頭部は黒褐色で背面は暗緑色、脚は黄色~オレンジで固体によっては先端が青くなる。曳航肢は赤みを帯びる。触角は青~黒。トビズムカデよりも小型で体形もスマート。
トビズムカデとは棲息場所が完全に同じであり、共にオオムカデ(S. s. subspinipes)の亜種とされていたが、現在はオオムカデとは別の独立種となっている。また、日本固有種と言われているが、ラオスなど海外にも棲息しているらしい。
トビズとの違いは、最終歩肢の第1ふ節の刺を欠くこと、曳航肢の刺の生え方など。(別ページを参照)
参考:Siriwut W, Edgecombe GD, Sutcharit C, Panha S (2015) The Centipede Genus Scolopendra in Mainland Southeast Asia: Molecular Phylogenetics, Geometric Morphometrics and External Morphology as Tools for Species Delimitation. PLoS ONE 10(8):e0135355. doi:10.1371/journal.pone.0135355
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