食べるフランシスにお母さんは・・・。この教育方針といい、いろんな卵料理の名前といい、アメリカ的で、これも日本でお勧めされることに違和感(4.4)
フランシスとたんじょうび ・・・妹の誕生日、複雑な気分のフランシス。複雑な心理や多い文章で、6歳前後向きかも(4.4)
□フランシスのおともだち・・・異なるもの同士の協調と排他の物語。いい内容だけれど、うちの4歳には退屈だったみたい(4.4)

フランソワーズの絵本・・・1897〜1961年。内容は古いのだけれど、絵は可愛くて新しい。
みみちゃんとヤギのビケット ・・・1953年作品。病気のみみちゃんに、医者はヤギを飼ってそのミルクを飲めばいい、と。古いのだけれど、妙に新しい。そこは魅力だけれど、子はいまいちみたい(4.10)
わたしのすきなもの 中川千尋訳・・・「わたし」の好きなものの羅列。ノアの箱舟とかイースターとか出てきて、キリスト教圏の絵本という感が強い。日本でお勧めされるのは疑問(4.9)
「ロバの子シュシュ」
⇒「まりーちゃんシリーズ」(下記) 「ありがとうのえほん」(3歳欄)

ブルーカンガルー・・・ブルーカンガルーは女の子の青い色のカンガルーのぬいぐるみ。女の子とブルーカンガルーのお話。なかなか子供の心理をついていて、いいシリーズと思う。
だいすきよ、ブルーカンガルー! (児童図書館・絵本の部屋)
どこへいったの、ブルーカンガルー★・・・ブルーカンガルーをいつも外に連れて行くのだけれど、すぐに置き忘れてしまって・・・。話すぬいぐるみがうらやましいみたい(5.4)
「ブルーカンガルーがやったのよ!」(5.4) 「どうしたらいい、ブルーカンガルー」(5.5)(6.10) 「おめでとう、ブルーカンガルー!」 「ほらみてて、ブルーカンガルー!」(5.7) 「クリスマスよ、ブルーカンガルー」

プンプンペリーニョ (学研おはなし絵本) ・・・プンプン怒っている人のプンプン湯気が大好物。そんなおばけ、プンプンペリーニョ。湯気を食べられたひとたちはなんだかすっきり。まあまあ好きみたい(3.11)

ぶんぼうぐえほん かとうまふみ
@のりののりこさん ★ ・・・擬人化されたはさみ、マジック、色鉛筆、そしてのりののりこさんが、共同で作品を作る。好きみたい(4.9)
Aけしゴムのゴムタとゴムゾー・・・人のいい消しゴムのゴムタはせっせと書き損じを消していく。新しくやってきたゴムゾーは、汚れるのが嫌でなにも消そうとしない・・・(6.8)

ベスとベラ (世界傑作絵本シリーズ) アイリーン・ハース・・・長い冬、退屈している女の子ベスと、空想の産物と思われる動物達(小鳥のベラは実在するのだろうけれど)との物語。絵は素敵で、空想感を出している。子はまあまあみたい(4.10)
ベニーいえでする ・・・お母さんに怒られてばかりで家出する、子豚のベニー。でもいざという時頼りになるのは・・・お母さん、というような可愛い話。甘すぎないところがいい(6.0)
へびくんはらぺこ (オックスフォードえほんシリーズ 26) ブライアン・ワイルドスミス・・・腹ペコへび、動物達を一飲みにしようと悪巧み。動物達のかくし芸が始まる。ちょっと分かりにくいけれど、まあまあ好きかな(4.3)
へんしんねこた (絵本の時間)★・・・どらねこねこたの変身願望に応えるペリーさん。呪文を唱えると、ねこたが変身。しかけもあって、子はかなり気に入った(4.3)

へんてこライオンシリーズ  長新太・・・大きさも姿も変えられる、へんてこなライオンの短い話が何話か入っている。いまいちみたい。 ⇒ 4歳半、反応がちょっとよくなりました。
「ゆうちゃんとへんてこライオン」(4.6)「しんくんとへんてこライオン」「ゆうちゃんとしんくんとへんてこライオン」「へんてこライオンがいっぱい」(3.10)「こんにちは!へんてこライオン」(3.10)「ありがとうへんてこライオン」(3.10)「どうしたの?へんてこライオン」(3.10)「やったね!へんてこライオン」(3.10)

ぼく いえでするんだい (創作絵本シリーズ) ★★(佼3歳〜) 末崎茂樹絵・・・アイスを3個も食べてお母さんに怒られた男の子、三輪車で家出をする。その家出がだんだんちょっとした冒険の遠出の様相を帯びてきて、無事家に帰り着くまで。まあなんというか、大人が考えた元気のいい男の子の物語的な。子は思いのほか好きで、男の子に説教したり、自分の体験を話しかけたり。読むたび母のほうも楽しめた(4.4)
ぼくのおふろ (わたしのえほん) ★ 鈴木のりたけ・・・色んなお風呂を妄想。迷路や探し物の楽しみもあって、なかなか楽しい。子も気に入ったよう(4.7)
■**ぼくんちどうぶつえん (絵本・ちいさななかまたち) (童3歳〜) 大島妙子絵・・・ぼくの家族、本当は・・・。思ったほどのってこなかった(3.6) ⇒まあまあ好きみたい(3.11)

穂高順也の絵本 ※5歳欄にもあり
ちゅうしゃなんかこわくない (えほんのぼうけん 10)(3歳〜) 「ぼくのえんそく」続編(4.6)
どろぼうだっそうだいさくせん! (偕3,4歳〜) 西村敏男絵・・・牢屋の中の泥棒3人、ここから出たいと脱走計画。ナンセンスでちょっとブラック。まあまあかな(4.5)
ぼくのえんそく (カラフルえほん)(3歳〜) 長谷川義史絵・・・遠足の日、風邪を引いて欠席。代わりに「行きたい気持ち」が体を飛び出して遠足に出かける。まあまあ好き(4.3)
⇒「さるのせんせいとへびのかんごふさん」(上記)

ホッホーくんのおるすばん ・・・ふくろうのホッホーくん、家で甘えて、飛ぶ練習もしない。けれどある日留守番をしているとき、ねずみに襲われそうになり・・・。はらはらもあって、まあまあ好きみたい(4.3)

ポール・ガルドンの絵本 ※5歳欄・6歳欄にもあり
□*おとなしい めんどり (4歳〜)・・・イギリスの昔話。バイロン・バートン「ちいさなあかいめんどり」の方が分かりやすい。
しょうがパンぼうや ・・・焼かれたぼうや型のしょうがパン(ジンジャーブレッド)が逃げ出す話。「おだんごぱん」に類似した話(4.6)
ちいさいちいさいおばあさん ・・・イギリスの少し怖い、”teeny tiny(小さい)woman”の昔話。「ティーニイタイニイちいちゃいおばちゃん」(⇒上記)と同じ。和訳するといまいちかも。けれど4歳でも楽しめる単純なつくりの怪談で、怖いの好きな娘もまあまあ楽しめたみたい(4.2)
ひよこのコンコンがとまらない―北欧のむかしばなし ・・・ひよこの咳が止まらなくて、母さんめんどりが咳を止める水を手に入れる話。最初は湖に行くとコップを持ってきたら水をやると言われ、次は・・・と続く。単純な話で、子はまあまあみたい(4.4)
まほうのなべ ★★ 絶版・・・貧乏な母子の前に現れたおばあさんからもらった魔法の鍋。呪文を唱えるとオートミールが湧き出し、別の呪文で止まる。けれどある日止める呪文を忘れ、町にあふれるオートミール! 妙に好き。オートミールも所望されました(4.6)
やぎのブッキラボー 3きょうだい (世界の絵本コレクション)★★・・・有名な「3びきのやぎのがらがらどん」と同じ昔話。これも妙に好きで、「3びきの〜」より受けがよかった(4.6)
「3びきのくま」(4.6) ■「いたずらこねこ」(マザーグースより)(4.7)
⇒「あかずきんちゃん」(上記・グリム童話)

ぽんたのじどうはんばいき (ひさかたメルヘン 46)(4,5歳〜) ・・・たぬきのぽんたが始めた自動販売機、葉っぱを入れると、欲しいものが出てくる。実は中でぽんたが葉っぱを変化させている。ある日やってきた女の子、欲しいのは「お友達」。そこで・・・。かわいく出来たお話。子も好きみたい(3.10)

まあちゃんシリーズ たかどのほうこ
■***まあちゃんのながいかみ(こどものとも傑作集) (3歳〜)・・・楽しくて母は気に入った。子はまだいまいち分からないみたい。「こどものとも年中向き」のシリーズだし、4歳くらいの女の子にいいかも(3.0) ⇒分かるようになったらしいけれど、それほど好きでもないみたい(3.9) ⇒まあちゃんの空想を、つっこみながら聞くように(4.8)
□「まあちゃんのまほう」(3.9) 「まあちゃんのすてきなエプロン」(3.9) 「みどりいろのたね」(下記)

まあ、なんてこと! デイビッド・スモール・・・朝目覚めると頭に鹿のような角が生えていた女の子の、「まあ、なんてこと!」のお話。まあまあみたい(4.3)

マイケル・グレイニエツの絵本
いちばんたかいのだあれ? (絵本のおくりもの) ・・・テントウムシの話。仲間の中で一番高いと喜んでいたけれど、他の動物達はもっと高くて、けれど空を飛ぶ仲間のちびテントウムシがもっと高い・・・ちょっと分かりにくいかも(5.6)
クレリア―えだのうえでおきたできごと ・・・自己犠牲の物語かな? それが子供にも分かり易く、昆虫の可愛い絵で描かれている。5,6歳で読んで、子どものコメントを聞きたいような絵本(4.1)⇒再6
ちかみち ・・・昆虫っぽい生き物が、近道しようと丸太の細い橋を渡る。途中で向かうから来た昆虫と鉢合わせ。どけどけと戦いになり・・・。ラスト、ちょっと受けていた(4.6)
⇒「おつきさまってどんなあじ?」(3歳欄)

マーガレット・ブロイ・グレアム(&夫・ジーン・ジオン)の本
あっおちてくるふってくる ジーン・ジオン文・・・「垂直運動」(雨が降るとか)がテーマの詩のような絵本。1951年作品(夫婦のデビュー作)。母にはなかなか面白かったけれど、子はいまいちみたい(4.4)
□*****はちうえはぼくにまかせて(4歳〜) ジーン・ジオン文・森比左志訳・・・夏休み、長期休暇に出かける人たちの鉢植えを1日2セントで預かる男の子。嫌いじゃない(知っている一家のような気がしてくるあたり)けれど、ここまで推奨されるのは不思議。1959年作品(4.6)
はるがきた (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ) (2歳〜) ジーン・ジオン文・・・春が来るのが待ちきれなくて、町に色を塗っていく。雨で色が流された後、本当の春がくる。絵が素敵(5.4)
□*ヘレン、ようこそどうぶつえんへ ・・・1967年作品。くものへレンが動物園のハエを食べて活躍する。クモの生態を上手に使った、クモが主役の楽しい本。クモが主役と聞いて想像するより面白かった。子も割合好きみたい(4.6)
⇒「ベンジーシリーズ」(5歳欄) 「さとうねずみのケーキ」(6歳欄) 「ハリーの絵本」(ジーン・ジオン文 3歳欄)

マーガレット・ワイズ・ブラウンの本 ※2歳欄・6歳欄にもあり
いろいろ こねこ (講談社の翻訳絵本クラシックセレクション) (3歳〜)・・・混色についての本。青+黄⇒緑、とかが、猫のペンキ屋さんを通して分かる。楽しい中にマーガレット・ワイズ・ブラウンの詩心が見える(4.11)
おおきなあかいなや ・・・牧場の大きな赤い屋根の納屋。周りには動物がいっぱいいて、夜になると納屋で眠る。牧歌的で、とても素敵。写実的で可愛い絵と相まって、この世の楽園のようで、母が大いに気に入った。子も好き(5.7)
すてきなおうち ・・・これはだれの家? クイズ形式で途中は楽しいみたいだけれど、最後の答えがいまいち。まあまあみたい(4.5)
「小さいりょうしさん」
***ぼくにげちゃうよ (3歳〜)・・・うさぎの子とお母さんの会話。ぼくにげちゃうよ、と言ううさぎの子の空想が素敵。すごい古い作品(1942年)だけれど、古さを感じさせない。親のほうが好きかな。うちの子にはいまいち良さがわからないみたい(3.7) ⇒まずまず分かるようになったかな?(4.8)
□**まんげつのよるまでまちなさい ガース・ウィリアムズ絵・・・夜を見てみたいアライグマの子に、お母さんは「満月の夜まで待ちなさい」と繰り返す。最後のページの満月の夜の月の輝きが伝わってくるようで、古典名作の雰囲気。母も子供時代読んでもらっていたような気がする。「新月」「半月」「満月」と移り変わって、月について話すきっかけにもなりそう。子はまあまあみたい(4.7)
「せんろはつづくよ」「ちいさなとりよ」
⇒「おとのほんシリーズ」「きんのたまごのほん」(3歳欄)

マーサ・メイヤーのおばけの本
□*ほんとだってば!(3,4歳〜) 絶版・・・ベッドの下にワニがいると思っている男の子の話。夜、実際にワニをおびき寄せて退治する。ちょっと分かりにくいかも(4.9)
「おしいれおばけ」・・・押入れにおばけがいると思っている男の子の話。夜、実際におばけが出てきて、泣き虫おばけと一緒にベッドに・・・。かわいい話(4.9)
「やねうらおばけ」・・・屋根裏におばけがいると思っている女の子の話。夜、実際におばけが出てきて・・・。勇ましい話(4.9)

マーシャ・ブラウンの絵本(女性)
ちいさなヒッポ (5,6歳〜) 内田莉さ子訳・・・野生に暮らすカバの子どもの話。お母さんの愛と、怖いワニ、成長。それが単純に描かれている。木版画の絵がたいへん美しい、らしい・・・。子はまあまあみたい(4.8)
⇒「3びきのやぎのがらがらどん」「パンはころころ」(上記・各国民話)
⇒「せかいいちおいしいスープ」(6歳欄・各国民話)

まじょのシリーズ ・・・子は絵で避けていたけれど、読むと「面白かった!」 ただ少し文章が稚拙かな(4.1)
@まじょのほうき★★・・・柄の取れた魔女のほうきを手に取ったトラ、ほうきが頭にくっついて、まるでライオンみたい。不思議なことに縞模様が取れて、ライオンそっくり! 縞模様を置き去りに去っていくと、そこにロバが現れて、縞模様をつけると、シマウマそっくり! 取れた耳を置き去りに・・・と話が続く。面白い。
□Aまじょのくつ・・・@と同じようなお話
Bまじょのマント・・・魔女のマントの切れ端をつけたネズミ、コウモリのように空を飛び・・・
Cまじょのぼうし・・・クリスマス、不機嫌な魔女の魔法の話

街の人気レストランシリーズ★ シゲタサヤカ・・・忙しいレストランの、コックがいっぱいの厨房のお話。料理を食べるまないたに、料理に向かない鍋・・・。面白くて、子も好き。
@まないたに りょうりを あげないこと (講談社の創作絵本) ★(3.11)
Aりょうりを してはいけない なべ (講談社の創作絵本) ★(3.11)
Bコックのぼうしはしっている・・・うそつきの怠け者コックと、その正直ぼうしの話。@Aほどじゃなかったかな。まあまあのよう(4.10)

ママ、ママ、おなかがいたいよ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) ★★★(4歳〜)絶版・・・影絵の絵本。大きなおなかで「おなかが痛いよ」と言うぼうや。病院で、医者がお腹から次々にアンビリーバブルな物を取り出していく。大受け。何度も持ってきた(3.10) ⇒今も大好き(4.4)

まりーちゃんシリーズ・・・クラシック。うちの子の受けは悪かった。
**まりーちゃんとひつじ (岩波の子どもの本 14) (4,5歳〜) 与田準一訳・・・まりーちゃんと羊のぱたぽん達との2話収録。かなり古い(日本でも1956年)のだけれど、絵のポップさとかで今でもレトロチックに可愛い。内容は3歳でも大丈夫そうな単純なものなのだけれど、それもレトロで妙に可愛い。子はまあまあ程度みたい(4.10)
まりーちゃんのくりすます(4,5歳〜) 与田準一訳・・・クリスマス編。古くていまいちかな(4.10)
まりーちゃんとおおあめ(4歳〜)・・・洪水編。話の深刻度と絵がかけ離れているし、日本語は無茶苦茶だし、いまいち(4.10)
まりーちゃんとおまつり(3歳〜)・・・カーニバル編。これもいまいちみたい(4.10)

みえないさんぽ―このあしあとだれの? (児童図書館・絵本の部屋) ★★ 絶版・・・文字のない絵本。子どもと犬が散歩が、絵には描かれず、足跡だけがついていって、散歩の様子を推理する。母は子ども、子は犬の足跡を、トコトコ指で追いながら絵の中を散歩していったら、いたくいたく気に入ったらしく、絵の外にはみ出していったり、迷子になって隠れたり、遠回りしまくりながらいろんなバージョンで、一気に10回くらいも往復させられた。「むちゃくちゃ面白い」らしい(4.6)
みどりのホース (こどものとも傑作集) 安江リエ・柳生弦一郎・・・わんぱくでお調子者のホースと一緒に遊びに出かける。まあまあみたい(3.11)

宮西達也の絵本
○はらぺこおおかみとぶた
きょうはなんてうんがいいんだろう (ひまわりえほんシリーズ) (4,5歳)・・・昼寝するブタ集団を見つけたおおかみの話。まあまあかな(4.6)
ふしぎなキャンディーやさん (新しいえほん) ★★・・・オオカミに変身できるetc.のキャンディーを、たぬきのキャンディーやさんから手に入れたブタくんは・・・。不思議な色付きキャンディーに魅かれるみたい(4.7)
「ぶたくんと100ぴきのおおかみ」(3〜4歳)(4.6) □「はらぺこおおかみとぶたのまち」(3〜4歳)(4.6) 「おおかみペコペコ」(4.6) □「メリークリスマスおおかみさん」(いまいち 4.7) □「さんせーい!」(4.7) □「シニガミさん」(いまいち 4.10)
○ねことねずみ
□**にゃーご (ひまわりえほんシリーズ) (4,5歳)・・・お腹をすかせた猫と、猫を知らないで猫になつく子ネズミ3匹。最近の宮西作品にうんざりしてきているので、これもいまいち。子はまあまあみたい(4.10)
ちゅーちゅー (ひまわりえほんシリーズ) ・・・「にゃーご」の反対バージョン。子ネズミ3匹と、ネズミを知らない猫の話。これは5歳前くらい〜かな。上に同じくいまいち(4.10)
⇒「おとうさんはウルトラマンシリーズ」「ティラノサウルスシリーズ」(上記)
⇒「うんこ」「おっぱい」(2歳欄) 「はなすもんかー!」(3歳欄) 「サカサかぞく」(6歳欄)

ミレル(絵)の絵本 ズデネック・ミレル(チェコ)・・・読み応えのある内容。「しりたがりやのこいぬとたまご」や「もぐらとずぼん」は5,6歳くらいの子供たちに読み聞かせても面白そう。
⇒「しりたがりやのこいぬ」「もぐらと」(上記)

みんなで せんたく (世界傑作絵本シリーズ) ・・・女の子が動物達と一緒に洗濯をする。可愛いお話(5.10)
みんなとくべつ (児童図書館・絵本の部屋) ・・・かつて読んできた中でも個人的に嫌いなワースト5には入りそう。親から特別扱いされて育てられているいろんな動物を見て「特別なんだね」と言うねずみの子。みんな特別。お母さんも特別。和訳は分かりにくいし、”特別”の使い方も安易でベタで、子に読みたくないこと甚だしい。子もいまいちのよう(5.3)
みんななかよし りんらんろん・・・山に遊びに行く小さな男の子。山の石や野いちごなど、山の全てが登場人物で、みんなが男の子を愛している。愛のつまった、読後感の切なく、いい絵本。ただその分ちょっと退屈な面もあるかと思う。親のほうが好きかも(4.3)

村上康成の絵本
こぐまのプディ カヌーでスイーコ ・・・ゆったりした村上節の、作者好みの絵本という感じ(5.6)
フィフィのそら (4,5歳〜) 村上康成・・・かるがもの子供フィフィと、育ての親の牛蛙じいさん。子は一回夢中で聞いて、それきり(2.9) ⇒「このカエルじいさん、優しい」と時々読むように(4.2)
ようこそ森へ
⇒「もみじちゃんとチュウ」(2歳欄) 「はるのやまはざわざわ」(3歳欄)
⇒「ピンクシリーズ」(5歳欄) ⇒「この星の上でシリーズ」(6歳欄)

村山桂子(文)の絵本
おおきなテーブルおゆずりします (スピカのおはなしえほん 7) ・・・一人暮らしのおばあさん、若い頃は5人で暮らし、せっせと家事をこなし、そこにはいつも大きなテーブルが・・・。けれどもう必要ないからと、さびしいけれど、広告を出します。「大きなテーブルおゆずりします」。そして・・・。大人向けの短編ドラマになりそうな物語。絵本も家族も「古き良き時代」の感じ。6歳くらいにいいかも?(4.8)
□***おかえし (こどものとも傑作集)(こ3歳〜) 織茂恭子絵・・・引越しのプレゼントのおかえしが、どんどんエスカレートして・・・2歳には長い文章。おちもまだまだ分からない(2.9) ⇒長さも程よく、内容も分かるようになったみたい。けれどこの可笑しさはいまいち分からないらしく、まあまあみたい(4.7) ⇒分かるようになって、先を読みながら苦笑いして聞く(6.7)
ひつじのむくむく (こどものともコレクション2009)★ ・・・羊のむくむく、遊んで欲しいけれど、皆忙しくて構ってくれない。そこで遊んでくれるって言うおおかみについて行き・・・忙しい皆が仕事を放り出して助けに来る。自分を重ねているのか、妙に好き(4.4)
⇒「たろうのシリーズ」(3歳欄) ⇒「もりのはみがき」(上記・行事のえほん欄) ⇒「カンガルーのルーおばさん」(7歳欄)

めがねうさぎ せなけいこ・・・めがねをしている人は目が悪くて、物がよく見えないということを知った上で読むのがお勧め。目が悪いうさぎと、おばけの楽しくて可愛い3冊。子も聞き入った。ただし1回だけだった(4.4)
めがねうさぎ (絵本のひろば 9)  **おばけのてんぷら (絵本のひろば 29)
めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス   めがねうさぎのうみぼうずがでる!!

めっちゃくちゃのおおさわぎ (コルネイ・チュコフスキーの絵本) (4歳〜)・・・1967年頃のソ連の作品。絵は可愛いけれど、中身はちょっと支離滅裂。キツネが海に火をつけて、火の海で鯨が泣いていたり(これがユーモア!?)。どうして出版され続けているのか不思議・・・(4.3)

メリーゴーラウンドえほん・・・妖精の切り抜き人形のついた仕掛け絵本。紙でできたセットとお人形でままごと遊びする感じかな?
ようせいのおしろのぶとうかい
「ようせいのまほうがっこう」「ようせいのおたのしみショー」「ようせいのおにわのけっこんしき」「ようせいのふゆやすみ」
「ツリートップフェアリーズ パーティーへようこそ!」「ツリートップフェアリーズ もみのきパーティーへようこそ!」

もぐらとシリーズ エドアルド・ペチシカ ズデネック・ミレル
もぐらとずぼん (世界傑作絵本シリーズ―チェコの絵本) (4歳〜) 内田莉莎子訳 1957年・・・ずぼんが欲しいもぐらが、自然の中を歩き回り、他の生き物にも手伝ってもらって、草から糸をつむぎ、染め、裁断し、ずぼんを作り上げる。小学生でもOKそうな、読み応えのある絵本。長いけれど、じっと聞いていた(4.8)
もぐらとじどうしゃ ・・・今度は自動車が欲しくなったもぐらくんのお話。「ずぼん」のほうがいいかな(4.8)

もぐらのおくりもの クリスマスもの ・・・素人が作ったような絵本。いまいちかな(4.1)
もぐらのホリーともぐらいも (日本の絵本) (偕3,4歳〜)・・・もぐらが友達になったのは、もぐらの形のさつま芋。いまいちかな。冬眠中のヘビとかのいる土中の絵には喜んでいた(4.1)
□**もぐらバス (日本の絵本) ・・・内容はあまりなくて、なんていうことのない話。ただもぐらバスの走る、地面の下の町がちょっと細かく描かれていて、そういうのが好きな子には受けるのか!? うちは全く(4.7)
もっかい!
もっともっとおおきなおなべ (わくわくメルヘンシリーズ) どいかや絵・・・森の動物がシチューを作るけれど、仲間が増えるたび具を増やすので鍋はそのたびいっぱいに。その度にもっと大きなお鍋を借りに他の動物のところに行ってはまた具が増えて・・・。絵も物語もかわいい(5.8)
もものきなしのきプラムのき (評論社の児童図書館・絵本の部屋) ・・・色んな有名な物語の登場人物を各ページで探し出す作り。探すのはすごい簡単なのだけれど、絵などの雰囲気が妙におとぎ話チックで素敵。ただ日本では馴染みの薄い人物が多数出てきて、いまいちかも。

もものすけ 荒井良二絵・・・「しょもう」と言ったことが本当になる、ちょっと妄想癖?の男の子もものすけのお話
@もものすけのおさんぽ (おひさまのほん) ・・・いまいちみたい。興味を示さず(4.0)
Aもものすけのあさごはん(3歳〜)・・・童話に近いかな? 短い話が5話。こんなに簡単に次々手に入り、こんなに簡単に「所望」する、なんだか現代的な短絡的な怖さを感じてきた・・・。それがどうももものすけの妄想らしいところも、なんだか怖い。子どもらしい所望なら可愛いけれど、ちょっと簡単にすごいこと(大人のミニチュア版って感じの)所望しすぎでは・・・!? 個人的に読みたくない(4.0)

モーリス・センダックの絵本 ※5歳欄にもあり
■*******かいじゅうたちのいるところ ・・・映画化もされた絵本。文字数は少なくて、3歳前半からでもOKだけれど、ただものじゃないマックスのキャラが3歳後半〜4歳以降向けかな? うちの子はまあまあみたい。癇癪もちの子に受けるらしい(3.7)
ピエールとライオン―ためになるおはなし ・・・小さな冊子。「知らない!」としか喋らないピエール、ライオンに食べられて・・・。子には不評。「うんちっち」の下敷きかと思うくらいよく似ている(4.6)
(絵のみモーリス・センダック↓)
□**きみなんかだいきらいさ ジャニス・メイ・ユードリー文・・・小さな冊子。けんかしている男の子二人、けれど怒りを解消し合うと、また仲良しに。どちらかというと男の子向きかな。うちの女子は「(始)そんなこと言ったらだめ!⇒(終)あ〜やっと仲良くなった」。1961年作品(4.8)
くつがあったらなにをする? (世界傑作絵本シリーズ) (3歳〜)・・・もしもあったら・・・をふざけて考える弟と、真面目な姉。いまいちみたい。読み聞かせしにくいし(3.0)
⇒「はじめてよむどうわ」(上記) 「うちがいっけんあったとさ」(3歳欄 ルース・クラウス)

■*もりのえほん ★★(4歳〜) 安野光雅・・・文字のない、森の絵本。木々の絵の中に動物が隠し絵になっている。探すのも楽しいけれど、ページをめくり終えると、本当に森に行って来たような気になるのも素敵。子も動物探しが好き(4.1)
森のはるなつあきふゆ―オシギッパのもりでみつけた (えほんはともだち) (ポ2〜5歳) 岸田衿子文・・・オシギッパの森の四季を詩にしたような文章に、森の絵。大人も鑑賞できるような文章だけれど、きのこの絵などもあって、子もなかなか好き(4.2)

森山京の絵本 ※6歳欄・7歳欄にもあり
おべんともって (偕3,4歳〜)(2,3歳〜) 片山健絵・・・絵は可愛いけれど、内容は残るものがない感じ・・・。子もいまいちみたい。これなら同じ画家の「たのしいふゆごもり」(上記・片山令子欄)の方が断然お勧め(4.2)
いいもの もらった (えほん・こどもとともに) 村上勉絵・・・たぬき世界の昔話みたいな、ふろしきの話。ちょっと古いけれど、文章が読みやすい(3.6)
⇒「三びきのくま」(上記・各国民話) ⇒「おはなしぽっちり」(5歳欄)
⇒「ぞうくんねずみくん」(2歳欄)

モンスター・ベッド―こわいか こわいぞ (3歳〜)・・・人間の子は一人のベッドでモンスターを怖がり、モンスターの子は人間を怖がり・・・。モンスターも「人間なんて本当はいない」と思っていたりして、「パパーッ!」(上記)に似ている。けれど「パパーッ!」の方が断然子どもにも分かりやすいかな。子はいまいち分からなかったような・・・(4.7)
やあ、ともだち! (3,4歳〜)・・・二人の少年(小学生以上)が短いやり取りで友達になる過程? 英語はシンプルでいい出来かと思うけれど、和訳すると台無しだし、翻訳出版したのは意味不明気味(4.4)

やぎたみこの絵本
おはぎちゃん (4歳〜)・・・あかたろうとかの虫版みたい。子のないカナヘビ夫婦が、転がってきたおはぎを子として育てる不思議な話。それが一軒の家の庭や軒下で繰り広げられます。まあまあみたい(4.1)
かめだらけおうこく (こどもプレス) ・・・猫からカメを助けると、カメが一家を竜宮城ならぬ「かめだらけ王国」へ連れて行ってくれる。そこでのつかの間の不思議な時間。母はまあまあかなと思うけれど、子は結構好き(4.10)
ほげちゃん (3歳〜)・・・ぬいぐるみのほげちゃん。一家が出かけた後、な、なんと大変貌。普段の恨みつらみを爆発させ、家を無茶苦茶に荒らそうとする。母も子も面白かった(4.10) ※「ほげちゃんまいごになる」もあり(動物園で迷子に 8.1)
もぐてんさん (キラキラえほん) ・・・庭に現れたもぐらのもぐてんさん。不思議な力を持っていて、一家を小鳥くらいのサイズに変えてくれる。それでつかの間庭で遊ぶお話。まあまあ好きみたい(4.10)
「くうたん」(5.0) 「てんぐのがっこう」「おにぎりがしま」「ぷくみみちゃん」「くらげのりょかん」「まんまるハオちゃん」「おにころちゃんとりゅうのはな」
⇒「ゆうれい回転ずし」(小学中級欄)

やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)(4歳〜) やなせたかし・・・犬に育てられた優しいライオンなのに、檻から出て人間に射撃される。ユーモアのないただ悲しい、ちょっと道徳的な話で、幼児向けに作られたこういう話は個人的に悪趣味だと思えて好きじゃない(3.10)

矢玉四郎のあいうえほん
@どかんねこ(4.10)
A*ながいいぬのかいかた★ 絶版・・・なが〜い犬の飼い方。どんなに長いかの説明があって、その後飼うにあたっての注意点。ナンセンスに面白くて子も気に入った(4.9)
□Bしりとりえんそく ・・・しりとりになっている言葉を使った3行詩が続く。ナンセンスで面白いけれど、小学生〜かな。
Cあっちむいてほいぞう★・・・本と一緒にあっちむいてほいを楽しむ作り。好きらしくて何度も(4.10)
□Dなりたいじんじゃ★★・・・いろんな「なりたい」をかなえる神社。ビルになりたいサルとか・・・。かなり好きで、神社やおばけ屋敷で遊び尽くして、相手をするのに疲れてくるくらい・・・(4.10)

やなぎむらのおはなし(こ3歳〜) カズコ・G・ストーン・・・虫たちで構成される、小さな小さな村の物語。小さな絵が好きならはまるかも!? 素人っぽい丁寧なイラストで、なじみのキャラなどが出てくるのは楽しい。ストーリーもものによっては楽しいのだけれど、固有名詞がしつこいくらい連続して出てきて、読んでいてかなりうっとうしい!。
@サラダとまほうのおみせ ・・・やなぎむらに出来たモナックさんのお店(4.8)
Aほたるホテル (4.10) Bきんいろあらし(4.8) Cふわふわふとん
↓やなぎむらメンバーも出てくる、近くの村の物語:
Dしげみむら おいしいむら (4.8)  Eしのだけむらのやぶがっこう(七夕 4.8) Fみずくさむらとみずべむら(いまいち 4.6) Gくぬぎむらのレストラン Hくさむらむらのおつきみまつり(4.8)

山下明生(文)の本 ※5歳欄・6歳欄・7歳欄にもあり
ちょっとそこまでぱんかいに (創作えほん) ・・・おつかいを頼まれたパンを買いに、補助輪が外れたばかりの自転車で。自転車は海も渡り、空も飛び・・・。地味だけれど、男の子は好きかも?(3.7)
みんなでうみへいきました (えほんはともだち) 梶山俊夫絵・・・動物の子たちみんなで、海賊になろうと列になって海に行きました。リズミカルな文章が楽しい絵本(6.5)
⇒「ねずみの7つ子シリーズ」(3歳欄)

やまねのネンネ  どいかや・・・夢と現実が同時進行して、ちょっと子には分かりにくいよう(4.4)

やまんばのむすめまゆのおはなし (こ3歳〜) 富安陽子・降矢奈々・・・童話「やまんば山のモッコたち」をベースにした絵本。子はなぜかいまいちみたい。
@*まゆとおに ・・・一見可愛い女の子なのに、力持ちのやまんば娘、まゆと、まゆを食べようとした鬼の話。可笑しい。けれど子はいまいちみたい(3.11)
Bまゆとりゅう(これはいまいち 3.2 4.0) Cまゆとうりんこ(4.0) Dまゆとおおきなケーキ(3.11) Aまゆとブカブカブー(絵本化されていない 4.0)

ゆき ユリ・シュルヴィッツ・・・雪が降る日、男の子が雪を楽しむ、静かなお話。母のほうが好き(4.2)
ゆきのよる (絵本・ちいさななかまたち) (童3歳〜) 二俣英五郎・・・手作り感のある小さな絵本。手袋を家内生産しているおじいちゃん、居眠りしているうちに孫と動物達で代わりに作っておきました、という内容。いまいちだったみたい(4.4)
**よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) (4歳〜) ユリ・シュルヴィッツ・・・湖畔で迎える夜明け。素敵な絵本だけれど、子には格調高いか、いまいちみたい(4.6)
ようちえんっていうところ ・・・初めて男の子が幼稚園に行った日の、小屋で待つ家畜たちの話。子より母に楽しかった。子はまずまず(3.9)

よくばりすぎたねこ(4,5歳〜) ★ さとうわきこ
よくばりすぎたねこ (わたしのえほん)・・・ひよこをゲットしたねこ、考えて考えて、養殖して増やして食べればいいんだ!と、せっせと餌やり。そして・・・。結末に親子でゲラゲラ笑った(4.4)
またよくばりすぎたねこ・・・卵をゲットしたねこ、考えて、大量に卵をゲットできる装置を考案。朝には大量の卵を手にして、後は孵化させて・・・。今回の結末はちょっとびっくりで可愛い(4.4)

よじはん よじはん (世界傑作絵本シリーズ・韓国の絵本) (3歳〜)・・・古い時代の韓国、お隣に家に時間を聞きに言った女の子、いろいろ寄り道をして、だいぶ経って家に戻ってお母さんに伝える。「4時半だって」。祖母世代(?)のほうが好きかな?(4.1)

ラッセル&リリアン・ホーバンの絵本 ※7歳欄にもあり
むしゃくしゃかぞく ★ ・・・石を食べてつまらなそうに暮らすむしゃくしゃ家族、ある日の出来事をきっかけに、にこにこ家族に。妙に好き(4.6)
⇒「フランシスシリーズ」(上記)

*****ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本) (4歳〜) マレーク・ベロニカ・・・1965年。世界一弱虫な男の子、ラチがちびっこライオンの手を借りて、だんだん強くなるお話。女の子版(不潔な女の子が、可愛くなるお話)は「もしゃもしゃちゃん」で、うちの女の子はこちらのほうが好きかな。「弱虫」とか「不潔」とか、最近の絵本ではあまり見かけないテーマなのだけれど、ポップな絵のせいか、なにかしら新鮮で可愛い(4.0) キャラクターグッズもいろいろ出ている。

ラーバンとアンナちゃんのえほん・・・スウェーデンの人気作家、インゲル&ラッセ・サンドベリ夫婦の作品中、特に人気のあるアンナちゃんシリーズ、おばけのラーバンシリーズからの3冊。ほんの一部のようで、これだけではいまいち魅力が伝わってこなくて残念。
□@ラーバンとラボリーナのクリスマス・・・スウェーデンのクリスマスはあまり馴染みがなくて、特に子どもには分からない部分が多そう(4.11)
Aラーバンとラボリーナの「はぁい、いますぐ」・・・お風呂に入りなさいといわれても、「はぁいいますぐ」と言いながら遊び続け、どんどん汚れていくラーバン兄妹。3冊の中で一番好きみたい(4.11)
Bアンナちゃん、なにがみえた? ・・・すごくのっぽのおじさんの帽子の上から見えたもの(4.11)

ラムチャプッチャ ますだゆうこ
@*ラムチャプッチャ ・・・子ども達に大人気と聞いていた絵本。くいしんぼうの腹ペコ魚ラムチャプッチャが川を流れてきた桃、メロン、スイカを飲み込んだら、それは実はももたろうを始めとするキャラ3人だった。おわびに3人を海に連れて行くラムチャプッチャ。うちの子も妙に気に入った(4.3)
□Aそらとぶラムチャプッチャ・・・3人とラムチャプッチャは一緒に旅をしていた。そして海賊にさらわれたいるかを救出するのでした。これは5歳くらい向きかな?(4.3)

リゼッテ★ カタリーナ・ヴァルクス・・・アヒルかなにかよく分からないリゼッテの日常。ストーリーもちゃんとあって、ほのぼのしている中に妙におしゃれさもある。子も好き。
リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう ・・・片方だけの靴下を拾ったリゼッテの話(4.3)
リゼッテとかたつむりのうばぐるま ★★・・・かたつむりとてんとうむしのマリー、象のポポフとリゼッテと乳母車の話。妙に好きで毎日読んでいる(4.3)
※同作者の「トトシュ」シリーズでは「トトシュとマリーとたんすのおうち」「コートかけになったトトシュ」があり、「トトシュとマリーと〜」にはてんとうむしのマリーが登場。

リーラちゃんとすいか ・・・インドを舞台にした古い絵本(1976初版)。すいかの種を飲み込んで、お腹にスイカが出来ると思い込んだリーラちゃんの話。絵が思い切りインドちっく。子はいまいちみたい(4.11)
りんごがひとつ (えほん・ハートランド) (3歳〜)・・・この面白さ(+人情)は是非4歳以降になって、ちゃんと分かるようになってから読みたい(2.7) ⇒分かるようにはなっていた、かな。けれど4歳児にはちょっと物足りなくもあったみたい(4.10)

りんちゃんとあおくん 「くまのがっこう」(上記)コンビ・・・これも「くまのがっこう」と同じく、絵は可愛いのだけれど、内容はあまりない。
@りんちゃんとあおくん ・・・友達にしてライバルの二人(4.3)
Aりんちゃんとあおくんのレストラン・・・これは好きみたい(4.4)
Bりんちゃんとあおくんとおでかけ・・・二人に恋の予感?(4.3)

レオ=レオニの絵本 ※5歳欄・7歳欄にもあり
*****あおくんときいろちゃん (4歳〜) ⇒2歳欄
いろいろ1ねん ・・・2匹のねずみと木の1年。日本にあまり合っていないような・・・内容もいまいちかも。子もあまり見ないし聞かない(2.7)
うさぎをつくろう―ほんものになったうさぎのはなし(4歳〜)・・・読み終わると切ないような、じーんとくる感じ。なのに大人の目を意識している感は一切なく、稀な逸品だと思った。母のお気に入り。子もそれなりに好き(2.4)
ひとあしひとあし―なんでもはかれるしゃくとりむしのはなし・・・妙に好き(2.5) ⇒今はそうでもない(4.4)
□「ぼくのだ!わたしのよ!」(4.11) 「びっくりたまご」(4.11)

ロバート・ブライトの絵本
げんきなグレゴリー (3歳〜)・・・元気も元気、強くて調子者のグレゴリーとおばあちゃんの話。子には不評(4.4)
⇒「あかいかさ」(2歳欄) 「おばけのジョージー」(5歳欄)

ロブ・ルイスの絵本
ちいさなひつじフリスカ (4歳〜)・・・一人育たず小さいままの羊、フリスカ。みんなにからかわれ、大きくなりたくてあれこれやってもみる。そんなある日、オオカミがやってくる。小さくて気がつかれないフリスカ、勇気を出してオオカミを退治。こういうバカにされていたけれど、なにかに成功して仲間に受け入れられる、という系統の話を個人的には好きじゃない。子はそれなりみたい。絵はとても素敵(4.5)
はじめてのふゆ (4歳〜)・・・小さな動物のヘンリエッタは赤ちゃんの時にお母さんを亡くして一人で暮らしている。初めて迎える冬、みんなに教えてもらって冬ごもりの準備に食料を集めるのだけれど、その度に失ってしまい・・・。まあまあ好きみたい(4.2)
⇒「と・も・だ・ち」(6歳欄) ⇒「おじいちゃんだいすき」(7歳欄)

わすれんぼ・ちびくん ・・・起きると自分の名前も好みも忘れていた犬のちびくん。皆に自分のことを聞いて回り・・・。ストーリーを聞いて想像していたより、かなり面白くなかった(3.5)
わたしのかわいいめんどり (ほるぷ海外秀作絵本)(4歳〜) プロベンセン夫妻・岸田衿子訳・・・1973年作品だけれど、クラシカルでありながら新しくて可愛い絵。ちょっと分かりにくくて、コレクション向きなような絵本(5.0)
わたしはバレリーナ★★ ・・・バレリーナを夢見る女の子が、小物をつけて鏡の前でバレーのポーズをとる、単純な絵本。面白いか疑問だったのだけれど、子は起き上がっては同じようなポーズをとるので、母子とも大いに楽しめた(4.0)

渡辺有一の絵本 ※7歳欄にもあり
さむがりやのねこ (4歳〜)・・・北国の寒がりやの猫が・・・。普通なら死んでいるような目に遭うので、母は痛々しくて好きになれない。子もいまいちみたい(3.5)
ねこのはなびや (えほんあらかると) (4歳〜)・・・威勢のいい猫の花火師たちが、夜の川で花火を競う。まあまあみたい(3.10)
ペンギンやまのアイスホテル (えほんだいすき) ★・・・暑い暑いと文句ばかりのブタ一家、今日はペンギン山のアイスホテルに宿泊。ところが予想を超える涼しさで・・・。寒そう〜に読んだら受けた。小学生にでも受けそう(4.9)
ふうせんクジラ (創作絵本シリーズ) (4〜6歳)・・・風船を大量に口に入れ、空に浮かんでしまったくじら。やがてゆっくり地上に降りてくる。人々がパレードして鯨を海に戻す。まあまあみたい(4.3)
まいごのペンギンだるま (絵本のおくりもの) ・・・南極でペンギンの作った雪だるまが迷子になって流されてくる。南極って? 氷のあるところ? 冷蔵庫とかに連れて行き、やがてペンギン達が迎えに来る。好きみたい(4.0)
⇒「ごあいさつごあいさつ」「ねこざかな」(3歳欄)

ワニくんシリーズ ★ みやざきひろかず・・・文字数は少なくて、絵から読み取るシリーズ。ちょっと微妙な心理をついていて、4歳半からが反応がいい。DEは6歳〜くらいかも。
@*ワニくんのおおきなあし ・・・大きすぎる足のせいでとんでもない目に遭ってばかり。大人は「個性重視の本」という読み方をするけれど、子は単純に好きみたい(4.9)
Aワニくんのめざましどけい (4.6) Bワニくんのレインコート(4.6)  Cワニくんとかわいい木(4.4) □Dワニくんのなが〜いよる(4.6) □Eワニくんのえにっき(4.7)  Fワニくんのひるねの木(5.0) Gワニくんのむかしばなし(4.6) Hワニくんのイス(4.4) IワニくんのTシャツ(4.4)  □ワニくんのふしぎなよる ワニくんのアップルパイ(妙に好き 4.6)

わんぱくだんシリーズ ★★(4,5歳〜) 上野与志他・末崎茂樹・・・3人寄れば、「わんぱく団」。5歳くらい?の男の子2人(けん・ひろし)と女の子1人(くみ)。いつの間にか不思議な世界に入り込んでいて、気がつけばまた元の世界に戻っている、というシリーズ。「夢だったのかしら?」「夢じゃないわ。ほら」というやり取りを子は日常生活に持ち込んだ。ちょっとノスタルジック。3人で火遊び(?)などするのがちょっと気になるけれど。
@わんぱくだんのかくれんぼ(5歳〜)(3.10) Aわんぱくだんのたからじま(3.10) ■Bわんぱくだんのロボットランド★(3.8)
*Cわんぱくだんの はしれ!いちばんぼし ・・・公園に置かれたSL、乗ってみると動き出し、空に飛び立つ(3.9)
Dわんぱくだんのかいていたんけん(3.9) ■Eわんぱくだんのゆきまつり(3.9) ■Fわんぱくだんのおばけやしき★(3.9) Gわんぱくだんのはらっぱジャングル(3.10) Hわんぱくだんのにんじゃごっこ★(3.10) ■Iわんぱくだんのきょうりゅうたんけん(3.9) □Jわんぱくだんのクリスマス(サンタを信じない?の類の話で、母的には好きじゃない 4.1) Kわんぱくだんのガリバーランド(3.10) Lわんぱくだんのなつまつり(3.8) Mわんぱくだんのスナバさばく(3.9) Nわんぱくだんのペンギンランド(4.3) Oわんぱくだんのどんぐりまつり(5.2) Pわんぱくだんのどろんこおうこく(6.8) Qわんぱくだんのまほうのじゅうたん(6.8)

わんぱくちびくんシリーズ インゲル&ラッセ・サンドベルイ
@わんぱくちびくんおてつだい
Aわんぱくちびくんみてみて ・・・特になんていうことのない・・・(6.5)

⇒5歳〜

○科学・他
福音館のががくのほん(4歳〜) ※5歳欄・7歳欄・小学中級欄にもあり
こいぬがうまれるよ ・・・科学の本というより、写真の素敵な物語絵本。子犬が産まれて、お母さん犬はへその緒を噛みちぎり、目も耳もまだ開いていない子犬はおっぱいを飲み・・・。母にも驚きで、新鮮で、素敵な絵本だった。子も気に入った(4.4)
□**どうぶつえんガイド―よんでたのしい!いってたのしい! あべ弘士・・・いろんな動物についての、ちょっと冗談も交えた説明。自分で文字を読めるようになってから読むのによさそう。
どうぶつえんのどうぶつあんない (3歳〜)・・・いろんな動物についての豆知識。余程の動物好きじゃないと、本で見せられても退屈かも・・・。
夏の虫 夏の花―645種の身近な生きものの世界・・・精密な絵の夏の虫(と、植物)の図鑑。4歳にぴったりな感じ。結構好き(3.9)
□「冬の虫 冬の自然」・・・これは図鑑というより、冬の物語絵本。冬には見かけない虫だけれど、土や木や茂みで冬を越し、命をつないでいるのだなあと、母にはとてもためになった。実際に子と二人で木の根元を探してみたら、ダンゴムシとかごろごろ出てきて、前より虫に親近感?がもてた(4.1)
ぼくのロボット大旅行 ⇒5歳欄・松岡達英の科学絵本
「あなたがうまれたひ」
「おんなのこってなあに?おとこのこってなあに?」(2歳〜)・・・男女の裸の写真などつきで、「はじめてであう性の本」。こういうのは、入浴時など家庭の中で普通に分かると思うし、本で読むセンスはよく分からず、読まなかった(4.7)
「どうぐはなくても」 ビアンキ文・・・人間は道具を使って家を作る。鳥の家(巣)作りはどうなっているのか? 鳥にインタビューして回る作りで面白い。子はいまいちみたい(4.10)

かがくのとも傑作集 どきどきしぜん(4歳〜) ※5歳欄にもあり
アリからみると ・・・アリから見た、草や虫の写真。母のほうが好き(3.9)
これはなみだ? 長新太文・・・葉っぱに落ちた、これは涙? いいえ、花の蜜。それを蟻がなめつくすまでの写真絵本(4.5)
さくら 長谷川摂子文・・・これは逸品! 桜を興味を持って、前より細かく見られるようになるだけじゃなく、生きることについても示されていて、母は読んでいて感涙。母が手元においておきたくなった(4.5)
□*ざりがに ・・・ざりがにの生態(4.7)
□****しっぽのはたらき 藪内正幸絵・・・いろんな動物の尻尾の働き(4.4)
すみれとあり ・・・題名どおり、すみれと蟻の絵本(3.9)
だれだかわかるかい?―むしのかお ・・・いろんな虫が、誰だか分かるかい?とか話しかけてくる。子がいろいろ返事しながら聞いていて、面白い(3.10)
どうぶつえんのおいしゃさん ★・・・動物園のお医者さんの仕事風景。いろんな動物のいろんな病気などをどうするか。興味深かったみたい(4.8)
トマトのひみつ ・・・トマトの秘密(虫の嫌いな匂いを出している)を、蜘蛛とのからみで話しかけてくる。まあまあみたい(4.7)
なのはなみつけた ・・・春に咲く菜の花のこと(4.7)
にわやこうえんにくるとり (日本の野鳥) 絶版 薮内正幸絵・・・その名の通りの鳥たち(3.9)
***ふゆめ がっしょうだん (5,6歳〜) 長新太文・・・冬芽が1pに1つ。それが顔に見える。探してみたくなった(5.1)
ぼく、あぶらぜみ ⇒下記・得田之久シリーズ
みずたまレンズ・・・雨水の粒が自然界の中でレンズになっている写真の数々。母も、もっと自然に目を凝らしてみようと思わされた(4.2)
みずのなかのちいさなせかい (かがくのとも傑作集 9) ・・・プランクトンとかが出てくる、水中入門。いまいちみたい(4.9)
■********みんなうんち ⇒1歳欄
みんなおなじでもみんなちがう・・・貝殻、種、梅干etc.同じものがずらり並んだ写真(3.8)
むしたちのさくせん 得田之久絵・・・かくれんぼ作戦etc.虫たちの生き残り作戦(4.5)

得田之久シリーズ
ぼく、あぶらぜみ ・・・せみの一生を自己紹介形式で。羽化はよく絵本であるけれど、卵のところからというのがあまりなくて、興味深い。お勧め!(3.9)
ぼく、だんごむし  ・・・これはそんなに目新しくもなかった(3.10)
「わたし、くわがた」・・・これも興味深い内容!(3.10)

かがくのとも傑作集 わくわくにんげん(4歳〜) ※5歳欄にもあり
おてだまのたね―秋田・向陽幼稚園の実践記録より ・・・おばあさんから贈られた、88個のお手玉。お手玉でここまで広がるお話が素敵で、しかも実話というからますます素敵。物語としても完成されている。子も気になるみたい(4.2)
せみとりめいじん (かがくのとも傑作集) ★・・・名人はあみは手作りするし、カゴなんて使わない! せみとり名人の男の子の手ほどき。母にも勉強になった。蝉捕りに出かけたくなる。実際に4歳の夏はこのやり方で蝉捕り三昧した(3.9)
せんせい (かがくのとも傑作集) 長新太絵・・・いろんな顔を持つ先生のこと(3.9)
はしるはしるとっきゅうれっしゃ (4歳〜)
***はははのはなし 加古里子・・・虫歯の話。「かこさとし・からだの本 むしばミュータンスのぼうけん」(下記)のほうが断然いいかな。古い(4.6)
ばばばあちゃんのおりょうりシリーズ ⇒下記・一般
平野レミのおりょうりブック―ひも ほうちょうも つかわない・・・日も包丁も使わない、「卵ご飯」とかの料理ブック。”平野レミの”というので期待するほどじゃなく、あまりお手伝いもしてこなかった子の楽しい簡単料理という感じ。いまいち(4.10)
□***ぼくのぱん わたしのぱん 神沢利子・林明子・・・家庭でパン作り。なにも本で読まなくても、実際作ってみるほうが・・・と思う。古いし(4.9)
わたしのあかちゃん ・・・赤ちゃんが生まれてからの4日間をお母さんが語る。最後は「うまれてきてくれてありがとう」。子はこそばゆく嬉しいみたい(4.2)

かがくのとも傑作集 わいわいあそび(4歳〜)
あそぼうあそぼうおとうさん★ 浜田桂子・・・お父さんと体一つでできる、少し乱暴なくらいの遊びの数々。イラストも古いけれど楽しそうで、「やりたい」と言いながら見ています。うちは『ホットケーキ』が特に好き(3.1) 
あそぼうあそぼうおかあさん 浜田桂子・・・これは少し地味。でもいろんな遊びができることに驚かされます。エプロンなど使った遊び(3.1)
****およぐ なかのひろたか・・・さあ、プールで泳いでみよう!の、簡単な入門書(4.8)
かみコップでつくろう ★・・・紙コップで作れる作品集。比較的簡単で、子も楽しんで作った(4.9)
□**かみひこうき 小林実・林明子・・・1973年。いろんな紙飛行機の折り方と飛び方。母も子どもの頃これで色々な折り方を試していたのを覚えている。5,6歳ででも是非自分から試して欲しい(4.9) ⇒再6
ここんぷいぷい―創作ことばあそび絵本
たたんで むすんで ぬのあそび(かがくのとも傑作集) ★・・・いろんな大きさの布を使った遊び集。ハンカチでバナナ、バンダナで赤ずきんちゃんなど。簡単で、子もやってみている(3.9)
やさいでぺったん ・・・野菜の切れ端をスタンプにして絵を作成。子も「切れ端ちょうだい」とやってみていた(4.9)

おおきなかがくシリーズ・・・実物大写真のページもあって、親しみやすい内容。
@つのとはさみ(4.9) Aぼくはざりがに(4.8) □Bきょうりゅうのおおきさ(4.0) Cこのはなだれの?(4.0) Dゴーゴーはしごしゃ Eぞうのひめちゃん(4.0)  Fかばががばー(4.0) Gころころパンダ Hねことライオンにてる?にてない? (6.4) 以下続刊

フレーベル館だいすきしぜん・・・カラーの写真満載で、好き。
■どうぶつ: かば★(3.5) うさぎ★(4.5) パンダ★(3.0) ひよこ★(3.0) らっこ(3.1) すずめ★(3.0)
むし: @てんとうむし Aだんごむし(3.1) ばった くわがたむし かぶとむし とんぼ
みずのいきもの: やどかり  かえる(3.1) かめ★(3.1) ざりがに★(3.5)
しょくぶつ: たんぽぽ きのこ くだもののはな やさいのはな あさがお き
たべもの: □うめぼし(作り方 4.9) だいず・みそ・しょうゆ ぶどう (4.5) バナナ  □とうもろこし(4.7) いも
かがく: かげ かがみ★★(付録で紙のミラーがついていて、それでいろいろ遊べる。子は「この本すごい!」と絶賛。気に入っている 5.2)

親と子の写真絵本 ★ 全10巻・・・写真の絵本。写真と文章のつながり具合は・・・まあまあかな。動物の子どもの写真がいっぱいなので、子は好き。
Cコウテイペンギンのおやこ・・・これは写真と文章のつながりもよくて、いい出来(4.2)
他 @タテゴトアザラシのおやこ★(4.1) Aウリボウなかよしだいかぞく(4.1) Bキタキツネのあかちゃん★★(4.1) Dぽっかぽかだいすきおさるさん(4.2) □Eマナティーはやさしいともだち(4.2) Fニーハオ!ふたごのパンダ(3.11) □Gあおいうみのイルカたち(4.3) □Hコアホウドリはかぜとともだち(4.2) □Iこおりのくにのシロクマおやこ(4.8)

こどものずかんmio★ ・・・どれも楽しい作りで、4歳前後の子どもにでも十分楽しめる趣向。うちの子はAHIあたりが特に好き。
@むし(3.10) Aどうぶつ★(3.11) Bかわ・いけのいきもの(4.0) Cうみのいきもの(3.11) Dとり(4.0) Eきょうりゅう(3.10) Fくさばな・き(これはいまいち 4.5) Gいきもののかいかた Hひとのからだ★(3.11) Iたべもの★★★(見開きのページがスーパーマーケットになっていて、これを使って買い物をするごっこ遊びがすごい好き 4.0) Jやさい・くだもの(3.11) Kきせつとしぜん(4.1)

21世紀こども百科
「21世紀こども百科」・・・ページ数は500P弱、値段は5000円。カラーの子供用辞典で、だいたい1つのテーマに2Pのつくり。これ一冊で小学校で習うくらいのことは網羅しているのかな? 4歳でも興味のありそうなページは大好きで、よくめくって見ている。一冊あるといいかも。
「21世紀こども百科大図解」「21世紀こども百科科学館」「21世紀こども百科歴史館」「21世紀こども百科宇宙館」「21世紀こども百科しごと館」「21世紀こども百科もののはじまり館」「21世紀こども百科たべもの館」「21世紀こども百科恐竜館」「21世紀こども百科地球環境館」「21世紀こども英語館」「21世紀こども地図館」「21世紀こども人物館」「世界の国ぐに探検大図鑑」

やさしいからだのえほん
@からだのなかはどうなってるの?・・・骨、血、肺、食べ物の通り道などの、一通りの簡単な説明を質問形式で。ちょっと型どおりすぎて、絵本というより「勉強」、「病院の子供向けパンフレット」って感がある(4.8)
Aうんちはどうしてでるの?・・・@に同じ(4.8)
Bほねはどうしてかたいの?・・・これは分かりやすい(4.8)
Cむしばはどうしてできるの?・・・これも分かりやすく歯のお勉強(4.9)
□Dちはどうしてながれてるの?・・・心臓や血液、肺の話で小学生以上向きかも(4.9)

かこさとし・からだの本 ★(童3歳〜)(4歳〜) 全10巻・・・絵はかなり古い。けれど子供には古さなど関係ないようで、興味津々。内容は分かりやすく、楽しく書かれていて、逸品。ただものじゃない加古里子。ただC以降は5,6歳〜向きかな?
@あなたのおへそ・・・おへそについて。人間は卵で生まれず、お母さんのお腹で育ってから生まれるということがよく分かる。ただ胎児は寝ているだけでなにも分かっていないという記述が、昔の考えだけれど。へその緒を見せて読みました。命のつながりにも気づかされたみたい(4.5)
Aたべもののたび★・・・食べたものが胃と小腸を通って栄養になり、最後には便になるまで。栄養が「りんごが手にしたバッグ」などで表わされていたりして、とても分かりやすい! 子も「そうなのかあ」(4.4)
**Bむしばミュータンスのぼうけん ・・・虫歯菌からの、甘いものを食べて歯もあまり磨かず、歯医者にも行かないでいることを勧める手紙。虫歯になる原因が楽しく分かりやすく書かれながら、子は虫歯菌を憎むようになるという、とてもよくできた絵本。子も虫歯菌に大いに反発しながら読んだ(4.4)
Cあかしろあおいち・・・血液のこと。これは5,6歳〜向きな感じ。
Dはしれますかとべますか
Eてとてとゆびと・・・手指の働きから、人類の進歩まで。5歳からがいいかも(4.6)
Fあがりめさがりめだいじなめ・・・目のこと。心のこと。5,6歳〜向きな感じ。
Gほねはおれますくだけます・・・5歳くらいからにいいかも。骨無しでも、硬い殻でもない、骨というものを獲得した人間について分かる(4.5)
Hすってはいてよいくうき・・・これも5歳前後から? 肺のことや環境問題まで(4.5)
Iわたしののうとあなたのこころ・・・これは6歳前後からかな(4.7)
⇒かこさとし・「かがくのほん」「こころのえほん」「からだとこころのえほん」「たべものえほん」(5歳欄) 「ほしのほん」「自然のしくみ大地のちからえほん」(6歳欄) 「大自然のふしぎえほん」(小学中級欄)

びじゅつのゆうえんちシリーズ(4歳〜) 福音館書店
まるをさがして ・・・画家によって描かれた色々な丸の絵が、1見開きに1つ。いろんな不思議な円。子はいまいちみたいだけれど、こういうのも鑑賞するのはいいなと思う(4.2)
かいぶつぞろぞろ―絵にみるたし算のいきもの
他 @へんてこへんてこ 「ふわふわなあに」「うふふの動物たち」「うごく浮世絵!?」「美術たんけん隊 天才ピカソのひみつ」「夜の音楽美術館」「私をスケッチにつれてって」「きこえるきこえるえのおとえのこえ」「くうきのかお」「絵のあるまちバルセロナ」

他 科学・知識など
あかちゃんてね ・・・赤ちゃんの一ヶ月毎の写真。お姉ちゃんになった子が、1年でどんなに大きくなるかを語るのだけれど、子ども口調で読みにくい。記録写真も、親にとっては楽しいものだろうけれど、作る側が期待しているだろうほどは伝わってこず、いまいち。昆虫の観察日記の赤ちゃん版のよう(4.4)
う・ん・ち ・・・興味深いうんち情報がないではないけれど、やめて欲しい! リアルな生々しいいろんな動物のうんちの絵が満載で、ページをめくるために触るのさえ気持ち悪くなるような・・・。うんちの写真は結構です・・・。子は嫌いじゃないけど(5.4)
うんちのちから (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ) (2歳〜)・・・いろんな動物のうんちのいろいろが分かる本。まあまあみたい(4.5)
きみだれ? ・・・生き物写真集。一部が映って、「きみだれ?」「ぼくはね」と、全身写真。思いがけない生き物だったりして、リアクションしつつ読むと楽しい(4.4)
ちいさな ピョン (講談社の創作絵本) ・・・CGも使われている感じのイラスト。小さなカエルが自分が何ガエルなのかを探るお話。ストーリーのある、蛙のちょっとした科学もののよう(5.6)
はやい‐おそい、たかい‐ひくい―はんたいのほん ピーター・スピア・・・反対語の絵本。元々英語の本なので、反対言葉を覚えるのにはちょっと不自然な感じも(3.10)

工作
えかきうた まるかいてちょん★★ ・・・母には懐かしい絵書きうたの数々。こういうのは、小学生になってから友達とするものだと思う。幼児のうちからすると、絵に夢がなくなりそう・・・。でもうちでは、二人で描いて、子の絵に「これは○○か!?」と、下手さにオーバーアクションする遊びで大笑いしながら何通りかやった。楽しめた。子も大好き(4.3)
創造力でおるおりがみえほんシリーズ 「どうぶつ」・・・簡単な折り紙で、作り方を見ながら折る入門にぴったりかな。目のシール付き(4.1) 「きょうりゅう」「むし」もあり
伝承おりがみ・伝承あやとり ・・・オーソドックスな折り紙・あやとりの本。「あやとり」の方は、大人にでも分かりづらい(4.2)

五味太郎 ゲーム・ブック 全6巻・・・数字を読めないとダメだったりと、難しすぎるページもあるけれど、ちょうどの難易度のページもあるゲームブック。迷路や間違い探しなど。@は3歳後半でも何とか(4歳0ヶ月でジャストでした) Aは4歳後半、Bからは5歳以降かな? 好き。⇒5歳半、全体的に丁度いい感じのレベルです。
@さがしてみよう みつけてみよう★(3.8 4.0) Aかぞえてみよう くらべてみよう(3.8 4.6) Bためしてみよう かんがえてみよう(3.8 4.6) Cかんがえるのは たのしいね(5.5) Dこたえいろいろ すてきだね Eうまくできると うれしいね

⇒5歳〜
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